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2008.4.23

西の国から美的通信#8 一度使ったらクセになる!? 手作りの無添加石けん

自然熟成、乾燥中の『ピンクハート石けん(ラベンダーの香り)』。香りはすべて天然のハーブから抽出した自然原料を使用。
工房兼ショップの店内。一歩入るや否や、心地よいラベンダーの香りに包まれる。
店内の陳列棚に並ぶ常時12種類の石けん。どれにしようかいつも迷ってしまう。

まず最初に。右・写真の、ピンクのハートがついた四角い物体な〜んだ!? 何やらたくさん並んでいますね。実はこれが今日の主役である手作り無添加石けんです。写真はちょうど自然に熟成させて乾燥しているところ。合成の固形剤を使えば4時間ほどで簡単に固まるところを、ここでは約2カ月かけてじっくり固めているのです。

やってきたのは、福岡市内から車で1時間ほどの場所にある糸島半島。目の前にキレイな海が広がる自然豊かな場所です。この海辺に無添加石けんを手作りしている素敵な工房「暇楽(からく)」があります。ここの石けんの特徴は、人に優しい天然のものだけで作っていること。それも卵だったり、にがりだったり、牛乳だったり。しかも、それらが全て地場のものというから驚きです。確かに糸島には黄身を手でつまめるすごい卵を作っているところや、昔ながらの流下式製造法で天然塩を作っている工房、低温殺菌牛乳を作っている酪農などがあり、そう考えると暇楽の石けんはまさに糸島ならではの石けんと言えます。

ちなみに私と暇楽さんとのお付き合いは長く、5年前のオープン当初に取材させてもらって以来のファン。もちろん、無添加石けんもかかさずに愛用中です。今、使っているのが「アボカドスペシャル」。なぜアボカドだけにスペシャルがついているのかというと、ある製造秘話がありました。なんとこの石けん、絞りたてのアボカドオイルが80%以上も入っているんですって(贅沢すぎっ!)。しかも、実験に集中するあまりに原価も何も考えずに作っちゃったらしく、一旦引くことも考えたが、常連さんが気に入っちゃったものだから引こうにも引けず、「えいっ!」っとそのまま商品化に。いかにも、素材重視+研究熱心なオーナーの前田まさ代さんらしいエピソードです。ってなわけで「こ・れ・は、いいよ!」と、耳打ちしてくれたのでした。

「ならば、試してみなくちゃ!」と即買い。そして、実際使ってみると…、アボカド油、パーム油、ココナッツ油のみの原料なので、匂いは全くなし。心持ち水馴染みがよく、いつもの石けん以上に、泡立てている最中のヌメヌメ感が強い感触。だからなのか、洗いあがりのしっとり感は格段に違いました。おそるべし、アボカドオイル! 泣く泣く商品化してくれた前田さんにも感謝です!

暇楽の石けんは海辺の工房のほか、福岡市内の雑貨館『インキューブ』、インターネットでも購入することができます。定番商品のほかに、年4回季節限定商品もあり、ギフトにも最適です。気になる価格は1個¥800から¥1,000がメインですが、アボカドスペシャルのみ¥1,200。個人的には、定番のローズヒップやカロチン石けんなどもおすすめです。

<取材協力>
海辺の石けん工房 暇楽
http://www.ka-la-ku.com

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