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2009.12.9

イタリア産EX.V.オリーブオイルのテイスティングセミナーへ!

ホテルニューオータニで開かれた、イタリア産ワイン&オリーブオイルの集い。味わったオリーブオイルは、まるで搾りたてのフレッシュジュースでした!

今や、どの家にも1本常備されているといっていいほどポピュラーになったオリーブオイル。輸入食材店などに行くと、目移りするほど種類があり、正直どれを選べばよいかわからないという人も多いのでは? かくいう私もその1人。そこで、イタリア産のオリーブオイルを広めるイベント「ヴィニタリー・ジャパン」が主催するテイスティングセミナーに参加してきました。

オリーブオイルは、大きく分けてEX.V.(エキストラヴァージン)オリーブオイルと、普通のオリーブオイルの2つがあります。ここでいうオリーブオイルとは、添加物の一切ないもの、高温で加熱処理されていないもの、酸度0.8%以下という条件をクリアしたEX.V.オリーブオイルのこと。
イタリア産オリーブオイルの地位向上につとめる「ウナプロル(イタリア・オリーヴ栽培業者協会)」の、ミケーレ・ブンガロ氏によれば、「EX.V.オリーブオイルは、摘み取ってから12時間以内に搾られるため、まるでオリーブのジュースのようにフレッシュ。料理を引き立てるだけでなく、悪玉コレステロールを減らすなど体にいことがあるオイル」なのだそう。

また、同じ品種から搾ったオリーブオイルでも、オリーブが育った環境や産地、搾油法などによって、味わいが異なるのもオリーブオイルの魅力。ボトルのラベルの説明を参考にするのもいいですが、お気に入りを見つける近道は、やはり試してみることです。

ということで、実際に4つのオリーブオイルをテイスティングさせていただきました。まずはじめに、小さな器に入ったオリーブオイルを手のひらで包み、少し温めて香りを立たせ、アロマを確認。次に、空気といっしょにオイルを口に含み、鼻に抜ける香りと甘みや渋みといった味を確かめます。最後に、飲み込んで喉越しを実感。ちなみに、ワインと同じように、軽いものから重いものへテイスティングを続けます。

はじめてオリーブオイルのテイスティングに参加して感じたことは、「一度に数種類味わうことで、それぞれの特徴や自分の好みがよくわかるものだな」ということ。最近は、専門店へ行けば気軽にテイスティングできるので、ぜひ皆さんも、いろいろ試して毎日の料理に取り入れてみませんか?

(photo) 今回テイスティングした4つのオリーブオイル。アーティチョークやトマトに似た香り、苦さとスパイシーさが絶妙なものなど、それぞれ個性的なものでした。色つきの器に入れられているのは、中のオリーブオイルの色による味への先入観を防ぐため。テイスティングの合い間には、薄いバゲットやりんごで口直しします。(最後の写真はイメージです)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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