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2023.11.25

「皮膚の変態」美容家・大野真理子が出来上がるまで(前編)【大野真理子「美人はリスク」vol.3】

アパレルと美容の会社を経営する傍ら美容家としても活躍する、自称“皮膚の変態”こと大野真理子さん。美肌への変態レベルの情熱や、恋や仕事に悩める女子にアドバイスする経営戦略のようなトークは、SNSや誌面で圧倒的な人気を誇ります。そんな大野さんが「女という生き物」について考察する連載がスタート!『美的.com』にて、第2・第4週の土曜日夜に公開していきます。vol.3は、大野さんの肌人生の前半にクローズアップ。

目覚めたのは、小学校6年生のとき

振り返ると、 私の美容人生のスタートはやはり母の影響が大きかったなと思います 。母も美容が好きで、また当時はセンセーショナルな化粧品のCMも多かった。たとえば、化粧水のボトルが強いインパクトと共に登場した“雪肌精”のCM。私は当時まだ小学生でしたが、子供なりに「おぉぉぉぉ!」と思うわけです。そして母が使っているものをバレないようにちびちび拝借。4つ上の姉もいたので、私が小学6年生の頃、姉は中学3年生。“ハウスオブローゼ”や“うぐいすの粉”など、姉が使っているものも当然黙って拝借(笑)。 自分ではまだ買えなくても、こっそり使えるスキンケアが豊富にある環境で育ちました 。とにかく母や姉の真似をしたかったし、スキンケアしている自分が好きだった(笑)。 だから私のスキンケア歴は相当長いです 。自分のお小遣いで買うようになったのは中学生になってから。学校が厳しかったのでメイクはできなかったけれど、“肌水”や“ヘチマコロン”の化粧水を使っていましたね。姉が購入していた雑誌も読んでいたので、情報もしっかり仕入れていました。高校時代も含め当時はSNSもなかったので、穴が開くほど雑誌をチェック。そこで美容全般にハマり、高校生の頃はヘア&メイクさんになりたい、という夢をもつように。ところが、 どコンサバな両親に「とりあえず大学に行きなさい」と説得され、将来は美容の仕事に就きたいなと思いながらも進学

44歳になった皮膚の変態がこちら。透明感のある肌のためにここまでやるのが日常です。付き合ってくれる家族に感謝(笑)

大学生になった真理子、さらに覚醒する

18年間厳しい親と厳しい学校のもとで育ち、大学生になり晴れてひとり暮らしがスタート。それはそれはもう、自由を謳歌するわけです。 ずっと風呂に入り浸っていましたね キレイになりたい欲も強くて、今思うと嘘でしょというくらい半身浴ばかりしていました 。スキンケアは、 アルビオンやSK-Ⅱなどデパコスに手を出し始めました 。この時期が狙い目とばかりにクリスマスコフレも買っていましたね。当時はアパレルでアルバイトをしていたので、服も買わなきゃいけなかったけれど少し安くは買えたので、バイト代の8割くらいは美容にぶっ込んでいたと思います。若いので正直、肌応えみたいなものはそこまでないんですけど、1回使ってみたい、アルビオンを使って乳液先行ケアしている自分ってよくない? そんなところもありました。 肌がキレイだねって褒められることも何よりうれしかった

肌管理を頑張って手に入れた美肌って、何よりも自己肯定感を上げてくれると思いませんか?

社会人になり、とんでもなく肌があれて大パニック!

大学を卒業し、 家業のアパレルでブランドを立ち上げてからというもの、ストレスで顔周りにバーっとニキビができるように 。若いときからニキビの経験や知識があれば違ったのでしょうけど、今まで肌あれなんておこしたことないものだから、なんじゃこりゃー! と大パニック。こんなにスキンケアに時間もお金もかけているのにどうして、と泣きたい気持ちでした。そこから美容皮膚科やエステに行くようになり、 あれこれ試した中でビタミンCのイオン導入でニキビが良くなった実感があった んですよね。今もビタミンCは大好きなんですけど、出合いのきっかけはそこでした。ただ20代はニキビとずっとお友達な感じで、肌質自体は悪くないけれど、どこかに必ずニキビはいてホルモンバランスの乱れやストレスで出るという感じでした。そんなわけでビタミンCの魅力に開眼しつつもそれだけでは物足りないので(笑)、 デパコスもひと通りパトロール。当時の伊勢丹のコスメフロアで、ここは使ったことないかもというブランドはなかったように思います 。カウンターに行くことは楽しみのひとつでもあったので、お目当てのものを購入しつつ、美容部員さんに「おすすめベスト3を教えてもらえますか?」と聞くのも定番でした。そうすると店頭には置かれていなくても「意外とうちのアイクリームいいんですよ」なんて出してくれたりして、それも買う、みたいな(笑)。 こんな出合いがまた、肌を変えてくれるきっかけになったりするものだから、どんどん楽しい沼にハマっていくわけです

皮膚の変態の歴史は手短には語れないので次回に続きます。それまで、ごきげんよう(笑)

この続きは後編でお届けします。お楽しみに!

連載「美人はリスク」は毎月第2・第4土曜日に更新中!

▶︎▶︎連載まとめはこちら

大野真理子 公式YouTubeもチェック!

公式YouTubeチャンネル『大野真理子チャンネル【美容家|皮膚の変態】』が今秋オープン

スキンケアやメイクといった美容を中心に、旅行vlogや家族とのvlog(夫、娘、息子の4人家族です♪)、料理やいろいろな購入品などの動画もアップしていく予定です。 「人生も、美容も、遠回りせず、楽してイイものを知りたい!」という方はもちろん、「これからスキンケアを始めたい」という方まで楽しめるチャンネルを目指します♡ 配信は、毎週金曜日と土曜日の20時。ぜひチャンネル登録を!

 

 

皮膚の変態/美容家
大野真理子
アパレルとコスメ会社を経営し、2018年にインスタグラムを通じて自称“皮膚の変態”として発信をスタート。説得力のある美肌や独自のスキンケアテクニック、愛用コスメがたちまち話題を呼び、現在のフォロワーは12.4万人。美容家としてさまざまメディアでも活躍するほか、自身のインスタグラム(@skinholictokyo)「真理子会議」で語られる恋愛哲学にもファンが多い。プライベートでは二児の母、44歳。10月スタートのYouTube『大野真理子チャンネル【美容家|皮膚の変態】』も要チェック!

撮影/榊原裕一 ヘア&メイク/田中康世(Nous) 構成/安井千恵

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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