美的リーダーズ
2026.1.28

「足し算」をお休みして。ロンドンの冬に教わった、春を待つための“心地よいリセット”習慣

By 柳 莉子

柳 莉子

皆さま、明けましておめでとうございます!

2026年が始まりましたが、皆さまはどのようなお正月を過ごされましたか?

私が暮らすロンドンは今、一年で最も冷え込みが厳しく、どんよりとした空が低く近く感じる季節です。クリスマスから年始にかけての華やかな賑わいが落ち着き、街が少しずつ静けさを取り戻していくのを眺めていると、ふと自分の心や体にも意識が向くようになります。

年始のロンドンでの一枚

楽しいイベントが続いたあとは、知らず知らずのうちに「食べすぎ」や「情報の詰め込みすぎ」で、心も体もちょっぴりお疲れモードになりがちですよね。

新年を迎えると、つい「もっと美容を頑張らなきゃ!」と新しいアイテムを「足し算」したくなりますが……。

今は“低電力モード”でいい時期?

美容でよく聞く「炎症・糖化・酸化」といったトラブル。実は、何かを「しすぎ」たり、エネルギーが「過剰」になったりすることから起きることもあるのだそうです。

特に冬は、乾燥で肌のバリアが弱くなったり、寒暖差で自律神経が乱れやすかったり……。体温を保つために体が一生懸命働いているので、肌や内臓に回せるエネルギーは、いわば「省エネモード」になっている状態。

そんな時は、無理に「攻め」のケアで叩き起こすよりも、体の回復力を信じて、あえて「余白」を作ってあげることが、今の私にはしっくりきています。

 

私が大切にしている、冬のゆるリセット・ルーティン

この時期過ごす中で、私が今リアルに心地よいと感じている「奪わない・攻めない」習慣を少しだけご紹介します。

【Morning】穏やかに巡らせる

• コーヒーの代わりに、優しい抹茶を

胃をびっくりさせないように、朝のコーヒーを少しお休みして、粉末の抹茶や緑茶をゆっくり淹れています。抹茶に含まれる「テアニン」という成分が、忙しない心にそっと寄り添ってくれる気がするんです。

ロンドンにも持ってきたNeRoLiherbのめぐりブレンドとウーマンズミオーマ

・温かいハーブティーで一息

ロンドンの冷えた朝、マグカップから立ち上る湯気を吸い込む時間は、私の大切なお守り。この「一息」が、強張った心と体をじんわり解きほぐしてくれます。

【Day & Night】バリアを奪わず、内側から温める

温活は、自分へのギフト

モコモコ靴下と腹巻は、冬の私の必需品。夜は「ツムラの薬湯」を入れた湯船に浸かって、寝る時は湯たんぽをお供に。足元が温かいだけで、不思議と眠りの質がぐんと深まるのを感じています。

身体が内側からポカポカになるツムラの入浴剤

「道具」の力に甘えてみる

あれこれ塗り重ねるよりも、毎日使うドライヤーを見直してみました。「絹女〜KINUJO〜」に変えてからは、熱ダメージを抑えられるからか、髪も頭皮も健やかになった気がします。「落とす・乾かす」といった基本の道具にこだわるのも、素敵な引き算美容のひとつかもしれません。

海外対応でコンパクトだから旅行にも必須

【Inner Care】腸を休ませるという選択

毎日のお味噌汁を、お守りに

私のライフワークでもある「お味噌汁」。家では毎日欠かさず作っています。シンプルな調理法でいただく温かい一杯は、疲れた胃腸を優しく癒やしてくれる気がします。

サンファイバー(グアー豆食物繊維)の力

毎日1包をお味噌汁に混ぜて。腸を無理やり動かすのではなく、善玉菌の「餌」になって優しくサポートしてくれる発酵性食物繊維の力を借りています。

ビタミンDで、内側から元気に

日照時間が短いロンドン生活に欠かせないビタミンD(5000IU)は、肝臓に負担をかけないよう2日に1回。実は腸のバリア機能を高める「腸活」にとっても、心強い味方なんですよ。

毎日摂取するようにしているサンファイバー

 

ロンドンで見つけた「Dry January」という文化

ここで少しだけロンドンの旬なお話を。イギリスでは今、「Dry January(ドライ・ジャニュアリー)」といって、1ヶ月間お酒をお休みするムーブメントがとても盛り上がっています。

「パブ大好き!」な国だからこそ、年始に一度リセットして健康を見直そう、というポジティブな考え方。

私の「引き算美容」とも共通していて、レストランでもおしゃれなノンアルコールメニューが増えるこの時期が、私はとても気に入っています。

お酒も好きだけどノンアルコールで乾杯も楽しい

 

春に、自分らしい花を咲かせるために

「足すことよりも、奪わないこと」。

今、無理をして頑張らないことは、決して足踏みではありません。

4月の帰国や新しい季節に向けて、今は内側の土台を静かに、大切に整えてあげる時期。

冬の体には、ちゃんと自分で回復する力が備わっています。

皆さんも、この1月は少しだけ肩の力を抜いて、自分を「お休み」させてあげることも大事にしませんか?

その優しい選択が、きっと春、透明感あふれる肌を連れてきてくれるはず。

今年も「肌・心・体」の綺麗を一緒に作って行けたら嬉しいです♡

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

twitter LINE Threads
柳 莉子

発酵薬膳料理家

柳 莉子

大学時代に食に目覚め、栄養学や料理を学び、フードコーディネーターとして活動を始める。SNSで発酵や薬膳をキーワードとしたレシピを紹介、ケータリングやプロテインなどの商品開発を行うほか、現在は活動の拠点をロンドンに移してスポーツ選手の専属料理人も務める。

あなたにおすすめの記事