美的リーダーズ
2025.12.15

ロンドン在住・発酵薬膳料理家の2025年の海外生活を支えてくれた私のベストコスメ

By 柳 莉子

柳 莉子

こんにちは!ロンドン在住のりこぴんこと柳莉子です。今年は12月22日発売の美的本誌で、美的リーダーズマイベスコスをご紹介させていただいております。こちらでは、本誌で紹介しているアイテム以外の “2025年の私の肌と生活を支えてくれたアイテム” をまとめてみました。

肌がゆらぎやすいロンドンでの生活や、移動の多い日々の中でも、肌の調子が安定していた理由を含めてご紹介します。

スキンケア部門

  • 洗顔

KANEBO コンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ

洗浄成分と保湿成分のバランスが良く、必要な皮脂は残しながら汚れだけを落とす洗顔料。“伸びる泡”が肌にやさしく密着し、摩擦を抑えて洗えるところが特長です。洗顔後のつっぱり感がなく、乾燥が気になる季節でも安心して使えました。

  • クレンジング

エムディア スピーディークレンジングジェル

オイルフリー・無香料・無着色・無鉱物油に加え、動物性原料・エタノール・パラベンも不使用。肌への負担に配慮された処方で、敏感に傾きやすい時期でも使いやすいクレンジングジェルです。みずみずしいジェルがメイクを浮かせ、2種類のクレイが毛穴汚れをしっかり吸着。洗い上がりはつるんとなめらかで、不要な皮脂だけが落ちる感覚が心地よい一品でした。

  •  化粧水

エストラ アトバリア365 クリームミスト

ミストタイプとは思えないほど保湿力が高く、“うるおいの膜”がふんわり残る化粧水。水分と油分をバランス良く補うことで、朝の保湿、入浴後、日中の乾燥対策と、幅広いシーンで活躍しました。手を汚さずに使える使い勝手の良さも魅力です。

  •  仕上げ・日中ケア(化粧直しミスト)

ダルバ ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム

ホワイトトリュフエキスを含む“オイル層 × 美容液層”の二層式スプレーセラム。細かなミストが肌を包み込み、乾燥しやすい日中でもうるおいとツヤを心地よく補ってくれます。メイクの上から重ねてもムラになりにくく、乾燥による化粧崩れを防ぎたいときの“リセットミスト”として優秀。時間が経った肌を自然に整えてくれる、携帯しやすい一本です。

  • クリーム

FAS ザ ブラック クリーム

黒米発酵液・黒豆由来ペプチド・米セラミドなど、“発酵×植物”の保湿成分を組み合わせたクリーム。さらに、シワ改善と美白の医薬部外品有効成分ナイアシンアミドを配合し、乾燥・くすみ・ハリ不足といった複合的な悩みにアプローチします。こっくりとした質感でしっかり保湿されるのに、ベタつきや皮脂浮きが気にならない仕上がり。“しっかりフタをして守ってくれるのに重くない”という絶妙な保湿感が心地よく、季節問わず使えました。

  • UVケア

ケアテア プロテクトUVミルク

ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)で、石けんオフ可能なやさしい処方。乳液のようになめらかに伸び、敏感に傾きやすい時期でも安心して使える日焼け止めです。デイリー使いにちょうど良い軽い仕上がりでした。

メイク部門

  •  下地

LANCOME UV エクスペール トーン アップ ローズ N

くすみを自然に補正し、白浮きせずに透明感を与えてくれる下地。光を拡散させる処方で、曇りの日でも肌が明るく見える点が魅力です。メイクの土台を均一に整えてくれる頼もしいアイテムでした。

  •  ファンデーション

SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション

美容液成分を豊富に含み、“塗る・保湿する・ツヤが続く”を一度で叶える設計。自然なツヤ感と適度なカバー力があり、日常使いしやすいファンデーションです。

  •  シェーディング

KANEBO シャドウオンフェース

透け感のある発色で肌になじみ、自然な陰影を演出できるスティックタイプのシェーディング。小回りの利く細身の形状で狙った場所に入れやすく、濃淡の調整もしやすい設計です。パウダーでは出しにくい“肌そのものの影”のようなニュアンスがつくれるため、メイク全体の立体感をさりげなく整えたい日に重宝しました。

  •  アイシャドウ

TOM FORD BEAUTY アイ カラー クォード 42A ヘイズィ センシュアリティ

ベリー×ブラウンの柔らかな陰影が特徴。血色感・透明感・モード感のバランスが良く、今年のトレンドである“柔らか陰影メイク”にぴったりでした。しっとりした粉質で、目もとに上品な深みが生まれます。

  •  リップバーム/リップケア

FAS ザ ブラック デイ リペア リップセラム

黒米・黒豆由来の発酵エキスを配合した、“ケアしながらツヤを与える”タイプのリップセラム。しっかりうるおうのに重たさがなく、日中の乾燥対策としても使いやすい処方です。発酵由来成分による保湿ケアと、自然に血色感を補うカラーが相まって、メイクの仕上がりをさりげなく底上げしてくれるアイテムでした。

  •  リップカラー

シャネル ルージュ ココ ボーム 764 チャーミングライラック

青みを含むライラックカラーが自然にくすみを払ってくれ、メイクの仕上げに重ねることで全体の透明感がぐっと引き立ちます。バームの軽さと洗練された発色のバランスが良く、デイリーにも使いやすい一本でした。

ヘア・ボディケア部門

  •  シャンプー

KINS SHAMPOO

発酵エキスや保湿成分が頭皮環境を整え、常在菌バランスの乱れによるフケ・かゆみを防ぐ処方。洗うたびに“地肌の調子が整う”のを実感しました。

  •  頭皮ケア

KINS SCALP ESSENCE

洗い流さないスカルプエッセンス。乾燥しやすいロンドンでは特に必須で、頭皮の水分量・pHバランスを整え、根元の立ち上がりをサポートしてくれました。

  •  ボディ

KANEBO ラッピング ボディ ポリッシャー

角質をやさしくオフしつつ、スクラブ後も乾燥しにくい処方。“なめらかさとしっとり感”が両立する仕上がりが魅力です。

  •  インナーケア

あおつぶ

旅行中に不足しがちな水溶性食物繊維を補えるため、腸のリズムを整えたいときに欠かせない存在でした。個包装で持ち運びやすい点も便利です。

  •  サプリメント

NOW Foods ビタミンD3

日照時間の短いイギリスでは特に重要な栄養素。ビタミンDは腸の免疫細胞の働きにも関与し、肌のゆらぎ対策としても役立つと感じました。

  •  食(腸活)

タマチャンショップ ちょーぐると

動物性・植物性乳酸菌の両方を摂れるほか、オリゴ糖・食物繊維も含まれ、腸内細菌の多様性をサポートしてくれます。毎朝ヨーグルトに混ぜる習慣を続けたことで、腸の調子の安定と肌荒れの減少を実感しました。

肌は一気に変わるものではありませんが、小さな心地よさを積み重ねていくことで、ある日ふっと “調子がいい” と感じられる瞬間が訪れると実感した一年でした。

すべてを完璧にする必要はなく、今日ひとつだけ、肌が喜ぶことを足してあげるだけでも十分。また、日焼けをしない・摩擦を減らすなど、“やらない選択” も肌を守る大切な習慣だと学んだ一年でもありました。

美的のおかげでたくさんのコスメや美容品を知れて、美意識も上がり感謝でいっぱいです。来年も、自分のペースで心地よさを大切にしながら、美的と共に「肌・心・体」のキレイを磨いていきたいと思います。12月22日に発売する『美的』の美的リーダーズが選ぶ年間ベスコスページもぜひ、覗いてみてくださいね!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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柳 莉子

発酵薬膳料理家

柳 莉子

大学時代に食に目覚め、栄養学や料理を学び、フードコーディネーターとして活動を始める。SNSで発酵や薬膳をキーワードとしたレシピを紹介、ケータリングやプロテインなどの商品開発を行うほか、現在は活動の拠点をロンドンに移してスポーツ選手の専属料理人も務める。

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