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2025.4.23

唐田えりかさんの最新美容事情を深掘り!映画『Page30』インタビュー【♯美的エンタメ部】

2025年4月11日から全国公開中の映画『Page30』は、4日目後に舞台公演とだけ告げられ、主演の座をめぐり熾烈な舞台稽古に挑んでいく4人の女優たちの物語。本作で琴李役を演じる唐田えりかさんに、映画のことや普段の美容情報まで、インタビューしました。

これまで演じたことのない役柄で感情が引っ張り出される経験をした

――経歴の異なる4人の女優たちが舞台上でぶつかり合う様子は、まるで新感覚のセミドキュメンタリーを観ているようでした。感情表現のハッキリとした琴李役を演じてみていかがでしたか?

とても集中できる現場で、自分でも予想外の感情に出会えました。これまでにあまり演じたことのない役柄だったのですが、次第に役と同化していくような瞬間もあって。たとえば涙を流すような場面では、台本には泣くとは書いていなかったし、自分でも狙って涙を流そうとも一切考えていなかった。でも、勝手に涙があふれるタイミングがたくさんあって、意図せずとも感情が引っ張り出されていったんです。そんな経験は多くないので、今、すごく恵まれた環境にいてお芝居ができているんだな、と感じました。

――唐田さんをはじめカルテット主演の林田麻里さん、広山詞葉さん、MAAKIIIさんは、個性の強いキャラクターでしたが、現場ではどのような雰囲気だったのでしょうか?

作品を観ると、一見、仲が悪そうに見えるかもしれませんが、本当にみなさんめっちゃいい人です(笑)! 本読みの時から4人とも“難しいものに挑戦する”という認識があって、分厚い台本でセリフ量も多くて、早く練習していかないと本番に準備が追いつかないからと、みんな焦りがあったんです。だから、「はじめまして」の段階ですぐLINE グループを作って、次の日にはレンタルルームを借りて読み合わせをしていました。いつもなら初対面の時は距離感が手探りになるところを、最初からギュッとみんなで集まってすぐ練習をしたのは、初めての経験。私が一番末っ子になるので、のびのびとお姉さん方に甘えさせてもらいながら稽古をしていました。

――原案も務められた堤幸彦監督の現場としてはいかがでしたか?

一番驚いたのは、堤さんは誰よりも早く現場に入って、朝のうちに全部カット割や撮り方をかためていらっしゃったことです。堤監督に見えているものが確実にあるので、本番が始まった時はそれに沿って演じていくだけなので、止まる瞬間がなかったですね。台本が分厚くて、いかにスピード感が大事かを試されている、ついていかなきゃいけないという使命感も芽生えました。

――本作のメイン上映館はDREAMS COME TRUEの全面協力を得たテントシアター「渋谷 ドリカム シアター」として、公開日と同日にオープンしました。映画のエグゼクティブプロデューサーの中村正人さんとはお話されましたか?

はい、映画の撮影期間中に初めて中村さんにお会いしました。お話ししていると、周りにいる人をすごくハッピーに、豊かにしてくれるスターだと実感して。もともとドリカムさんの歌は聴いてきていましたが、中村さんにお会いしてから、さらに聴くようになりました。

――こうして日本の作品もそうですが、韓国ドラマ『アスダル年代記』(原題『アラムンの剣』)シリーズにも出演されていましたね。今後も日韓でグローバルに活動されるご予定でしょうか?

そうですね。昔からとくに韓国は大好きですし、韓国の作品にも出演したい願望は強いです。以前は何ヵ月か韓国に住んでお芝居の勉強をしたこともありますし、そうして学んできたものを日本でも活かしたいとも思っているので、頑張っていきたいですね。

美顔器でむくみ取りや自分でもマッサージを欠かさない

――日頃、美容面で意識されていることはありますか?

今27歳なんですが、20代後半になったので、月に一度皮膚科に行ってお肌の調子を診ていただいています。撮影が続く時は、美顔器のデンキバリブラシバイタリフト RFを現場にも持参して、むくみを取ったり自分でマッサージをすることも。リンパを流して、内側から変えていくことを意識しています。お風呂でも湯船に浸かって、マッサージもしていますね。

――食事面ではいかがですか?

腸活を意識していて、お豆腐やお味噌汁、キムチや納豆といった発酵食品をよく摂るようにしています。あとは最近、青汁を飲み始めました。すごく体にいいと聞くので、飲みやすくて取り入れやすい国産の青汁を飲んでいます。

――寝る前やお風呂上がりのスキンケアはされていますか?

最近は美容液にはまっています。「今日の気分はこれかな?」と、肌の調子や日によってスキンケアアイテムを変えることもしばしば。使っているものは韓国のスキンケア製品が多いです。とくに最近、メイクさんに頂いた韓国のクリームがすごく良くて。乳液の後に美容クリームをつけるとベタつくイメージなんですが、これは全然ベタつかなくて、ちゃんと浸透しているのにさっぱり仕上がるところがお気に入りです。

――プロポーションを保つために気をつけていることは?

以前『極悪女王』の撮影時には、食べないで体型を維持するようなことをしていたんですが、やっぱり食べることは体の根本につながりますし、好きなんですよね。だから、食べながら維持するために、自分に合っている方法がキックボクシングだと発見しました。トレーニングをしながら、ときどきはキックボクシングでも筋肉を引き締めるという方法が、今の自分の体型管理に一番合っていて。今までコンプレックスだった脚も引き締まるようになって、出すことが苦じゃなくなったので、これを保っていきたいですね。

――いろいろなお話をありがとうございました。最後に、映画『Page30』をご覧になるみなさんにメッセージをお願いします。

4人の役者しか出てこない話ですが、その1人1人が抱えている不安や焦りやコンプレックスがあるからこそ、人間味のある人たちの話でもあって。きっとご覧になっていただいたみなさんが、どれかの役に感情移入できる話でもあると思います。その先に、浄化できるものがある作品になっていますので、まずはこの映画を体感してもらえたら嬉しいです。

PROFILE

唐田えりか

1997年9月19日、千葉県生まれ。
2015年、女優デビュー。2018年、濱口竜介監督作『寝ても覚めても』で映画初主演を飾り、山路ふみ子映画賞で新人女優賞、ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞した。第77回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『ナミビアの砂漠』(2024)にも出演。Netflixオリジナルシリーズ「極悪女王」(2024)では、長与千種を熱演し話題を呼んだ。2025年は、映画『死に損なった男』、土曜ドラマ「地震のあとで」(NHK総合・毎週土曜22:00)に出演。晩夏には映画『海辺へ行く道』の公開を控えている。

Information

映画『Page30』

渋谷 ドリカム シアターほかにて絶賛公開中!


© DCTentertainment

4日目後に舞台公演だと告げられた4人の女優(唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIII)は、30ページの終わりの決まっていない台本と向き合い、閉鎖空間で熾烈な舞台稽古を強いられる。崖っぷちに立つ彼女たちは、これが最後のチャンス、とばかりに必死で稽古に挑むが、次第にそれぞれが抱える事情が浮き彫りになっていく。

主演:唐田えりか 林田麻里 広山詞葉 MAAKIII
原案/監督 堤幸彦 音楽:上原ひろみ 中村正人
エグゼクティブプロデューサー:中村正人 脚本:井上テテ 堤幸彦
劇中劇「under skin」脚本:山田佳奈
製作/配給:DCT entertainment,

取材・文/かわむらあみり 撮影/古末優一

ヘアメイク/尾曲いずみ(STORM) スタイリスト/道端亜未

衣装/シャツ ¥68,200 パンツ ¥85,800:BED j.w. FORD 【お問い合わせ先】BIRYHLY CO.,LTD. 03-6432-9313
シューズ ¥146,300:alexanderwang【お問い合わせ先】alexanderwang 03-6418-5174
イヤカフ ¥2,790 ボールチェーンネックレス ¥5,490 チェーンネックレス ¥3,360 リング(右手人差し指着用) ¥3,120 リング(右手中指着用) ¥3,520 リング(左手中指着用) ¥3,960:luen【お問い合わせ先】luen shop@luen.shop

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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