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2012.2.16

大高博幸の美的.com通信(90) 御来場の方にもれなく〇〇も。レブロンのイベントへGO!!

2012年3月25日発売予定の新製品「レブロン フォトレディ エアブラッシュ ムース メイクアップ」

2月10日(金) 11:30、オープン初日に1番乗りで行ってきました、青山の“FIAT CAFFÉ”で開催中の“REVLON BEAUTY & LOVE MUSEUM”へ。創業80周年を記念してのレブロンのスペシャルイベントです(開催期間は、2月10日から3月9日までの4週間)。
場所は、地下鉄・青山一丁目駅の1番出口から渋谷方向に歩いて2分程度のところ。目立つディスプレーがなされているので、すぐに分かります。

1〜2Fのフロアが使われていて(そんなに広くはありません)、どちらにもトライアルスタンドが所狭しと置かれています。
2Fヘ上る階段の壁には最近の広告ビジュアルが、2Fには1930年代から’60年代を中心とする広告ビジュアルが展示されていて、テーブル&カウンターでは、FIAT CAFFÉ の通常メニューの他に、期間限定のビューティメニューの用意も…。
さらに御来場のお客様には、もれなくレブロンからプレゼントが(中身は行ってのお楽しみ)!

僕が1番楽しみにしていた歴代の広告の展示は、期待に反してホンの少しだけでしたが、創業2年目頃のネールエナメルのそれは初めて目にするモノで、僕にとっては収穫でした。

以下、ランチをいただきながら、応対してくださったレブロンのブランドマネージャーさんと交わした話…。

●’67年、僕が最初に入った化粧品会社はレブロン。貿易の自由化で正式に日本上陸を果たして4年目のコトで、当時のレブロンは一流デパートとフランチャイズストアのみで取り扱われるスーパースターブランド、高嶺の花的存在でした。
●’68年、新宿伊勢丹で開催された春のプロモーション時、それまでの全メーカーの売り上げ記録を大きく凌ぐ、1日¥1,000,000以上という数字を弾き出し、“レブロン旋風・春の嵐!”と評されました。当時としては驚異的な売り上げでしたから、業界はこの話でもちきり。まだカケ出しだった僕もプロモーションに加わっていて、非常にエキサイティングだったという記憶があります。その頃のレブロンは、本当に日の出の勢いでした。
●僕がレブロンを辞したのは’70年。その頃、日本のレブロンでは労働組合が設立されるコトになっていて、それに関連する様々な出来事に僕は嫌気がさしてしまいました。そこへ新上陸した某社から熱心なアプローチ=引き抜きが来たのです。他社へ移ってもレブロンそのものは大好きだった僕ですが、それまで少数精鋭主義を貫いてきたレブロンが急速に変わっていく様を、さみしく横目で見つめるコトに(しかし、その後、浅見隆・前社長の10年に及ぶ尽力の結果、会社は立ち直ってきています。)
●退社するコトになった時、国際美容部長のリリー・マクマハン先生に呼ばれて、出来れば口にはしたくない話もせざるを得なくなったのですが、最後に先生から「あなたほどレブロンを愛している人に去られるのは本当に残念です」とおっしゃっていただいた時は、胸が詰まる思いでした。
●レブロンに入社したいきさつ? 撮影はリチャード・アヴェドン、モデルはキャンディス・バーゲン(後に映画女優に転身)が務めた“トウニー・ルック”のビジュアル・パンフレットを、レブロンのオフィスまで貰いに行ったのが始まりです。僕は宣伝部で仕事したいと思っていたのですが、会社側は「美容部所属にして、行く行くはメークアップアーティストに…」と考えてくださっていたのでした。今回展示のポスターの中に“トウニー・ルック”の1枚があったので、その頃の記憶が鮮明によみがえってきて…。衣装はピエール・バルマン、アクセサリーはヴァン・クリーフ&アペル、メークはギイ・ニコレイの担当でしたね。
●その他、今では知る人ぞ知る1932年の創業当時の裏話や、NY本社での社長秘書面接の話、伝説的な“ブラッシュ・オン”が誕生した瞬間のパッショネートな逸話etc、ランチの間中オシャベリしてから、僕は次の予定の試写会会場へと向かいました。
●それにしても、昔の品名から色番号まで、よく憶えているもんだと我ながら感心。でも、みんなもそうでしょ? 広い意味で、本当に好きな人・モノ・コトって、簡単には忘れないものなんですよね。
●話が大脱線したようですが、コレはレブロンに対する僕の“BEAUTY & LOVE STORY”のホンの一部。
みなさんも友だちと一緒に、ぜひ青山まで出掛けてみてください。

REVLON BEAUTY & LOVE MUSEUM
開催期間=2月10日〜3月9日(金)
住所=東京都港区北青山1-4-5 ロシェ青山、FIAT CAFFÉ
1F アンテナショップ Tel :03-5771-7661 11:30~19:00
2F CAFFÉ & RISTORANTE Tel:03-5771-7662
ランチタイム   11:30〜16:00
カフェタイム    16:00〜18:00
ディナータイム 18:00〜閉店時間は曜日によって変わります。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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