幸運体質になりたいなら…漫画『チャンネルはそのまま!』とロクシタンのエルバブランシュ! 連載・薬剤師 津田マリエの“効く”漫画&コスメの処方箋
働く女子は、恋に仕事にプライベートに、悩みやストレスもいっぱい。そんな沈んだ心をものの20〜30分で、スッと軽くくれる漫画をご紹介。この連載は、年間300本以上の作品を読む、薬剤師の津田マリエさんが、悩みや症状に合わせて“心が元気になる漫画とコスメ”を毎回処方。読んで、試して、心も見た目も引き上げちゃいましょう!
(C)佐々木倫子/小学館
チャンスをつかみたい「春」にオススメの漫画
「暖かい日も増え、春の訪れを感じる今日この頃。春から新生活を始める方も多いのでは? そこで、今回は新生活で運をつかむためのヒントになる漫画をご紹介。ローカルテレビ局が舞台なのですが、実際に大泉洋さんを学生時代から起用したテレビ番組『水曜どうでしょう』で全国的に人気を博した、北海道テレビ協力のもと書かれたそう。すでにドラマ化もされているのですが、水曜どうでしょうの面々で制作。それもあってか、こちらもめちゃくちゃ面白い! 漫画と合わせてぜひチェックしていただきたいです」
処方箋No.13
・こんな症状におすすめ
自分のことを運がよくないと思っている。
・処方マンガ
「チャンネルはそのまま!」佐々木倫子(小学館)
・薬効
幸運体質になれるかも!
・副作用
面白すぎて思わずクスッと笑ってしまうので、電車の中で読むと周りの目が気になる。
・何巻まで処方
まずは2巻までと言いたいところですが、全6巻なので一気にどうぞ。独特な面白さにすっかりハマってしまうはず!
・あらすじ
雪丸花子は札幌のローカルテレビ局、北海道☆(ホシ)テレビの新入社員。配属された報道部で、いきなり緊迫の大雨・生中継デビューするが、奇跡のハプニングで視聴者を釘づけに!? 謎の「バカ枠」で採用された花子は、会社のお荷物か、それとも最強のエースか。見逃し厳禁のお仕事コメディー、“放送開始”! ローカルTVお仕事コメディの傑作です。
心にささる!元気になるPOINT
雪丸花子に学ぶ、運をもっている人の正体!?
(C)佐々木倫子/小学館
「報道部の新人・雪丸花子は、優秀な人だけで組織が小さくまとまらないよう、実は「バカ枠」として採用されています。その花子が引き起こすミラクルの数々が本当にすごい! トカゲの取材で撮った映像にたまたま他の事件の容疑者が映り込んだり、初めての報道では川で流されてきた猿を助けるというハプニング映像で視聴者を釘付けに。ちなみに、その日の視聴率はトップ。本人も予期せずミラクルを起こすことが多く、気づかぬうちに功績を立てることも多々あります」
(C)佐々木倫子/小学館
「そう!『バカ枠』花子は運をもっているのです! でもよく考えると、そもそも取材で体を張ってトカゲを捕まえなければ、他の事件の容疑者が映り込むことはなかったし、大雨報道で流されてきた猿を助けなければ視聴率トップもとれなかった。運がいいと言われている人って、実は特別にラッキーとか特殊能力的な強運さがあるわけではなく、チャンスが来たときに行動できる瞬発力がある人なのかも。チャンスがきたときは花子の瞬発力を思い出して、迷わず飛び込んでみて! ミラクルは待っているだけでは起こりませんからね!!」
やっぱり愛嬌って最強!!
「我が身をつぶして『バカ枠』と会社のクッション役となる、通称『バカ係』。花子の同期である山根くんは、真面目で仕事ができるがゆえ、花子の世話係『バカ係』となってしまう。ドジで失敗も多いけれど、とにかく前向きで一生懸命な花子。決して美人とかスタイルがいいとかではないですが、その愛嬌のあるキャラクターで山根くんや周りの人に助けられることも多いのです」
(C)佐々木倫子/小学館
「花子の同期である新人アナウンサーの花枝さんは、番組本番で超集中状態になり、いわゆるゾーンに入ったように周りが見えるという潜在能力を発揮。花子が書いた誤字だらけの原稿を見事に読み切り、ミスをカバー!(周りの人の潜在能力を120%発揮させる、さすがは『バカ枠』)。普段ムスっとして愛想がない人より、ドジで失敗はするけれど愛嬌があって憎めない人のほうが、周りも仕方ないなと手を差し伸べやすいですよね。生きていく上で、やっぱり愛嬌って最強だな!と花子を見ていると思います」
ただ面白いだけじゃない! 硬派なストーリーも見どころ
(C)佐々木倫子/小学館
「普段なかなか知ることのないテレビ局の編成部や技術部、営業部などにフォーカスされた話などがリアルで面白い! コメディータッチなので、クスッと笑ってしまうほど面白く読めますが、キー局との確執やローカル局の現状がとてもリアルに描写されていて、なかなか硬派なストーリーも多く読み応えがあります。編成部や技術部、営業部の花子の同期など周りのキャラもなかなかいい味を出しており、表舞台には出ないけれど、どんな仕事にだってそれぞれの苦労ややりがいがあるなと考えさせられます。個人的には、いつも甘いものを食べていて突拍子もない言動の多い情報部の小倉部長が好きです」
いち早く春を感じる♡ ハッピーを呼び込む、ハーブと花のフレッシュな香り
より幸運体質を目指すなら、幸せな香りをまとってみるのも手! ふわりと心が舞い上がるような「春の香り」は、自分のみならず、周りも幸せにしてくれるはず。
誰にでも愛される香り「エルバブランシュ」
ロクシタン エルバブランシュ オードトワレ 50ml ¥8,000(数量限定・3月11日発売)
心を洗うようなハーブと、シロツメクサやマシュマロの白い花々をブレンドしたフェミニンな香り。優しく清らかに香り立つので、普段使いにもぴったり。
【プロフィール】
漫画を処方してくれたのはこの方!
◆津田マリエさん
ドクター津田コスメラボCEO。皮膚科医の母を持ち、幼い頃から美容に馴れ親しむ。また、薬剤師の免許を持ち、インナービューティにも精通。インスタグラム(@marie_tsuda1079)でも、日々美容情報を発信中。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。