ヤダ…うちわで失敗!? 「浴衣美人が台無し」やりがち大ミス5連発
浴衣を着ると、普段の姿とはうってかわって、男性が女性に色気を感じたり惚れ直したりするものです。でも着慣れていないと、ちょっとしたことでせっかくの浴衣姿を台無しにさせてしまうこともあります。
そんな浴衣美人になりきれない、致命的なミスとは一体どんなことでしょうか?
■1:帯をつぶす
浴衣美人の一番の特徴ともいえるのが、帯と後姿の美しさ。ただ椅子に腰かけて背もたれに体重をのせると簡単につぶれてしまうのが、浴衣の帯です。しかも一度つぶれてしまうと、帯は簡単になおすことができません。
レストランに行ったときでも、浴衣を着ている間は背もたれによっかかることなく、姿勢よく座るように心掛けましょう。
■2:トイレに行くたびに着崩れする
浴衣を着ているうちに少しずつ着崩れしてしまうのはしょうがありません。しかし、一番注意したいのがトイレに行ったとき。まず袖や裾を汚してしまわないように、和式ではなく洋式のトイレを利用しましょう。
さらに洗濯バサミをいくつか持参しておくと便利。着物の上前のすそをめくって上半身と一緒に洗濯バサミで留めておくと、用を足している間に落ちてくる心配がなくなります。
■3:がに股大歩きする
普段の洋服のときと違って、浴衣を着ているときは歩幅が小さくなります。それなのに普段通りに大股で、しかもがに股で歩いていては、せっかくの浴衣も台無しに……。しかも浴衣の着崩れも起こしやすくなります。
浴衣や着物を着たときは、上品にやや内股で、小さな歩幅で歩くようにしましょう。
■4:パンティラインが丸見え
意外と盲点なのが、浴衣を着たときのパンティライン。パンツスタイルのときと同じで、パンティの線がくっきりと見えるようでは、浴衣美人とは到底言えません。さらに薄い色の浴衣のときは、中のパンティの色が透けないように気配りをお忘れなく。
■5:うちわでバタバタあおぐ
洋服に比べて浴衣は袖も裾も長く、しかも帯を締めているため、断然暑く感じるものです。そんなときにうちわや扇子をバタバタとあおいでいては、風情がありません。うちわはやさしくあおいで、女らしさを見せましょう。
髪型をアップにしてうなじを出したり、吸収性のよい肌着を中に着て、汗が浴衣に染みないなどの工夫も大切です。
さらに、帯はきつく締めすぎると長時間の外出では段々とつらくなってきますから、少し余裕を持って締めるようにしておきましょう。
ひと昔前に比べると格段に割安で購入でき、男女問わず夏に着る人が多くなっているのが、浴衣です。せっかくの機会ですから、自分にとってよい恋のきっかけとなるように、これらの行為に注意しておくとよいですよ。
初出:美レンジャー ライター:佐藤まきこ
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