美的リーダーズ
2025.9.2

ロングヘアを手放したら、美容習慣がアップデートされた話

By 山岡 葵

山岡 葵

先日、7年間ロングヘアを続けてきた髪を20cm以上ばっさりカットしました。そのきっかけの一つは「髪を乾かす時間の長さ」。夜、仕事や撮影を終えて帰ってきても、髪を乾かすのに20分近くかかる。疲れていると、トリートメントや頭皮ケアは後回しになり、「とにかく早く乾かしたい」が最優先になっていました。ヘアケアを大事にしているつもりが、実はその時間の長さが“美容の質”を下げていたんです。思い切って髪を切ったらどうなるんだろう?その小さな疑問が、大きな変化を呼び込みました。

髪を切ったことで得られた「印象の変化」

20cm以上カットすると、鏡の中の自分がまるで違う人に見えます。ロングヘアのときは柔らかさや女性らしさを纏っていたけれど、短くなった髪は、顔立ちの輪郭を際立たせて、凛とした強さを前に出してくれる。同じ自分でも「髪型ひとつでキャラクターは変わる」。その事実を、改めて強く実感しました。美容は外見を整えるものだけではなく、「印象そのものをデザインする力」なんだってこと。

ロングヘアだった頃。ヘアケアに費やす時間で睡眠時間が削られ、苦痛な時間となっていたように思います。

そして何より面白いのは、その「印象の変化」が自分自身の気持ちまで動かしてくれること。鏡に映る新しい自分を見た瞬間、「こういうファッションに挑戦したい」「このメイクならもっと映えそう」と、自然とアイデアが湧いてくるんです。髪型を変えることは、単に外見を変えるだけではなく、ライフスタイルや価値観、ひいては“なりたい自分像”まで更新してくれた。美容はその人の未来までデザインする力を持っているんだと、今回改めて感じました。

時間の余裕が生んだ「頭皮ケアの充実」

そして、もうひとつ大きな変化は“ケア習慣”でした。乾かす時間が大幅に短縮されたことで、その分を頭皮ケアに回せるようになったんです。今、積極的に取り入れているのが meltのスパークリングケアスプレー

炭酸の泡がシュワっと頭皮に広がり、マッサージしながら使うと血流が促されていく感覚がはっきりわかります。

スーッとする清涼感とじんわり温まるような心地よさで、一日の疲れまで解放される気持ちに。“ケア”というより“リラックス時間”になってくれる存在です。また、頭皮マッサージの際に使用するアイテムで特にお気に入りなのが Refaのハートブラシ フォースカルプ。

ブラシの先端が頭皮に心地よくフィットし、シャンプー前やお風呂上がりのマッサージにぴったり。

均一な刺激で頭皮のコリをほぐしてくれるので、むくみ対策にも効果的。使い続けることで頭皮が柔らかくなり、血流が良くなっているのを実感します。髪が短くなったことでケアの余裕ができ、結果的に「頭皮ケアの質」が格段に上がったのは予想外の嬉しい変化でした。

今回の学び「変える勇気が習慣を育てる」

新しいヘアスタイル。今までしてこなかったメイク、ファッションも取り入れる機会が多くなった。

髪を切る前は「似合うか不安」「後悔しないかな」と迷いもありました。でも実際に切ってみてわかったのは、変化は“美容習慣そのもの”も前向きに変えてくれるということ。ロングのときは“乾かすことに追われる毎日”だったけれど、今は“頭皮ケアを楽しむ時間”に変わりました。その小さな違いが、美容全体の質を大きく底上げしてくれたように感じています。髪型を変えることは、外見だけじゃなくライフスタイルや習慣まで変えてくれる。だからこそ、「今の自分に必要な変化」を思い切って取り入れることが、美容のアップデートに繋がるのだと思います。7年守ってきたロングヘアを切るのは勇気がいりましたが、その勇気が印象を変え、時間の使い方を変え、美容の楽しさを再発見させてくれました。髪型を変えることは、人生を少し動かすことなのかも。その一歩は、未来の自分にとって大きなご褒美になりました。もし今、髪を切ろうか迷っている人がいたら「変わりたい」という小さな気持ちを信じてみてみるといいかもしれません。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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山岡 葵

モデル/元美容皮膚科看護士

山岡 葵

美容皮膚科に勤務していた経験から、仕事柄ドクターズコスメや美容医療にも精通。現在はモデル、SNSクリエイターの仕事も並行しながら活動中。Instagramのリールで発信している美容法が支持を得ている。

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