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2020.4.18

食器用洗剤もオーガニックで!ドイツのNO.1ブランド「ソーダサン」のディッシュウォッシュに注目【渡辺佳子さん連載vol.187】

在宅の時間が増えるとキッチンでの洗い物の回数も増えてきますね!そこでこの機会に注目してほしいドイツのオーガニックディッシュウオッシュをご紹介します。ドイツでのオーガニック洗剤市場でNo.1ブランド「sodasan(ソーダサン)」です。

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ソーダサン社は、製造過程から使用後まで、環境を汚さない自然原料から洗剤を開発することを目ざし、1982年に誕生しました。共同創立者は、ユルゲン・ハックさんとケルスティン・シュトロムベルグさんのお2人。本社は北ドイツのウブレンゲンという小さな村にあり、世界文化遺産であるワッデン海に近いエリア。当時、ドイツ国内での水質汚染が深刻化していたことがこの2人を動かしたのだそうです。

Sodasan Reportage 2018

彼らは「環境に負荷をかけずに掃除をすることが私たちの使命」として、手洗い、洗濯、食器洗いなど家をきれいにするときに使うものへの新しい基準を定めました。そうすることで環境保護に貢献することができるからです。sodasanソーダサンという社名は、天然の洗浄剤sodaと、ラテン語で健康を意味するsanusを組み合わせたものだそうです。創立者の1人ユルゲン・ハックさんは化学者で、天然由来成分を使った新しい洗浄製品を開発!最初に手がけた製品のひとつが食器洗浄剤でした。

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ソーダサン ディッシュウォッシュリキッド
(上から)500ml ¥600、1L ¥1,000
レモンオイル、リツェアクベバ(クスノキ科の植物)の天然香油を組み合わせたオレンジの香り

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ソーダサン ディッシュウォッシュリキッド ざくろ
500ml ¥600
ザクロオイルを使ったざくろのフルーティな香り

香り違いで2タイプあるディッシュウォッシュリキッドは、少量で泡立ち、すすげばさっと泡切れがよくて使いやすいリキッドです。主な洗浄成分は石油化学物質フリーで、ココナツ油とショ糖から作られているのですが、油汚れもしっかり落としてくれます。可能な限りオーガニック栽培の再生可能な原料を使い生分解性を追求していると同時に、従来の石油由来の洗剤に負けない洗浄力や使用感を重視し実現しているのはすごいことです。動物成分も使っていないビーガン製品になっています!

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ソーダサン ディッシュウォッシャー
1kg ¥1,500
こちらは食洗機用の粉末洗剤です。レモングラスの天然香油を使った香りづけ。

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これらのキッチンまわりの洗剤は、すべて酵素、リン酸塩、塩素などを一切不使用で作られています。酵素を使わない理由は「酵素は遺伝子組み換え生物を使用して製造されている」「皮脂タンパク質に影響して敏感肌の人に刺激を与える可能性がある」という見地からだそう。原材料のオーガニック認定成分の割合は、現在50%で、ここからもっと上げていきたいと考えているそう。洗剤には原材料をすべて表示する義務はないなか、すべての原材料を開示し、さらにオーガニック原料を積極的に使うというのはなかなかない進んだ取り組みですね。

またプラスティックの梱包を減らし再利用、再循環させる取り組みも行っていて、2014年からリサイクルされた素材を使ったボトルに変更。製品を製造する過程では、全体の80%を太陽光システムや熱伝導供給システムを利用した電力を使用しており、残りの20%はグリーンピースエネルギーの風力ガスを購入。これらの企業努力に対して2018年には「ドイツナショナルサスティナビリティー賞」など数々の賞を受賞しています。

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社会的な協力として、赤ちゃんアザラシの救助とリハビリを行うアザラシ孤児院の支援などもしているそうです。徹底したポリシーを貫いているところが、さすがはドイツ!
ソーダサン製品にはキッチンものだけでなく、ランドリーやトイレ掃除アイテムもあり、日本でも入手可能ですのでご興味があればぜひラインナップをご覧になってみてくださいね!

ソーダサンについての詳しいことはこちらでどうぞ=>https://www.omochabako-webstore.jp/products/list.php?category_id=36

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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