今さら聞けない!知ってるフリして実はわかってないメイク用語10コ
みなさん、「シアーな仕上がり」と聞いて、はっきりそのイメージが湧きますか? 美容サイトや雑誌などを参考にするとき、その中で使われている用語がわからず、なんとなくわかったフリをして、スルーしてしまっている方は少なくないと思います。
メイク用語を知らずにいると、うまくメイクができないだけでなく、新しいアイテムを選ぶときにも不便。
「いつも使っているのは、プレストタイプだっけ?」「マットタイプってどんな感じ?」そんな疑問をスッキリするために、意外と知られていないメイク用語を確認していきましょう。
■1:シアーは透明感のある仕上がり
シアー(Sheer)は英語で「布などが透けて見えるほど薄い」という意味。そこから、透明感のある仕上がりを指します。主にファンデーションの仕上がりに使われる用語です。
春夏に向く、ピュアな印象を与える仕上がりです。
■2:マットはラメや光沢感がないこと
ツヤ感を抑えた仕上がりを、マットと言います。ラメや光沢感のないアイテムを使ったメイクです。しっかりカバーでき、美肌に見せることができます。
今年はマットなメイクがトレンドなので、アイシャドウやリップは、ラメや光沢感の少ないものをチョイスしましょう。
■3:ニュアンスカラーは柔らかくやさしい色味
ニュアンスカラーとは、柔らかくやさしいカラーを指します。自然な色味で、肌になじむカラーです。下地やフェイスパウダー、チークなどに使われる用語です。
■4:ローライトは暗いカラーで影を入れること
ローライトはハイライトの反対。暗いカラーをおでこのキワ、フェイスライン、あご、鼻に入れ、影を作って小顔効果を出すシェーディングに使うものです。
ハイライトと合わせて、顔に立体感を出します。
■5:Cゾーンはこめかみから頬骨にかけて
Cゾーンは、こめかみから頬骨にかけてを指します。ここにハイライトを入れると立体感が出て、目を印象的に魅せることができます。のっぺり顔さんは、ぜひCゾーンにハイライトを!
■6:アイホールはまぶたと眉毛の間の骨沿いまで
「アイホールはどこまで?」と思っている方は少なくないのでは? まぶたと眉毛の間にある骨沿いまでのスペースがアイホールです。指で触って確認してみましょう。
■7:インサイドラインは粘膜寄りに入れること
目を大きくはっきりさせるための、アイラインの入れ方です。まつ毛の生え際よりも粘膜寄りに入れます。
ドライアイや目の病気の原因にもなるので、目元用のクレンジングでしっかり落とし、インサイドラインお休み日を作ることが重要です。
■8:ローリングはまつ毛を巻き上げてマスカラを塗る
マスカラのつけ方を言います。マスカラのコイルでまつ毛を巻き上げるようにし、マスカラをつけることを指します。手首を回転させながらつけるのがコツ。
■9:プレストタイプは固形を指す
押し固められた固形タイプのことを言います。固められていないものは、パウダータイプです。
■10:コントロールカラーは肌の色補正アイテム
ファンデーションの前に使うもの。グリーン系のカラーで肌の赤みを消したり、イエロー系でくすみを隠したり、ピンク系で顔色をよくするなど、肌のトーンを補整するアイテムです。
意外とよく理解していなかった用語があったのではないでしょうか。用語を知っていれば、メイクの仕方がよりわかりやすくなるはず。知らないメイク用語はスルーせず、ぜひ確認するようにしてみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:継田理恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。