白シャツの正解メイク|エレガントな装いを格上げするトレンドメイク【美的GRAND】
大人に必要な清潔感と透明感を瞬時に与えてくれる白シャツ。往年の女優も愛したエレガントアイテムを自信をもって着こなすための、アイテム選びとメイク法を考えました。
大人の肌を輝かせる
色香エレガントな白シャツ×メイクのバランス学
女らしさを生き生きと楽しむ現代的な女性の美意識で進化したエレガンスを演出
細部まで美しいシルエットを追求したクチュールライクな白シャツは、往年の女優も愛したエレガントアイテム。だからこそ意識したいのが、脱・クラシカルな軽やかさ。メイクも着こなしも流行感と透明感がキーワードです。
ドレスにも用いられるリッチなシルク×透け感のあるシルクオーガンジーのシャツが、気品と色香を醸して。
シャツ¥121,000、スカート¥132,000(MIKAKO NAKAMURA 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉) ピアス¥284,900、リング¥599,500(ダミアーニ 銀座タワー)
旬メイクで、生き生きと印象をシフト!
白シャツというタイムレスなアイテムを今の自分らしい「スタイル」に高めるのが、旬メイクというアプローチです。年齢とともに気恥ずかしさを感じていた人も透明感を引き出すメイクとのバランスで自信をもって着こなせるはず。
透明感のある肌にヘルシーな色香を添えて体温のあるエレガンスを表現
凛とした気品、優しさ、明るさ、豊かな魅力を湛たたえた進化形エレガントな白のシャツには、それらすべてを引き出す透明感のある肌作りがマストです。さらに内なる色香をヘルシーに表現するカラーをふわりとのせれば…奥行きのある個性を余すところなく表現できます。
凜とした襟にバルーンスリーブが優雅さを添えたシャツ。モノトーンの装いが、品良く華やいで。
シャツ¥52,800(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉) パンツ¥30,800(エストネーション〈コラム〉) ピアス¥649,000、リング¥302,500(TASAK〈I TASAKI〉) ショルダーバッグ¥204,600(ジミー チュウ)
色香エレガント×白シャツの正解メイク
透明感のある美しい肌と赤系ワントーンメイクで強く華やぐ女らしさを演出
凜としたエレガントシャツをさらに格上げするのは、内側から輝きを放つ濁りのない肌。ラベンダーのメイク下地で濁りを消し、軽やかな装着感ながら緻密に肌悩みをカバーする最新セミマットのファンデーションで、均一美肌を完成させて。そして、眉マスカラ、アイライナー、下まつげのマスカラに赤系アイテムの投入を。さりげない血色感でくすみを消し、美しい白のパワーに負けない華やぎと生命力をもたらします。
使用アイテム
1.赤みが強めの温かみのあるブラウン。
エレガンスコスメティックス エレガンス ファインラスティング ジェルアイライナー BR22 ¥4,180(セット価格)
2.柔らかく引き締める、深みのあるブラウン。
アディクション ザ カラーリキッドアイライナー 002 ¥3,300
3.トリートメント効果に優れた、カシス色のリップバーム。
コスメデコルテ ルージュ デコルテ ティンティドプランパー 05 ¥3,850
4.潤いで満たしながら黄ぐすみを払拭する、パープル系のメイク下地。
ITRIM エレメンタリー エッセンシャルPPクリーム Awafuji SPF45・PA++++ 28g ¥11,000
5.色あせない墨からヒントを得た処方。一日中つけたての美しさが持続するセミマットタイプ。
コスメデコルテ ゼン ウェア フルイド SPF25・PA++ 全18色 30ml ¥6,600
6.くすみ肌をふわっと明るく見せるピーチピンクで、クリームとパウダーのふたつの質感をセット。
THREE ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ 03 ¥4,180
7.ピンク&モーヴ系パレット。暖色系でも腫れまぶたにならず、くすみを払拭して女らしい目元に。
かならぼ フジコ 足しパレ 02 ¥2,090
8.眉毛にハリと柔らかさを演出するバーガンディ色の眉マスカラ。
アンプリチュード アイブロウ カラーマスカラ 04 ¥4,180
9.華やかさを演出する、深みのあるプラム色。下まつ毛に使用。
アディクション ザ マスカラ カラーニュアンス WP 006 ¥4,180
メイク方法
肌の黄ばみを消す4を頬、額を中心に塗布してから、5を両頬、額に指でのばし、フェースライン、生え際に向かってぼかした後、スポンジでフィットさせてベースメイクが完成。
目元は7のピンク(左から2番目)をアイホールに、ブラウン(右から2番目)を二重の幅に。次に1で上まぶたの際は目頭から目尻まで、下まぶたは目尻側1/2に描く。さらに、上まつ毛の隙間を2で埋めて目の輪郭を引き締め、1で引いた下まぶたのラインには、7のモーヴ(いちばん右)を重ねてなじませる。マスカラは、上まつ毛は黒、下まつ毛は4の赤マスカラを使用。眉は赤みブラウンのパウダーで描き、8の赤のアイブロウマスカラで毛を立ち上げるように塗布しフサフサ感を。
チークは6の2色を重ねて使用。頬骨を中心に幅広にのせ、リップは青みローズの3でシアーな艶唇に仕上げて。
『美的GRAND』2022 春号掲載
撮影/石倉和夫(人物)、小池紀行・池田 敦(パイルドライバー/静物) スタイリスト/望月律子(KIND) ヘア&メイク/ AYA(LA DONNA) モデル/大塚まゆか 撮影協力/ PROPS NOW 構成/荒川千佳子、岡本治子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。