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2021.3.25

うつ傾向の解消にサウナがいいってホント?真相を医師に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日々の生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は“サウナ”について。うつ傾向の解消にはサウナがいいって…ホント? 「日本サウナ学会」で代表理事を務め、医学的観点から正しいサウナの入り方を提唱する加藤容崇先生にお話を伺いました。

Q:うつ傾向の解消にサウナがいいってホント?

コロナ禍をきっかけに、これまでにない不安を感じたことはありませんか? ニュースでは若年世代のうつ病率が上がっているという話も耳にし、メンタルヘルスケアの重要性を再認識した人も多いはず。そんな気分の浮き沈みをフラットに整えるには、サウナ習慣がとても有効であると近年は注目されています。実際のところはどうなのでしょうか? この疑問を加藤先生にぶつけてみました。

A:ホント

【サウナ後は水風呂に浸かったほうがいいってホント?】でご紹介した通り、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)の1セットを数回繰り返すことで深いリラックス効果が得られます。なんとなく感じる気だるさが解消されるほか、自律神経が整って気持ちの浮き沈みを安定した状態へ導くことも!」(加藤先生・以下「」内同)

うつの原因は?

「若年世代の発症率が増加しているということで、うつ病について触れておきましょう。

うつの原因には認知能力の低下が関係しています。例えばイラッとする出来事があったとして、認知能力が低下した脳内では何が起きているのか。気分を害したときの感情を言語化して整理することができず、自分の言葉を上手く相手に伝えられないのです。その結果、漠然とモヤモヤした気持ちを抱えたまま日々を過ごしてしまいます。
さらに今はコロナがいつまで続くのかという先の見えない状態が続きますよね。辛抱のときだと自分に言い聞かせたところで状況が良くなることもなく、気持ちのやり場を失くしがちに。これに対して“今は仕方ない”と割り切れている内は良いのですが、精神的に疲れて脳の認知能力が低下し続けるとうつ病の発症リスクは上がります。

モヤモヤとした気持ちを引きずらないように、認知能力が低下しないようにする必要があるのです。そのためには、定期的に脳に刺激を与えることが何より大切なのです」

うつにサウナがいい理由

「認知能力の低下による疾患として、うつ病や認知症が代表例として挙げられます。これらの疾患では脳の周波数の中央値が低下します。脳に何かしらの刺激を与えると周波数の中央値が上昇し、症状の改善に対して大きな効果を得られると考えられます。

認知症の予防として新しい運動を始めたりゲームをすることが良いとされているのも、新鮮な出来事で脳に刺激を与えるのが目的だから。

高温多湿のサウナと水風呂に繰り返し入り、外気浴中に平常時の状態に戻ろうと体がはたらきかける。この、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)の1セットのルーティーンは脳に対して強い刺激を与えてくれるのです」

Point

サウナ→水風呂→外気浴(休憩)の1セットのルーティーンが運動と同様に脳に対してよい刺激を与えてくれる

「疲労を感じている人がサウナに入ると、脳の周波数が正常値に戻るという効能は医学的に認められています。軽度のうつ病を患っている人に対しては、約77%ほどの回復効果があったという報告もありますね。実際のところ脳の周波数の中央値は疲労を感じれば誰しも低下しますが、そこからいかに早くリカバリーできるかが大切!
気持ちがモヤモヤしたり、やる気がなくなると何もしたくないと感じるかと思います。

しかし体を横にして休んでいる状態では、脳に刺激を与えることができません。認知能力を低下させないためにも、脳に刺激を与えて周波数を正常値でキープすることを意識しましょう。サウナはもちろん、運動や新しいことにチャレンジするのも効果的です」

Point

軽度のうつ病を患っている人に対しては、約77%ほどの回復効果があったという報告も

日本サウナ学会 代表理事

加藤容崇先生

日本サウナ学会で代表理事のほか、慶応義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット特任助教、北斗病院で医師も務める。人間が健康で幸せに生きるためには、健康習慣による予防が最高の手段だと言うことに気づき、サウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析することを第二の専門としている。自身も筋金入りの「サウナー」であり、サウナブームを牽引する人物のひとり。著書に『医者が教えるサウナの教科書』(ダイヤモンド社)がある。
サウナ後は水風呂に浸かったほうがいいってホント?真相を医師に直撃!

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文/井上ハナエ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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