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2018.5.17

金沢で見つけた新しい旅の形

江戸時代の面影が残る街並みや美しい兼六園に加え、現代アートや伝統工芸、そしてこの土地ならではの美食と、まるで宝箱のように楽しみが詰まった町、金沢。北陸新幹線も開通して関東からも関西からもアクセスがよくなり、ここ数年でますます注目が集まっています。

今回ご紹介したいのは、そんな金沢のアラサー女子ならではの楽しみ方。まず、いちばん妥協してはいけないのが宿。温泉旅館も捨てがたいですが、街にいろいろな美味しいものがあふれている金沢では、絶対にホテルがおすすめ。

例えば2017年12月にオープンしたばかりの「雨庵 金沢(うあん かなざわ)」。兼六園からも近く、金沢駅からはタクシーで約10分という立地の良さ。「えっ、ここが入口?」とびっくりするくらい目立たない茶屋のようなエントランスを入ると、プライベート感たっぷりの落ち着く空間が広がっています。入ってすぐにある宿泊者専用ラウンジ「ハレの間」は、チェックインや朝食をとったりできるだけでなく、加賀棒茶やコーヒーなど飲み物を24時間無料で楽しめるほか、金沢に関する本を読んだり、アート作品を鑑賞したりと、さまざまな過ごし方ができるラウンジ。金沢の地酒を揃えたバーカウンターもあり、夜はお蕎麦のサービスも。ホテルなのに、夜観光や食事を終えてここに戻ってくると「帰ってきた」というホットした気持ちになれるのです。

 

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これがエントランス。まるで知り合いの家に遊びに来たよう!

 

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ラウンジ「ハレの間」。ゆっくりと時間が流れる静かな空間で、本を読んだり、おしゃべりをしたり、思い思いに過ごせる。

 

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ラウンジに飾られているのは、日本を代表する書家でアーティストでもある、紫舟さんの作品。雨という文字が立体で表され、その造形の美しさに目が釘付けになる。

 

雨庵の魅力はまだあります。部屋数はそれほど多くありませんが、坪庭やテラスがついた部屋もあり、落ち着いた雰囲気。木のぬくもりを感じられるインテリアや寝心地のいいベッド、柔らかな照明が、旅の疲れを癒してくれます。旅の間に、こうやって完全なプライベートな空間がもてるというのもホテルのよさ。

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ミニマムで居心地のよい客室。ところどころに“和”を感じさせてくれる演出が、金沢にいる高揚感を盛り上げてくれる。

 

雨庵の魅力はまだ尽きません。ラウンジ「ハレの間」では、不定期で金沢伝統工芸のワークショップも行われていて、事前に予約すれば宿泊者なら誰でも参加することができます。例えば、お皿やぐい呑みなど、九谷焼の絵付け体験や、加賀水引の制作など。専門家が丁寧に教えてくれるので、気軽に参加できて、忘れられない思い出になること必至。

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これが加賀水引き。好きな色を選んで、自分だけのオリジナル作品を。

 

実は金沢はとっても雨の多い場所で、昔から「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われてきたほど。だからこそ、旅先で雨なんて最悪…ということが金沢ではありません。晴れていても雨でもそれぞれに風情があり、いろいろな体験ができる町、金沢。内面を磨いて、女性としてランクアップするために、次の週末はぜひ金沢を訪れてみませんか?

 

雨庵 金沢
金沢市尾山町6-30
(電話)076-260-0111
http://www.uan-kanazawa.com
料金/スーペリアツイン1室¥15,000~(素泊まり)
チェックイン15:00 チェックアウト11:00

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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