『柚木さんちの四兄弟。』がアニメ化！エンディング主題歌を歌う久保あおいさんにスペシャルインタビュー

歌手の久保あおいさんが今期のアニメ『柚木さんちの四兄弟。』のED曲を担当♪ その歌、アニメに込められた思いを伺いました。

歌が癒しになるように。技術よりも素直な気持ちで歌いたい

衣装／スタイリスト私物

4人兄弟のにぎやかな日常と、支え合う兄弟の絆が笑いと感動を呼ぶ漫画『柚木さんちの四兄弟。』。そのアニメ化でエンディング主題歌『ささくれ』を歌う、透明感のある声と等身大の思いが共感を集めるアーティストも4人姉弟。誕生日には必ず集まって祝う仲がいい家族だが、かつて、家族が離れ離れになっていた時期があった。

「家庭環境が複雑で、家族はずっと一緒だと当たり前のように思っていましたが、そうじゃないことを体験しました。今も家族をテーマにした作品に心を動かされます。『柚木さんち～』は大好きな作品で、レコーディングもすごく気持ちが入りました。いつもどこかで気になっている家族への思いを、ささくれで表現した温かな歌で、切なさと力強さを意識して歌っています」

歌はずっと好きだった。家庭環境でつらかった時期も励まされた。「同じ悩みや苦しみを抱える人の力になりたい」と、今、自身の体験をもとに歌を紡ぐ。

「いちばんつらかった時期、上野大樹さんの『て』という歌に救われました。何度もリピートして聴いて、『ひとりじゃない』と思えたことが背中を押してくれました。私も、癒されたり、隠していた感情が解放されるような歌の力を届けていきたいです。デビューから3年の間にも声変わりをして低い音域も出るようになったことで、時々歌い方がわからなくなることがありますが、テクニックよりも素直な気持ちで歌っていきたいです」

歌同様に「うまくなりたい」のがお菓子作り。

「実は成功したことがないんです。先日も抹茶チョコレートを作ったはずが、毒物みたいになってしまって…（笑）。ちなみに、朝と夜はバナナスムージーを作って飲んでいます。腹もちにも腸活にも良さそうですよね！」

心の中を整理するために、1日の出来事や気持ちを書き留めている。その時間が癒しに。

「オルゴール風のピアノ曲や『おやすみジブリ』を聴きながら気持ちをまとめたり、夜道を散歩したりしています。つらい出来事と向き合うのは心が痛みますが、そうして少しずつ心が素直になると、すべてが美しく見える気もして。私の歌やライブが誰かの力や癒しの場所になるように歌っていきたいです」

It’s my it！

ライスペーパー

お肉や野菜を巻いて食べています。5枚で少量のごはん1杯分でダイエットにも。ヘルシーなのでなんでも巻いています！

洗顔後はクリームのみ

化粧水を使わず、保湿クリームだけ。それが今の私の肌にはいいみたいです。メイクはまつげを束にするのが好きです。

【Anime】『柚木さんちの四兄弟。』

（C）藤沢志月・小学館／「柚木さんちの四兄弟。」製作委員会
両親を亡くし、4人兄弟で暮らす柚木家。ときにけんかをしながらも、日々起こる出来事に不器用ながらも前向きに向き合う、涙と笑いの感動の物語。『ベツコミ』（小社刊）で連載中の藤沢志月の同名漫画をアニメ化。
10月5日より、TOKYO MX、BS11、AT-X等で放送。