箸でソレしちゃ絶対だめ!一発で「マナー知らず認定」される箸使い5つ
ナイフとフォークを使った食事には独特のマナーがありますが、日本の伝統的な和食においてもそれは同じ。特に箸の使い方については、やってはいけないタブーが多いというのは、みなさんご存じではないでしょうか。
やってはいけないと分かりつつ、いつもの癖が出やすいのが食事時。以下のような箸の使い方、あなたはしていませんか?
■1:寄せ箸
遠くにある器を箸を使って近くに引き寄せたり、移動させたりすることはNG行為。器を移動させるときは必ず手に取って行いましょう。これが食べ物や料理に対する感謝を表すことにもつながります。
■2:回し箸
味噌汁などの汁物の中を箸を使ってぐるぐる回すことはNG。味噌などが沈んでいるときは、さっと1回だけ回していただくようにします。
■3:刺し箸
食材に箸を刺して食べるのはご法度。箸が上手に使えない幼児がするような行為で、せっかく丁寧に切られた食材や料理に対する気配りがありません。
■4:渡し箸
器の上に箸を渡すようにして置くことを渡し箸といいます。これは「もういりません」という意思表示をするものなので、食事中にするのはアウトです。箸置きがないとついやりがちな行為なので、注意が必要です。
■5:指し箸
箸で人を指すことで、とても失礼な行為です。同じように箸を手に持ったまま話をして、箸を振り回すようなことも決してやってはいけません。食事中の話に花が咲くような場面では、一旦箸を箸置きにおいてからにしましょう。
ここで紹介したもの以外にも、箸のNGマナーはまだまだたくさんあります。『美レンジャー』の過去記事「彼も彼ママも上司もドン引き!意外とたくさんある箸のNGマナー」もぜひチェックしてみてください。普段から間違った使い方をしていると、大事な場面でも知らないうちについやってしまうものですから、毎日の食事でも気を付けてみましょう。
さらに日本料理全般におけるマナーについては、『美レンジャー』の過去記事「わさびは醤油に溶かないで!日本料理の“やりがち恥マナー”5例」を参考にどうぞ。
初出:美レンジャー ライター:佐藤まきこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。