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2018.10.26

“食欲の秋”に訪れたい「ザ・リッツ・カールトン大阪」のディナー!裏側にはこんなストーリーがあった!【キレイになる旅Vol.52】

美食の秋、真っただ中ですね。「キレイになる旅」では、これまでにも多くのホテルステイの魅力をお届けしてきましたが、この秋は食材の美味しさをもっと深く味わうべく、大阪・神戸を訪れました!

実は今、国内外で多くのホテルを持つ「マリオット・インターナショナル」による“マリオット・グルメ・ジャーニー(Marriott Gourmet Journey)”という取り組みが、話題となっています。

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ホテルレストランの代表的なメニューやシェフに焦点を当てることで、食材のバラエティの豊富さや、各レストランの奥深い食へのこだわりに直接触れられるまたとないチャンス!

 

神戸の住宅街に突如現れる、弓削牧場の取り組みとは?

……ということで、関西に向かったわけですが、神戸でまず訪れたのは、「ザ・リッツ・カールトン大阪」がチーズを仕入れている「弓削牧場」。

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神戸の中心部から車で約20分、六甲の北側の標高400mという場所ですが、驚いたのは、住宅地を抜けたところに、突如、牧場があること!

牧草地のスロープを抜けると、牛舎、チーズ工房、チーズハウス「ヤルゴイ」が現れます。

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約50頭の牛たちは、2006年に導入された搾乳ロボットのある場所に、自分の意志で乳を搾りにやってくるのだとか。

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そしてその後は、山の放牧場で干し草をしっかり食べ、思い思いにのんびりと過ごしています。

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そんな、悠々自適でストレスのない牛の新鮮な牛乳をビン詰めし、新鮮なままチーズに加工しているというので、美味しさが抜群なのも納得です。

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弓削牧場は、弓削夫妻と、3人のお子さんが営んでいます。

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チーズ製造を担当する長男の太郎さんが生み出した新たなチーズ「フロマージュ・プチタロウ」は、熟成が進むと酸味が旨みに変わり、トロリとなめらかに変化。新たな牧場の看板メニューとなった個性的なチーズで、ワインによく合うお味です。

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チーズ作りの副産物である、ホエイ(乳清)を使った、ホエイソープやホエイ化粧水もあります。ホエイ化粧水は保湿力抜群! しっとりするだけでなく、ほんのり甘いミルクのような香りに包まれるので、お手入れ時間もほっとできました。

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お皿に盛り付けられるまでのストーリーを知り、五感で食材を堪能

“Source to Table (食材調達の現場からテーブルへ)”ということで、「ザ・リッツ・カールトン大阪」にチェックインした後は、さっそくディナー会場へ。

自然と季節の恵みを最大限に堪能するために向かったのは、「ミシュランガイド京都・大阪2018」にて1つ星を獲得している、フランス料理「ラ・ベ」。

「ラ・ベ」の料理長、クリストフ・ジベールさんは、フランス・ブルターニュの出身。

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そんなシェフの故郷、ブルターニュのボルディエバターが、目の前で削られていくのは圧巻です!

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ついついパンに手をかけてしまいますが、最初から食べすぎないように気をつけないといけませんね(笑)。

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「スジアラ」のポアレをいただきながら、シェフが初めて沖縄を訪れたときに出会い、その美味しさに惚れ込んだスジアラの捕獲方法や、美味しいスジアラの見分け方などをうかがうひとときも。

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黒あわびの一皿もいただきましたが、「あわびの美味しい調理法は、日本で習った」と、ジベールシェフ。

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レストラン名「ラ・ベ」はフランス語で「湾」という意味。その名の通り、さまざまなシーフードを素材の良さを存分に引き出された調理法で楽しめるレストランです。

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ディナーの席には弓削夫妻の姿もあり、お皿に盛られるまでのストーリーをうかがい知ることができました。目も心も満足させてくれるお料理は、生産者とシェフの共同作業で成り立っているのだと、あらためて思わされるディナーでした。

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数あるホテルの食事やフェアが、ひとつにまとまったサイトがオープン

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さて、そんな食へのこだわりを存分に満喫するために、2018年10月から、マリオットの公式グルメポータルサイト、「Marriott Gourmet Journey(マリオット・グルメ・ジャーニー)」では、あらたな試みが始まっています!

「Taste of Autumn~秋の味覚~」をテーマに、ウェスティン ルスツリゾート、ウェスティンホテル東京、ザ・リッツ・カールトン東京、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪、ザ・リッツ・カールトン京都、セント レジス ホテル 大阪、シェラトングランドホテル広島、ザ・リッツ・カールトン沖縄という、国内9軒のホテルにある15のレストランの食事が紹介されています。

これまで個々のホテルのウェブサイトでしか見られなかったレストランフェアや季節メニューなどの情報が、ひとつのサイトでじっくりと見比べられるようになったのは、利便性の面からもありがたいですよね。

旅に出て、ホテルに泊まるとき、“食”とは欠かすことのできない大きな楽しみであり、またその旅を評価づける重要なファクター。

食事をとるとき、その食材がどのようにテーブルに届いているのか、ワインとどのようにマリアージュするのが望ましいかなどに意識を向けることで、美味しい料理をさらに深く堪能できるのではないでしょうか?

 

<取材協力>

弓削牧場>>

フランス料理「ラ・ベ」>>

マリオット・グルメ・ジャーニー>>

 

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ビューティ&トラベルライター
石原有起(いしはら・ゆき)

大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。

■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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