田中みな実さん×RUMIKOさん|夢の対談! お互いへの深い感謝の気持ちがあふれる素顔TALK
人気ブランドRMKの生みの親、RUMIKOさんと田中みな実さんが素顔のビューティTALK!ふたりを引き合わせたのは、お互いへの深い感謝の気持ちでした。RUMIKOさんと田中さんの生き方とは?
田中みな実×RUMIKOさん|相思相愛素顔のビューティTALK
偏愛コスメは数知れず。いつかお目にかかりたいと思っていた敬愛する方
今回念願の対面を果たしたおふたり。自信をもって輝いていくための女性の生き方について、熱く語り合いました。
トップス¥42,900(edit &co.〈エディット アンド コー ドレスミー〉) ネクタイ¥42,900(エストネーション〈キャサリン オスティ〉) ブレスレット¥82,500、リング¥30,800(ビジュードエム)
(右)RUMIKO
るみこ/1980年に渡米し、N.Y.を拠点にメイクアップアーティストとして活躍。’97年には日本で化粧品ブランド「RMK」を展開し、2018年には「アンプリチュード」のクリエイティブディレクターに就任。数多くの名品を世に送り出した美容業界のレジェンド的存在。
“みな実さんは努力の人。だからこそ強く美しい”――――RUMIKO
“こんな風にお話ができるなんて。夢がかないました!”――――MINAMI TANAKA
ふたりをつないだのは、お互いへの深い感謝の気持ちでした
田中さん(以下、田中) 私、RUMIKOさんが手掛けられたブランドのファンデーションを、発売当初から愛用しているんです。その頃からなんですよ、肌を褒められたり、自分に自信をもてるようになったのは。だからいつかお会いして、直接お礼を伝えたかったんです!
RUMIKOさん(以下、RUMIKO) 私もずっと、みな実さんにお礼を言いたくて。みな実さんが愛用してくださっていることで、そのプロダクトに興味をもってくださる方が増えて。私もスタッフもとても感謝しています。
田中 私にとって唯一無二のファンデーションです!そしてRUMIKOさんが私のことを知ってくださっていたことに、今胸がいっぱいで…。
RUMIKO みな実さんのことはテレビや雑誌で拝見していました。すごく努力をして結果を出している方という印象で、私はみな実さんのような頑張る女性たちが大好きで、応援したいんです。
「人と同じじゃなくていい」「嫌われてもいい」からやり遂げる強さをもつ
RUMIKO みな実さんはとても美しく、それでいてガッツがすごい。私はN.Y.に30年程いたのですが、そういう根性がある女性がとても多かった。けれど日本にはまだ少ない印象ですね。日本の方は優しくて、親切で温かい。それは素晴らしいのですが、誰かと一緒に、みんなと同じにしなければならない、という思考がある。
田中 そうかもしれません。一緒であることは“安心”ですからね。
RUMIKO 同じじゃなくてもいいんだよ、とまず皆さんに伝えたいですね。後は、自分がどう生きたいのか、何をしたいのかを、若いときから決めた方がいいと思うんです。そして一生懸命努力して成功させ、自分のものにしていく。そうすると自信がついて、大人の女性としてカッコいい生き方ができるのかな、と。
田中 やりたいことよりも、周囲からどう見られるかを気にしてしまうこともありそうですね。社会を生き抜くためには、確かに必要なことかもしれないけど。一緒にするのは大変おこがましいのですが、RUMIKOさんも私も、“人から嫌われてもいい”ってどこかで腹を括っているところがある気がして。実現したいものに向かっている過程で、誰かに嫌われるのだとしたら、仕方がないことだと割り切っている…というか。その代わり、最高のものを生み出す責任は必ず果たしたいと私は思ってしまうのです。
「私と一緒にファンデーションを作っていただけませんか!」(田中さん)
自信を手に入れるために、賞賛の言葉を受け入れる素直さと、努力するしなかやかな強さを
“自分で決めた生き方のために努力を惜しまないで”――――RUMIKO
“自分が積み上げてきたものを認めることが自信になる”――――MINAMI TANAKA
田中 私の場合、人に“自信”を与えてもらっている気がします。誰かがかけてくれた一言がきっかけで、思わぬ長所に出合えたり、新しいことにチャレンジしてみたくなったり。そうしたプラスの言葉をかけてもらったときは、謙遜せずに、素直に受け止められる自分でありたいです。後は実績!実績あるのみ。
RUMIKO 私は先程もお話ししましたが、自信は、努力して自分で養っていくものだと思っています。これは私がN.Y.で学んだことで、自分で決めたことに努力を惜しまないことが大事。最大限やり切れば、後悔はしませんから。
田中 振り返れば、私も後悔をしたくなくて、会社を辞めてフリーになりました。自身が下した決断、進む道を信じるほかないので、何があっても、自分が選んだ生き方を肯定することにしています。そうじゃないとカッコ悪いから。
RUMIKO 努力しないと絶対にいいことは待っていません。苦しいことが大きければ大きい程、それを乗り越えたときに素晴らしいことが待っていますから。
「みな実さんのような強く美しい人が増えていくといい」(RUMIKOさん)
『美的』2024年1月号掲載
撮影/泰久(vale.) ヘア&メイク/AYA(みな実さん分) スタイリスト/安西こずえ(みな実さん分) プロップ/AWABEES 構成/松村有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。