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2023.3.12

【ファッション×旬メイク】ホワイトロマンティックを大人がモダンに着こなすには?|美的GRAND

クールなコーディネートには慣れているグラン世代だけど、この春は甘くて淡くて軽やかな「ホワイトロマンティック」がトレンドに。大人っぽく、かつ新しく着こなす秘訣を『美的GRAND』で活躍するスタイリストの青木貴子さんとヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんに、ファッションとメイクの両面から伺いました。

「ホワイトロマンティック」をモダンに着こなすコーディネートとメイクのポイントは?

\教えてくれたのはこの2人/
青木貴子さん 
スタイリスト/ファッションディレクター 雑誌・広告を中心に活躍するほか、エッセイの執筆、服やジュエリーのデザインなども手掛ける。料理好きの一面ももち、レシピ本も出版。

岡田知子さん 
ヘア&メイクアップアーティスト。N.Y.で活動した経験をもち、程よくモードで洗練されたメイク提案にファン多数。美容誌はもちろん、女性ファッション雑誌でも大活躍。TRON所属。

青木 レースやフリル、ギャザーに花柄など、2023年の春夏ファッションは、ロマンティックで優しいテイストがトレンドのひとつに。カラーもホワイトや春らしい淡いトーンが多め。こちらのワンピースも、程よいパフスリーブ感やピュアホワイトのフレッシュな色合いに旬を感じます。

岡田 ファッションと同じく、この春はメイクのトレンドも優しいムード。昨シーズンに引き続き、引き締め色がないアイパレットなどがたくさん発売されています。そんなトレンドも意識して、今回は目元や唇はもちろん、ネイルまであえてベージュ系で統一。ポイントを置かない“シームレスメイク”に仕上げました。

青木 その選択、大賛成です! メイクにポイントを置かない方が、ピュアホワイト色やシルバーアクセサリーがもつ“大人の潔さ”がより映えますよね。今回はスカートに合わせて、シューズにもボリュームをもたせました。ブラックソールがコーディネートを引き締めつつ強い印象を与えますが、シームレスメイクのおかげで、エフォートレスに整ったと思います。

岡田 ファッションがほんのり甘くてシンプルだからこそ、大人はメイクで引き締めたくなりますが、この春はぐっと我慢を。すると、古くささやイタさが匂い立つ“ロマンティックおばさん”になりません。かといって、抜きすぎもNG。ファッションのリュクス感がトーンダウンします。

青木 確かに。何を注意すれば、古くさくも地味にもならない大人のシームレスメイクができますか?

岡田 まずは、マスカラとアイラインをしっかり、かつ顔だちになじむように繊細に入れることが大切です。あと、血色感のあるチークカラーを薄〜く広範囲に潜ませるように入れることも、地味でぼやけた印象を払拭するポイントに。

青木 ヌーディな中にもヘルシーさを感じたのは、チークのおかげだったんですね。

岡田 この春はシームレスメイクを体得すると、大人こそメリットがたくさんあると思いますよ。そうそう、今回のコーディネートはシルバーのアクセサリー使いもフレッシュで素敵でしたね。

青木 ありがとうございます。アクセサリーは今回、ピュアホワイトのワンピースの潔さを引き立てるために、すべてシルバーで統一しました。一方、デザインは丸みがあってかわいらしいものを合わせることにこだわりました。大人はシンプルなデザインのシルバーアクセサリーを選びがちだけど、旬のホワイトロマンティックなトレンドに合わせると、少しすっきりしすぎてしまう心配があるから…。春は、始まりの季節。トレンドやファッションに合わせてアクセサリーもチェンジし、新しいムードを楽しんでいただきたいと思います。

【ファッション】ホワイトロマンティック

ホワイトを大胆にまとい、可憐にしゃれた大人の魅力に出合う

レースやフリルといった甘めニュアンスと、真っさらなホワイトが融合した「ホワイトロマンティック」。洗練された幸福感をまとえる、今春注目のトレンド。

【コーディネート】ホワイトは大人の潔さを強調するカラー。ロマンティックなトレンドも、大人クールな装いに。

「年齢を重ねる程敬遠しがちなオールホワイトの装いですが、いざ身にまとえばフレッシュで凜とした装いに。大胆に取り入れれば、レースやフリルといったロマンティックな今春のトレンドも、大人っぽく洗練された着こなしに。同時に、シルバーアクセサリーを更新するのもおすすめです。」(スタイリスト・青木貴子さん)


ワンピースのロマンティックな雰囲気に合わせ、シルバーアクセサリーも遊び心のあるデザインのものを選んで。


バッグや靴も、シンプルすぎないデザインが◎。

【メイク】目元も頬も唇もあえてヌーディに。トレンドを軽やかに楽しむ、大人の余裕を


「この春のロマンティックなファッショントレンドを大人っぽく昇華しようとしてメイクに気合を入れると古くささや強さ、頑張っている感が強調されがちに。最新のシームレスメイクは血色感もあり、ヌーディだけど華やかな印象。ぜひマスターしてグラン世代らしくリュクスに着こなしましょう。」(ヘア&メイクアップアーティスト・岡田知子さん)


A. シアーベージュ色。
コーセーコスメニエンス ネイルホリック つめ用ファンデ BE334 ¥396(編集部調べ・4月16日発売)

B. 黒のマスカラを上まつげに塗った後、ダマや束をコームでとかしてオフ。
ランコム ラッシュ イドル ウォータープルーフ 01 ¥4,950

C. アイホール&下まぶたにマットサンド(中段左)を広げ、サテンテラコッタ(中段右)を上まぶたへ太チップ幅でオン。ゴールド(上段右)を上まぶた中央に重ねる。
NARS オーガズムライジング アイシャドーパレット ¥7,150(限定品)
オーガズムライジング アイシャドーパレット[2023年2月発売]の詳細・購入はこちら

D. 頬の内側から薄く広めにコーラルベージュチークをオン。
RMK ピュアコンプレクションブラッシュ 10 ¥3,630(4月7日発売)

E. キャラメル色のリップをややオーバーにじか塗りし、華やかさをプラス。
SHISEIDO テクノ サテン ジェル リップスティック 403 ¥3,960(5月1日発売)

F. ブラウンのペンシルアイライナー。黒目の外側から目尻よりも少し長めに入れた後、綿棒でぼかしてなじませる。
エスティ ローダー スモーク アンド ブライテン カジャル アイライナー デュオ 03 ¥3,850
スモーク アンド ブライテン カジャル アイライナー デュオの詳細・購入はこちら

『美的GRAND』2023春号掲載
撮影/葛川栄蔵(人物&ファッション小物)、金野圭介(化粧品) スタイリスト/青木貴子(WHiTEBOX) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) モデル/松田珠希 構成/北川真澄

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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