国によって「美」の基準は違う!世界のメイクを徹底比較
By Taiyo


みなさん、こんにちは!Taiyoです。
僕は時間があると、海外ドラマや海外アーティストのミュージックビデオなどをよく見るのですが、トレンドがあるとは言え、やはり国によってメイクの方法がまったく違うことに気づきます。
そこで今回は、日本をベースとして、僕好みの中国メイク、コスメ大国でもある韓国メイク、そしてアメリカのメイクについて僕なりに分析をしてみることにしました。
国が変われば「美」に対する基準も変わってくるので、しっかりと差が出て、自分はどういったメイクが似合うのか新しい発見もありましたし、外国の方のメイクでも真似できるポイントがたくさんあるので、皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね!
まずは日本人のメイクの特徴をチェック!
基本的に日本人のメイクは薄めでナチュラルな印象です。
まずは日本人のメイク傾向をチェックしていきましょう。日本人は、クマやニキビ跡といった肌トラブルを自然に隠しながらも、眉の形などは極端に変えず、その人自身が持っている毛や肌の質感、骨格をそのまま活かした清楚感のあるメイクを好む人が多いと思います。もちろん、パーティーやイベントなどのシチュエーションによっては、アイシャドウやチーク、リップなどのポイントメイクをフル活用する場合もあると思いますが、日常的にもそうですし、タレントや俳優の方々なども、かなりナチュラルなメイクをしているではないでしょうか。
【日本人のメイクのポイント】
1.肌トラブル箇所は厚くならないようにナチュラルにカバー
2. 眉は主張が強くなりすぎないようにパウダーだけでフワッと
3. リップは鮮やかな色味よりも少しトーンの落ち着いたピンク系
他の国に比べると若く見える日本人ですが、メイク法も若く見える理由かなと思います。
パキッと映えて見える印象的な中国人メイク
僕の中で本当に顔が整っているなという印象なのが中国人のメイクです。眉を太くするだけで日本人のメイクとだいぶ見え方が異なります。
中国で活躍されている俳優の方々のメイクを参考にしたのですが、やはり基本的に濃いめで正統派なメイクをしている方が多かったです。眉は太く、鼻筋をしっかり通して、肌の色は白く仕上げています。整った顔がさらに濃くなるので、人間離れした顔立ちに(笑)
【中国人のメイクのポイント】
1. 眉は太め&ストレートに
2.オレンジやベージュ系のアイシャドウをしっかり塗り、目尻を強調
3. 涙袋もぷっくりとさせる
4.ファンデーションで肌をしっかりとカバー。チークは塗らず、赤みなどがない肌に仕上げる
5. リップはオレンジやブラウンなどの暖色系を使用
かなり濃いめの顔に仕上がるので、特に映像などでパキッと映える顔立ちになります。しっかりメイクですが、正統派なので、好みに関係なくかっこいいと思う方が多いかなと思います。
コスメ大国・韓国はアイドルメイクが主流
韓国人のメイクは白く透き通った肌が特徴。
韓国と言えば、やはりアイドルメイク。他の国よりも圧倒的に技術が発展していると感じます。今回は髪が暗いので、髪色に合わせたメイクに仕上げましたが、韓国ではカラーリングをしている方が多く、それによってまた違った雰囲気になります。まずは、いまの髪色で挑戦してみました!
【韓国人のメイクのポイント】
1. 肌は白く、セミマットよりもすこしツヤ感ありに仕上げる
2. 顔全体をツヤツヤにはせず、唇はマットな質感に
3. アイシャドウは涙袋をつぶしてクールに
4. 目の横幅を広げるようにラインを引く
暗い髪の場合でも、俳優の方などはベージュのアイシャドウなどでナチュラルに仕上げていたりしますが、今回は、アイドルを意識して寒色系でまとめ、クールさをプラスしました。
総合的に見ても、他の国と比べて、それぞれのパーソナルカラーに質感や色などをしっかり合わせたメイクをしているなと感じました。
アジアとはまた違った魅力のあるアメリカ人のメイク
最大のポイントはコントゥア。骨格が違いで美の基準もかなり違います。
アジアからグッと離れて、まったく違う雰囲気のアメリカ人のメイクですが、とても面白く真似できるポイントもあるので、今回あえて比較に並べてみました(笑)
アメリカ人はどちらかと言うと、スッとしたフェイスラインよりもエラが張っていて頬に影が入ることが男らしいとされている気がします。また、韓国や日本では特に、色白であることが美の基準のひとつですが、アメリカでは小麦肌、日焼け痕があることがステータスになっているようです。アジア人とは真逆な感覚ですが、いつものイメージを思い切って変えたい場合にはとても参考になると思います。
【アメリカ人のメイクのポイント】
1. 暗めのファンデーションを塗り、その上でしっかりと影を入れて骨格を強調
2. 高く見せたいところに明るいコンシーラを塗る
3. 眉は眉山をしっかりと作り、アーチ寄りに
4. リップは肌の色に近いベージュ系でダンディーに締める
メイクだけでだいぶ大人っぽく見えて、アジア人とはまったく違った印象です。日焼けやそばかすなども隠さず完璧な状態ではないからこそ、大人っぽさに適度な抜け感が加わると思います。
今回の国別メイク比較、いかがでしたでしょうか?
僕は、頬骨が高く顎がしっかりしていて面長であることがコンプレックスだったのですが、アメリカ人のメイクのように逆にそこを強調すると雰囲気も変わり、意外と似合っているのでは?と新発見でした(笑)
そして、全体的に纏う雰囲気も変えてしまうメイクって、あらためて面白いなと思いました。少しのポイントで印象がガラッと変わるので、ぜひ皆さんにもチャレンジしていただきたいです。
今回は実験的な試みになりましたが、参考になれば嬉しいです!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

アーティスト
Taiyo
2022年にデビューした「男性美容」をひとつの活動の軸にしているボーカル&ダンスグループ『BBM』のメンバー。美容専門学校への進学も志望していたこともあり、メイク好きで、アイクシャドーなどのメイク術も得意で独自のメイクテクを発信中。
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