撮影現場に潜入! 『美的』8月号 表紙メーキングレポート
〝品がある女〟な印象を残すベージュワントーンメーク
オフィスにもどんどん取り入れたい〝気後れしない〟カラーメーク
誰もが憧れる美人のイメージ──端正な顔だちと、それに寄り添う知性とツヤのある所作。絵美里さんはまさにそんなモデルさんです。〝美人〟がテーマであるこの号のカバーに、ぴったりな女性。永遠不変の美女像を表現してほしいと犬木さんにリクエストしました。
「美人=品があることだと思っています。やりすぎず、でも手抜きじゃなく〝ちゃんとしている〟メークを目指しました。ほんのり赤みのあるヌーディなベージュ系ワントーンで仕上げているので、ラインも色も実はしっかりのせているのに落ち着いて見えますよね。どこかのパーツを強く個性的に見せるのではなく顔全体で柔らかな質感を表現するメークは、誰にでもハマるスタイルだと思います」
絵美里さんの凜とした強さを引き出した、さすがの犬木メーク。あなたの定番ベージュグラデをブラッシュアップさせてくれる匠の技が満載です!
今月のアーティスト
イヴ・サンローラン・ボーテ クチュール パレット 14 ¥7,800
ダソダ リキッドライナー BR BITEKI/今月号『美的』特別付録
NARS デュアルインテンシティーブラッシュ 5508 ¥4,600(限定品)
パルファム ジバンシイ ルージュ・ジバンシイ 102 ¥4,800(限定品)
クラランス コンフォート リップオイル 02 ¥3,200
How to make up
【EYE】
アイホールに「イヴ・サンローラン・ボーテ クチュール パレット 14」の左上のピンクベージュをのせる。二重幅内側に中央の茶と左下のゴールドラメの茶を混ぜてオン。下まぶたには目頭以外に右下の茶を細く。まつげの間を埋めるように「ダソダ リキッドライナー BR BITEKI」のブラウンラインを。上まつげには黒マスカラ。
【CHEEK】
黒目の真下を中心にして「NARS デュアルインテンシティーブラッシュ 5508」の左のコーラルオレンジを横長にのせ、その外側に頰骨に沿って右のローズピンクを。2色が少し重なるように。
【LIP】
「パルファム ジバンシイ ルージュ・ジバンシイ 102」のベージュリップを輪郭を意識しながら全体的にのせたら、中央に「クラランス コンフォート リップオイル 02」を重ねてツヤを足す。
表紙撮影の裏側レポート
秋の新色。メーク前に手で試してヘア&メークさんと相談し使う色を決めていきます。これが美容編集者あるあるな〝手の甲から秋〟(そう呼ぶの私だけ?)。
「実は私、しっとりした表情を求められることがあまりなくて…」と謙遜する絵美里さんでしたが、いやいや、ファーストカットからほんとため息ものです! 担当・田中的には残念ながら表紙にはもれてしまったアンニュイな絵美里さんがとってもツボで…惜しすぎるので、こちらでちょっぴり公開させてください!
『美的』8月号は好評発売中!売り切れる前に手に入れて☆
撮影/中村和孝(まきうらオフィス・人物)、太田真三(静物) ヘア&メーク/犬木 愛(agee) スタイリスト/岸本佳子 モデル/絵美里 デザイン/GRACE.inc 構成/田中ゆか(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。