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2008.6.5

西の国から美的通信#10 〜美脚への道(2)〜 正しい靴を履いて、体のバランスを整える

ミュールタイプのオリジナルパンプス(¥28,000)。私は黒をお買いあげ!
オリジナルの靴は、約30種類の色見本から好みの皮を選ぶことができます。
左右サイズが違う人は、この機械で革を伸ばしたりして調整してくれます。
店内の奥にあるマッサージルーム。使用するオイルも足に合わせてブレンドしたオリジナル(要予約)

前回の続きで足ネタです。

足の現状を知ったところで、今度は何をすべきかを考えました。マッサージ? 正しいウォーキング? ソール(靴の中敷き)? 素人が思いつくことといえばだいたいこの程度ですが、足のプロ「メリーグラシス」の代表・中村美賀子さんに言わせると、まずは毎日履く靴を自分の足に合ったものに変えてみることからスタートするのが一番のようです。

そこで、サイズに合わせていくつかの靴を見繕ってもらうと、当然のことながら、シンデレラのガラスの靴のようにピッタリ! 足のフィット感はもちろんのこと、体重をかけて歩くとなんだか「きもちいい!」。これが素直な感想でした。私の場合、膝や腰に相当負担があったようで、どうもその辺がとてもラクになりました。こんな体験をしたら、もう最後。結局、既製品のサンダルと、メリーグラシスオリジナルのミュールタイプのパンプスを購入することにしました。パンプスの革は約30色のカラーバリエーションから選ぶことができ、あれこれ悩んでしまいます。セミ・オーダーになるので、手元に届くのは1ヵ月半後。ちょっと楽しみです。

ここで上手な靴選びのポイントを伺いました。

1.足のサイズとフォルムを知る
(前回ご紹介した計測)

2.かかとがぬけない
(変な力が入り、スネや腰を痛めることも)

3.甲の部分がピッタリフィットする
(前すべりになって、足が変形するもとに!)

4.つま先に必ず余裕
(巻き爪の原因に!)

5.表記してあるサイズを信じない
(あくまでも目安なので、必ず履いてみる)

6.新品の靴下やストッキングを履いて靴を買わない!
(すべりがいいので、1サイズ小さいサイズでも入ってしまう)

これまではスタイリッシュなデザインに気をとられて、甲のフィット感やつま先の余裕部分など、結構無視して靴を選んでいました。特別、私は足のトラブルは抱えていないにせよ、こういった間違った靴選びが冷えやむくみを生み出し、今の足を育てあげたのです。そう思うと、つくづく何をどう選ぶのかは重要なことなのだと思い知らされるのでした。

中村さんによれば、彼女自身、外反母趾に悩みなかなかいい靴に出合えなかったそうで、「ならば、自分が作ろう!」と一念発起してメリーグラシスを立ち上げたのだとか。だからこそ、いろいろな足の悩みを持った人たちが全国各地から福岡のこの店に集まってくるのでしょう。また、その声に応えるべく日々、足について研究し、店内では靴の販売だけにとどまらず、定期的に専門家を招いてウォーキング教室を開いたり、奥の個室では足のマッサージケアやペティキュアまで行っています。まさに足のスペシャルショップです。靴はインターネットでも買うことができるのですが、ただ購入できるのは一度来店してきちんと足の計測を行った人のみ。この徹底ぶりにも好感が持て、いい靴をきちんと履いてもらいたいという真摯な思いが伝わってきます。

さて、足矯正の経過報告ですが、まず毎日履く靴を自分に合った靴に変えたことで、体のバランスがよくなったような気がします。というのも、先日、スーツを着る機会があり、以前から持っていたパンプスを履いたら、腰が痛くてしょうがないのです。「もうね〜メリーグラシスの靴しか履けんようになったんよ!」とおっしゃっていたあるお客さまの声がよみがえりました。私もその域に達しそうな勢いです。また、簡単なむくみ対策として、「寝る前に寝転がって宙に向かって自転車漕ぎを50回したらいいですよ」とアドバイスをいただいたのですが、これはすぐに忘れて眠ってしまうためちゃんとできていません。みなさん知っていますか? 足のプロ・中村さん曰く「足の老化速度は顔の10倍」なんですって。忘れて寝ている場合ではありませんでした。美脚も一日にしてならず。まだまだ道のりは長そうです。

<取材協力>
足と靴のカウンセリングショップ メリーグラシス
http://e-kutu.com

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