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2025.12.14

氷川きよし+KIINA.さん「日々のスキンケアで毛穴レスな肌を目指して頑張っています」|『美的』1月号スペシャルインタビュー

歌手「氷川きよし」、そして近年、ジャンルに捕らわれない表現者としては「KIINA.」。悩んだり、迷ったりしながらも、“ありのまま”のKIINA.さんを支えていたのは歌と美容。美容誌初登場となる『美的』で、愛用のコスメも教えてもらいました!

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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SOURCE: 美的 2026年1月号

2026年1月号

1 月号

11月21日頃発売 ¥890

いよいよ2025年もラストスパート!<br> 11月21日(金)発売『美的』1月号の特集は、今年もやってきました!<…

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氷川きよし+KIINA.
ひかわ・きよし+きいな/1977年福岡県生まれ。2000年に演歌歌手として『箱根八里の半次郎』でデビュー。その年の音楽賞の新人賞を多数受賞。以降、『きよしのズンドコ節』などがヒットし、’06年にはシングル『一剣』で第48回日本レコード大賞を受賞。’17年にはアニメ『ドラゴンボール超』のオープニング曲となった32枚目のシングル『限界突破×サバイバー』がヒットし話題に。12月はクリスマスディナーショーを福岡(13・14日)、大阪(20・21日)で開催。’26年には劇場公演『氷川きよし特別公演』を全国4都市で開催予定。

SPECIAL INTERVIEW

毎晩「今日も頑張ったね」と自分を抱き締める。その言葉の力で元気になれる。


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スキンケアブランドのアンバサダーを務める程、ふんわりとしたツヤ肌も注目を集めるKIINA.さん。肌のケアは歌手デビュー前、福岡から上京して一人暮らしを始めた18歳の頃から続けてきたそう。

「スキンケアをしているかどうかで10年後の肌に差が出るよ、と友人に言われて始めました。寝る前に『肌水』(現HADASUI)とニベアをたっぷりつけて。当時はアルバイト中もセロハンテープをまぶたに貼って二重のクセをつけてみたり、鼻を高くしたくてノーズクリップをつけたりと頑張っていましたね(笑)」

ありのままの思いを大切にしていきたい
デビューと同時に演歌界のスターとなり、近年は演歌の枠に捕らわれない新たな表現が幅広い層から注目を集めている。2022年から1年半の充電期間を経て、氷川きよしとして、そして、「ありのままの自分」を表現するためのアーティスト名「KIINA.」としても活動を開始。その名を冠したニューアルバムは、圧倒的な歌唱力で聴かせる演歌をはじめ、ロックやポップスなど幅広い楽曲を収め、自ら作詞した曲も。

「『はじまり』という曲では、音楽に魅せられた少年時代の思いを綴り、『暴れ海峡』では、すべてをなくし、ひとりで人生の岐路に立たされたときにどう生きるか、ということを考えながら書きました。自分を構成しているかけらであるリアルな思いを形にしたいと思って作ったアルバムです。充電期間中には、歌が好きだということ、そして『やっぱりコンサートが好き』だということに改めて気づかされました。ステージは、私自身を解き放てる大切な居場所。私の歌で元気になってくれる方々の笑顔が私の生きる力です」

アルバムジャケットでは、KIINA.さんのふたつの顔を表現。そこには自分自身と向き合い、葛藤してきた日々を経て、「自分の形はひとつじゃなくてもいい」という思いが込められてもいる。

「元々ポップス歌手になりたいと思っていたのですが、演歌の世界にご縁をいただいてデビューしました。それから、自分のことを少しずつ好きになれたんです。皆さんに応援してもらうことで、好きではなかった自分の声もいとおしく思えるようにもなって。“演歌界のプリンス”というイメージに徹することも楽しかった。でもだんだんと、ステージの自分と素の自分のギャップを感じるようになってきました。ポップスなど演歌以外の好きな曲も歌いたいという思いが生まれてきて。演歌という型をくずすことはファンの方を裏切ることになるのではないか、応援してもらえなくなるのではないかという怖さもありましたが、『限界突破×サバイバー』をリリースしたときに多くの方が喜んでくれたんです。そこから、自分の思いや好きなことを大切にし、思いきって歌う歌こそが自分らしい歌なのだと思うようになりました」

ジャンルを問わず音楽活動をする中で、「いつも今がいちばん幸せだと思う」と言う。

「自分くらいは自分を愛さないとね。自分をいちばん愛せるのは自分しかいないと思うから。そのためにも、今の私の思いを大切にして、なるべく自分を否定しないようにしています。今、寝る前に『今日もよく頑張ったね。偉いよ』と、自分で自分のことを抱き締めるんですよ。誰かに言ってもらうことを期待するよりも、まずは自分で声をかけてあげる。そうすると、その言葉の力で元気になれる気がするんです」

これまでを振り返って、いつも「自分を愛しながら生きる方法を探しながら生きてきたのかもしれない」というKIINA.さん。その方法のひとつが美容だった。

保湿、お風呂、そして休むことも大事!
「普段からの積み重ねが美しさにつながるから、面倒くさくても『どうでもいい』とは思わないようにしています。皆さんに見ていただくお仕事でもあるし、キレイにしておかないと自分に落ち込むことがあるんです。これからの季節は肌が乾燥しやすいので、カサカサのカサ子さんにならないように、こまめに保湿をしています。コンサートが終わると疲労困憊で本当はそのまま寝たいけれど、踏ん張ってメイクを落とし、39℃のお風呂にゆっくり入り、しっかり保湿。そうするとやっぱり翌日の肌も元気なんですよね。肌がキレイだとモチベーションが上がるし、自分を好きでいられるでしょう? そうして心が元気になると、自分も輝いていける気がします。今は、日々のスキンケアで毛穴レスな肌を目指して頑張っています」

デパコスもプチプラも大好きで、お店で2~3時間かけてアイテムを選んだり、家庭菜園で野菜を育て、とれたての食材を楽しむことも。日々の食事はシンプルな和食が基本。「でも時々、深夜に辛ラーメンを食べちゃうんです(笑)」。オフの日には愛犬と自然の中でリフレッシュする。

「20代の頃は周りにアドバイスをいただきながら必死にお仕事をして、休みたいなんて絶対に言えなかったんです。休むと取り残されてしまうような不安もあったし、休みたいと思う自分の弱さがダメだと思ってもいて。でもやっぱりね、休むってすごく大切なこと。今は思いきり頑張ったらリフレッシュするための時間をもつようにしています。それが、肌やメンタルを健やかに保つためにも、仕事を長く続けたり、自分を好きでいるためにも大事な気がする。オンとオフのバランスは大事ですよね!」

歌手デビューから25年以上を経て、今、「ありのままの自分、ゼロからの自分を楽しんでいる」そう。「自分の思いを大事にするようになってから、気持ちもすり減らなくなりました。好きなこと、挑戦したいことを含め、今の自分を思いきり表現できるように、これからも自由に表現することを楽しんでいきたいです。やってきたことは絶対に裏切らないから、歌も美容も毎日コツコツ積み重ねて、目の前の壁もひとつずつ乗り越えながら、常に今の自分がいちばん好きだと思いながら進んでいきたいですね」

INFORMATION

NEWアルバム『KIINA.』

4年ぶりの全曲オリジナルアルバム。小室哲哉プロデュースの『Party of Monsters』、松本隆作詞の『白睡蓮』、歌との出合いを作詞した『はじまり』など、氷川きよし+KIINA.としてジャンルを超えた全12曲を収録。発売中。通常盤¥3,500/日本コロムビア

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氷川きよし+KIINA.さんの〈バッグの中身①〉“乾燥知らずの美肌”をつくるスキンケア 氷川きよし+KIINA.さんの〈バッグの中身②〉“絶対になくてはならない”香りとは?

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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撮影: 吉田 崇

ヘア&メイク: 遠山雄也(RELAXX)

スタイリング: YOSHI MIYAMASU(SIGNO) 

レイアウト: 製作所

構成: 松田亜子

SOURCE: 美的 2026年1月号

2026年1月号

1 月号

11月21日頃発売 ¥890

いよいよ2025年もラストスパート!<br> 11月21日(金)発売『美的』1月号の特集は、今年もやってきました!<…

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