スキンケアニュース
2026.08.26

夏のダメージ肌をリセット!タイプ別「夏枯れ肌」レスキューケア|「棚田トモコのウェルエイジング診断」vol.20

骨格診断ファッション&ビューティーアドバイザー・棚田トモコさん考案の「ウェルエイジング診断」。顔タイプを「リッチ」「エレガント」「ハンサム」の3タイプに分け、顔や体の特徴、エイジングの方向に合った美容法を提案します。自分に向き合い、最適なケア方法やスタイルアップする方法を知って、より楽しく、前向きに年齢を重ねていきましょう!

EDIT&WRITING: 美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢とともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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骨格診断ファッション&ビューティーアドバイザー/栄養コンシェルジュ

棚田トモコさん

夏の肌は実は乾燥しがち

暑さが落ち着く頃になると、気になり始める人が多いのが“肌の疲れ”。今回のウェルエイジング診断連載では、そんな“夏枯れ肌”がもたらすどんよりとした顔印象を、グッと底上げしてくれるケアをご紹介します。

真に潤いのある肌とは、自らの角層にしっかりと水分を抱え込める肌のこと。角層は外部刺激から肌を守る厚さ約0.01〜0.02mmの薄い層ですが、角層が乾燥したり、状態が乱れたりすると、バリア機能が低下し、肌荒れにつながりやすくなります。

角層の状態を乱す原因は、紫外線や誤ったスキンケア、偏った食事、ストレスなどさまざまですが、夏はそれに気づきにくい季節です。汗や皮脂で肌表面は潤って感じられても、紫外線や冷房などの影響で角層のバリア機能が低下し、肌内部では乾燥が進んでいることがあります。また、夏は皮脂量も増えますが、それが酸化した状態で長時間放置すると肌への刺激となり、乾燥につながる可能性があるので注意が必要です。

注力したいのは肌を立て直すための角層ケア

バリア機能を支えているのは、角層の細胞間脂質と天然保湿因子(NMF)、そして皮脂膜です。なかでも細胞間脂質は、角層の水分保持に重要な役割を担っており、その主成分のひとつがセラミドです。

セラミドは、肌のターンオーバーの過程で作られますが、涼しくなり、湿度が低下すると、自分で水分を抱え込む力のない角層ではセラミドが作られにくくなり、バリア機能の低下につながります。また、加齢によってターンオーバーが遅くなると、その過程で作られるセラミドも減少しやすくなります。

セラミドなどの細胞間脂質が不足すると、角層のバリア機能が低下し、肌の水分が失われやすい状態に。その結果、乾燥しやすくなるだけでなく、シワも目立ちやすくなります。さらに、バリア機能が低下した肌は、くすみやシミ、ハリの低下など、さまざまな肌悩みにつながることもあります。

また、グラン世代になると、女性ホルモンの変化なども重なり、肌に炎症などのトラブルが起きた際に、若い頃のようにすぐには回復しにくくなることも。だからこそ、コツコツと肌を育てていくことが大切です。

どのタイプにも共通して大切なのは、まず角層のバリア機能を整えること。その上で、タイプごとに目立ちやすい肌悩みに合わせたケアをプラスしていきましょう。

まずはあなたのタイプを、フローチャートでチェック!

自分のエイジングの未来を知り、自分に合った美容がわかる「ウェルエイジング診断」。まずは、あなたのタイプを知るところから。棚田さんが開発したフローチャートで早速チェックしてみましょう!

夏枯れ肌を立て直す!タイプ別レスキューケア

夏の終わりから秋口にかけて気になりやすい、乾燥、くすみ、シワ、たるみ……。ひと口に「夏枯れ肌」といっても、もともとの肌質や顔立ちによって、目立ちやすいエイジングサインは異なります。

大切なのは、やみくもにアイテムを足すのではなく、自分のタイプに合ったケアを選ぶこと。ここからは、ウェルエイジング診断の3タイプ別に、夏のダメージを受けた肌を立て直すためのケアとアイテム選びをご紹介します。

【ふっくらとハリ感のある、リッチタイプ】ハリはあるけれど、厚みのある肌が下垂しやすい

皮膚の弾力を司るコラーゲンやエラスチンの量が多い可能性が高く、皮膚のハリをしっかりと感じられます。年齢を重ねても脂肪の萎縮はあまり感じられませんが、厚みのある皮膚が下垂しがちです。加齢に加えて、紫外線によって骨と皮膚を結びつけているコラーゲンの束である支持靱帯、コラーゲンやエラスチンに傷がつくことで皮膚は弾力を失い、下垂します。コラーゲンの量を増やすよう促しながらも、ハリを保つケアと、肌を引き締めるケアをするのがおすすめです。

【リッチタイプ】アイテムの選び方ポイント

肌のコラーゲン量を維持し、肌内部でコラーゲンが適切に生成、配置するよう働きかけるものを。また肌を引き締めてくれる成分入りのものだとさらに有効です。

ランコム レネルジー HPN クリーム 50mL ¥22,000
ハリ・弾力感に着目したクリーム。独自の「300種の植物由来ペプチドの恵み」などを配合し、うるおいを与えながら、ハリ感で満ちた引き締まった肌へ導きます。リッチな使い心地で、なめらかで明るい印象の肌へ。

クリニーク スマート リペア CL+PD クリーム 50mL ¥13,420(2026年10月9日発売)
ハリと弾力感の不足による“しぼみ感”に着目したクリーム。コラーゲン、PDRN、ペプチドを配合し、ふっくらと弾むようなハリ感のある肌に。

ヘレナ ルビンスタイン リプラスティ アイ&フェイスセラム 15mL ¥51,700
目元・頬・フェイスラインの引き締まった印象に着目した美容液。先進成分を配合し、肌にうるおいを与えながら、すっきりと凛とした印象へ。目元からフェイスラインまで幅広く使えます。

ニッピコラーゲン化粧品 スキンケア ジェル LM511 35g ¥33,000
「生コラーゲン」と「ラミニン」に着目した濃密なジェル。肌にうるおいを与え、ハリ・弾力のあるすこやかな肌を目指します。みずみずしいジェルが肌になじみ、しっとりとした仕上がりに。

【とろんと柔らかい肌質の、エレガントタイプ】肌がしぼみやすく、乾燥やシワが目立ちやすい

加齢で脂肪やコラーゲンとエラスチンの量が減ると見た目の変化が顕著で、エイジングを重ねると皮膚だけが垂れるようになります。とくに夏枯れした肌はシワが目立ち、しぼんだ印象になりがち。炎症を抑えながらも自然なボリュームを復活させて。ヒアルロン酸やコラーゲンなど、肌のうるおいやハリに関わる成分に着目したケアを取り入れるのはもちろん、夏の間に食欲が減退して痩せた方は、栄養バランスのとれた食事を心がけ、健康的な体重を維持することも大切です。

【エレガントタイプ】アイテムの選び方ポイント

しわ改善に働くものやヒアルロン酸、コラーゲンを増やしてふっくらさせるのが鍵。最新知見が搭載されているアイテムを取り入れて速攻ケアを。

SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス 160mL ¥23,100(編集部調べ)
独自成分「ピテラ™」を90%以上配合し、肌にたっぷりとうるおいを与えながら、キメを整えてクリアな肌印象へ導きます。

©️CHANEL

シャネル ル リフト クレーム N 50g ¥26,400(2026年9月25日発売)
肌のハリ不足や乾燥によるしぼんだ印象に寄り添う、濃密なプレミアムクリーム。独自の「プロリフトコンプレックス」がコラーゲンの量と質にアプローチし、弾むようなハリと、すっきり引き締まった印象へ。

コーセー インフィニティ ザ モイスチュア コンセントレート リペア[医薬部外品] 50mL ¥9,570 (編集部調べ)
肌の水分保持能を改善する有効成分「ライスパワー®No.11α」を高濃度配合した薬用導入美容液。洗顔後の肌にうるおいを与え、次に使う化粧品のなじみを高めながら、ハリ・弾力のある肌へ導きます。

ポーラ リンクルショット ナイト クリーム[医薬部外品] 40g ¥13,200
乾燥による小じわを目立たなくする薬用ナイトクリーム。濃密なクリームが一晩中肌を包み込み、乾燥を防ぎながら、翌朝までハリ感のある肌へ。

【骨感がありクールな、ハンサムタイプ】骨感が強く、くすみや肌の粗が目立ちやすい

脂肪や肌のハリによる丸みが比較的少ないタイプ。顔立ち的にゴツゴツとした骨感が目立ち、年齢を重ねるとよりスジっぽさが目立っていきます。エイジングで脂肪が減少することで顔全体の骨が目立ち、それが影となり疲れた印象を加速させます。顔の凹凸がはっきりしているため、陰影によってくすみや肌の粗が目立って見える傾向があります。紫外線を浴びた肌はよりくすんで見えがちなので、肌をすこやかに整え、透明感のある印象を目指すケアをするのがおすすめです。

【ハンサムタイプ】アイテムの選び方ポイント

透明感を引き出すものや、目立ちがちな毛穴を引き締めてくれるものを。

エピステーム ステムサイエンスRXショットa 8mL×4本 ¥42,900(2026年9月1日発売)
独自の複合保湿成分「ステムEVコンプレックス」などを配合した、ハリ・弾力ケア美容液。うるおいを与えながら、乾燥によるハリ不足が気になる肌をすこやかに整え、ふっくらとした印象へ。乳液のような濃密さがありながら、肌になじむ軽やかな使用感も魅力。

コスメデコルテ ホワイトロジスト クロノジェネシス ブライトニング コンセントレイト 1.8X[医薬部外品] 30mL ¥19,800
美白有効成分コウジ酸を配合した薬用美白美容液。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎながら、うるおいを与えて明るく透明感のある肌印象へ。なめらかにのび、心地よく肌になじみます。

ドクターケイ 薬用ABC-GプレミアムクリームTA[医薬部外品] 30g ¥8,250
美白・シワ改善・肌荒れ防止の3つの薬用効果を備えたクリーム。ナイアシンアミドやトラネキサム酸などの有効成分に加え、ビタミンC誘導体やレチノール誘導体などを配合。シミ、シワ、ハリ不足など複合的な肌悩みにアプローチします。

タカミエッセンス 5CEプレミアム 30mL ¥8,250(2026年9月2日発売)
5種のビタミンCを組み合わせた新しい美容液。ナイアシンアミドなども配合し、毛穴やくすみが気になる肌をすこやかに整えます。みずみずしいテクスチャーで、毎日の透明感ケアに取り入れやすい。

タイプに合わせたケアで、夏の肌を立て直して

夏は、紫外線や汗、皮脂、冷房など、肌にとってさまざまな負担が重なる季節。しかも、そのダメージはすぐに表面化するとは限らず、暑さが落ち着いた頃になって、乾燥やくすみ、シワ、たるみといった形で現れることもあります。

だからこそ、夏の終わりは肌をリセットする絶好のタイミング。自分の肌質や顔立ちに合ったアイテムを選び、足りないものを補うようにケアすることで、未来の肌印象にも差がつきます。

ウェルエイジング診断は、年齢を重ねることをネガティブに捉えるのではなく、自分がどんなふうに変化していくのかを知り、今の自分に必要なケアを選ぶためのもの。夏のダメージを感じたら、まずは自分のタイプをチェックして、肌を立て直すケアを始めてみてください。

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT&WRITING: 美的GRAND編集部

2018年に小学館が創刊した大人世代向け美容専門誌『美的GRAND』の編集部。40代以降の女性が抱える美容やライフスタイルの悩みに寄り添い、ドクター、研究者、美容ジャーナリスト、エディターなど各分野のプロフェッショナルと連携し、スキンケアからメイク、ヘルスケア、ウェルネスまでを多角的に紹介。「年齢に抗う」というアンチ・エイジングではなく、年齢とともに自分らしい美しさを積み重ねていくというポジティブな“ネオ・エイジング”を提唱し、信頼できる知見をわかりやすく発信することを心がけています。

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構成: 山岸夏実

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