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2026.6.24

Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』 2日間で総勢13アーティストが集結!【2日目レポート】

Mrs.GREEN APPLEが主催する新しい形の音楽の祭典「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」がKアリーナ横浜で6月10日(水)・11(木)の2日間にわたって開催されました。昨年に続き2回目の開催。多彩なアーティストがお互いの音楽やファッション、カルチャーを讃え合うという、新しいエンターテインメントショーの2日目の様子をレポートします!

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美的.com編集部

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2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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 唯一無二のエンターテインメントショー2日目レポート

思い思いにドレスアップをしたアーティストと観客が1つになる空間

ミセスの2日目の衣装は、「桃太郎」の世界観からインスパイア。Photo by @ogata_photo

1日目を大成功のうちに終え、2日目を迎えた6月11日(木)。この日もジャケットやドレスなど盛装に身を包んだオーディエンスで埋め尽くされたKアリーナ横浜。ステージ前方の円卓が並んだ“アーティストラウンジ”には、出演アーティストや各界のゲストが集結。そんな特別な空間にMrs. GREEN APPLEの3人が姿を見せました。

オープニングスピーチで大森がマイクを握ります。

「残念ながら音楽は衣・食・住ではなくて、エンタメのひとつの要素です。でも音楽はなくてはならない。音楽が自分にとって本当に必要であり、人生の彩りには欠かせない素晴らしいものだと思っております」。

さらに、「表現者は孤独だと思うんです。だけど、どうか今日くらいはきれいごとでもいいので、ここで共にする全員とつながりをもつ。きれいごとでもいいから、そんなことも一生懸命に感じられる、そんな2日目にできるとうれしく思います。原動力が闘争心や競争心ではなく、互いのカルチャーに触れて、音を楽しむと書いて音楽だ、とここにいる皆様と一緒に、再提示したいと思うんですけどもいかがでしょうか?」。

その呼びかけに客席だけでなく、ほかの出演者たちからも歓声が沸き起こり、『CEREMONY』の2日目が華々しく幕を開けました。

お互いの音楽やカルチャーを讃え合う、多彩なステージパフォーマンス

1日目と同様、MCはサッシャと中条あやみ。最初のプレゼンターとして登場したのは、ミセスの藤澤涼架。「いつものライブと違う空気感で、ドキドキしますね」と和やかに語り始めます。

期待が高まるステージに、1組目のアクトとして現れたのは、上白石萌音。1曲目は、映画『君の名は。』の主題歌として知られる「なんでもないや(movie ver.)」。
ひと言ひと言のフレーズを噛み締めるように、情感たっぷりに歌い上げます。彼女の歌はKアリーナ横浜の空に燦然と輝く流れ星のようで、シネマティックに響きました。

まるで映画のワンシーンのような上白石萌音のステージ

まるで映画のワンシーンのように、背景と音楽がひとつになった上白石萌音のステージ。撮影:田中聖太郎写真事務所

「素敵な日です」と告げて、2曲目「懐かしい未来」ではのびやかな歌声で、会場を優しく包み込んでいきます。終盤で「歌おう!」と呼びかけ、観客とアーティストが声を合わせて全員の想いをひとつにつなぎました。

会場と一体になって、とても楽しそうに歌う上白石萌音。撮影:田中聖太郎写真事務所

「最後は今日ここに連れてきてくれた曲を」と言って披露したのは「メメント・モリ」のカバー。これは大森が2021年2月にリリースしたソロデビューEP『French』の収録曲で、同年9月に絵本化されたのち、2024年に朗読劇公演に出演した際の楽曲です。俳優としても活躍する彼女ならではのストーリー性豊かなステージを、観客や大森を含めてアーティストラウンジの出演者たちも笑顔で堪能して、晴れやかな絶景を生み出しました。

続いてのプレゼンターはTWS(トゥアス)のJIHOON。「私たちは同じ感情を分かち合い、同じ瞬間を共にすることができます。それこそが音楽がもっているいちばん大きな力だと信じています」と、熱い思いを日本語でスピーチし、賛同の拍手が起きました。

全身で歌うことの楽しさを表現するネクライトーキー

そして、ネクライトーキーへと繋ぎます。彼らの音楽もまた、高揚感という名の求心力で観客との心の距離を縮めます。駆け足でメンバーが位置につくや否や、もっさの歌声と疾走感あふれるバンドサウンドで「北上のススメ」から一気に会場の熱量を引き上げます。「今から大きな声出すので、よろしくお願いします」と絶叫のカウントダウンから、「オシャレ大作戦」で観客の手拍子も巻き込みんでフロアを揺らし、駆け抜けるようなライブを展開。

ネクライトーキーとMrs. GREEN APPLEとの共演は、3年前の対バンイベント以来。 もっさはミセスを含め、出演アーティストに目を向けて「根っこのものは同じものがあるはずだから、共鳴したい」と語り、新曲「余計なこと」を披露。ライブハウスさながらの熱気をKアリーナにもたらしたのでした。

次に登壇したプレゼンターは、オリンピック3連覇の記録をもつ、レスリング女子元日本代表の吉田沙保里。3歳から33歳で現役を引退するまで、レスリングと向き合ってきた吉田。

「夢であったオリンピックで金メダルを取るまでには、たくさんの音楽に元気や勇気をもらいました。子供の頃は練習前の道場で、土日の遠征は父親が運転する車の中で、試合前には応援ソングに背中を押され、自分を奮い立たせていた」と話す様子からは、彼女の人生にとって、音楽がどれだけ重要なのかが伝わりました。

等身大の感情をまっすぐに届けるサカグチアミ

語りかけるように歌うサカグチアミ。撮影:田中聖太郎写真事務所

2018年のメジャーデビュー曲「好じょし」からスタートしたサカグチアミ。昨年末に、坂口有望から現在のカタカナ表記に改名するきっかけとなった楽曲「名前」では、観客一人ひとりに語りかけるような歌唱を披露。最後に弾き語りで歌ったのは、まだ音源化されていない貴重な「裸」。飾らない言葉と表現で観客の心を引き込み、多彩なラインナップのなかでも、ひときわパーソナルな世界観を描き出しました。大きな会場でありながら、ステージとの距離を感じさせない、彼女にしか出せない親密な空気が広がっていました。

そして、上白石萌音がプレゼンターとしてステージに戻ってきました。上白石はオープニングで大森が言った「きれいごとかもしれないけど」の発言を聞いて、ドラマ『銀河の一票』のセリフが頭に浮かんだと話します。

「『それはきれいごとじゃないよ。きれいなことだよ』というセリフです。こんなにもきれいなことで満ちあふれた、そしてきれいなことを信じていたい・信じられると思える場所にいられて、今日本当に幸せです」と改めて充足した気持ちを伝えました。

後半戦の幕開けを飾ったFRUITS ZIPPER

登場した途端、パッと花が咲いたようにステージを彩るFRUITS ZIPPER。撮影:田中聖太郎写真事務所

人気7人組アイドル FRUITS ZIPPERは、「はちゃめちゃわちゃライフ!」からスタート。
メンバーの弾けるような笑顔とポップなパフォーマンスで会場をカラフルに染め上げます。7人は第1回『CEREMONY』からこの場所に立つことが憧れだった、と喜びを伝えます。新曲「ぱわーオブらぶ」から、代表曲「わたしの一番かわいいところ」ではアーティストラウンジに設置された特設ステージへ移動。サプライズで藤澤をステージに上げて、そのまま8人でのパフォーマンスへ。終始、幸福感あふれる空間を作り上げました。

『CEREMONY』にふさわしい、全身グリーンの着物姿でプレゼンターとして登場したのは落語家・⽴川志らく。志らくはミセスファンの娘とともに、スタジアムやドーム公演にも足を運んでいるそう。「彼らの音楽は昭和音楽の風が吹いている。それが心地いい」とミセスの魅力を語りつつ、随所で笑いを散りばめながら軽妙なトークで会場を沸かせました。

強靭な歌と演奏で空気を一変させたのは、マキシマム ザ ホルモン

会場の熱気は最高潮のマキシマム ザ ホルモン。撮影/齋藤タカヒロ

かっこいいパフォーマンスが人気のマキシマム ザ ホルモン。1曲目の「シミ」でフロアの温度を瞬時に上げます。ミセスの3人も思わず立ち上がり、拳を突き上げたり頭を振ったりと思い思いにライブを満喫しています。さらに関係者、セキュリティまで全員が参加した「恋のおまじない」を経て、ラストの「恋のメガラバ」(CEREMONY edit)まで全速力で駆け抜け、この日最大級の熱狂を生み出しました。

続いてのプレゼンターは、元競泳選手でオリンピックメダリストの入江陵介。中学3年生までピアノを習っていた入江はその後、本格的に競泳の世界に足を踏み入れたとか。「結果が出なくて悔しかったり悲しかったり、しんどかったりするときは、背中を押してくれるような曲に支えられました。試合前のテンション上げたいときなど、本当にいろんな感情に寄り添い支えてくれて、音楽は僕にとっていちばんの味方です」。

爽やかに登場した6人組ボーイグループ・TWS

足首の靱帯を損傷して座ったまま踊るHANJIN。撮影:田中聖太郎写真事務所

日本デビューシングル「はじめまして」でライブをスタートしたTWS。みずみずしい歌声と親しみやすい空気感で観客の心を掴みます。『CEREMONY』の作り出す絶景を見て、「素敵な夜ですね」とメンバーは口を揃えます。「You, You」では、観客や出演者に振り付けをレクチャーして一体感を創出。続く「OVERDRIVE」で躍動感あふれるステージを繰り広げ、大きな歓声を巻き起こしました。

フレッシュで可愛いTWSのステージ。撮影:田中聖太郎写真事務所

アーティストラウンジからも温かな拍手が送られ、そのフレッシュな魅力は出演者たちをも引き込みながら、世代や国境を越えて音楽を讃える『CEREMONY』を体現していました。

数々の拍手喝采が響いた会場は、いよいよクライマックスを迎えます。最後のプレゼンターは、今回初めて『CEREMONY』のMCを務めた中条あやみ。この場のために書いた手紙を読み上げます。
「私にとって音楽とは“人生”という映画の壮大なオーケストラです。私事ですが、今年でこのお仕事を始めて 15年になりまして、30歳というひとつの節目を迎えようとしています。これからやっとスタートに立つ、そんな気持ちがあります。ボサボサの頭で『行ってらっしゃい』とお弁当を持たせてくれた母の顔。オーディションに行っても全部落ちて「いつか有名になってやるんや」と涙を流した帰り道。大切な兄弟や友人が結婚して、新しい人生を歩もうとしているときの笑顔。楽しかった日も、そうでない修行のように苦しかった、一瞬一瞬の大切な時間が当たり前ではないんだ、ってことに気づき、今やっと大切にその瞬間をかみしめて生きているからだと思います。今日ここにいる皆さんが過ごしてきた時間の長さは、それぞれ違うと思います。でも、きっと一人ひとりの『CEREMONY』はいつも音楽があり、これからもいろんな音楽が人生と共に彩られる。そんな最高のオーケストラに、私は今日もこの瞬間に出会いました」と2日間を通して感じた想いを口にしました。

感動的な手紙に会場全体がひとつになり、大トリを飾るMrs. GREEN APPLE

感動の渦となった会場。いよいよミセスのパフォーマンスが始まる。撮影:田中聖太郎写真事務所

「CEREMONY!」という大森元貴の力強い呼びかけとともに、ライブがスタート。「ANTENNA」ではいきなり会場中に大きな手拍子が広がり、Kアリーナ横浜を祝祭のムードへと変えていきます。続く「クスシキ」は壮大なサウンドとスケール感あふれるステージで観客を引き込み、ラストは全体でコール。ここで大森はアコギを手にして、「風と町」を届けると、温かな歌声と演奏が会場を優しく包み込みました。

会場全体を包み込む、大森の柔らかい歌声が響く。撮影:田中聖太郎写真事務所

ここで儚くもウェットなピアノの旋律から放たれた「天国」では、神秘的なステージの演出とエモーショナルなボーカルが響き合い、観客を楽曲の世界へと深く誘います。彼らの圧倒的なパフォーマンスに観客や出演者も思わず息を呑み、会場は特別な余韻に包まれました。ラストを飾ったのは「GOOD DAY」。「まだまだ声出せるでしょ?」と声を飛ばすと、フロアは大勢の腕が上がって、晴れやかなサウンドに自然と会場中の歓声が重なります。2026年の『CEREMONY』を締めくくるにふさわしい美しいフィナーレとなりました。

この2日間で最高潮の盛り上がりとなったミセスの「GOOD DAY」。撮影:田中聖太郎写真事務所

出演者も観客も笑顔で過ごす光景──音楽を通じて人々がつながるという、「Mrs. GREEN APPLE presents 『CEREMONY』」は、2027年も開催することが宣言されています。心が動き、感動を分かち合う、そんな素晴らしい体験のできる音楽の祭典が、来年、再来年…とずっと続くことを願ってやみません。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT&WRITING: 美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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構成: 小内衣子(PRIMADONNA)

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