ディオールのアイコンリップ「ルージュ ディオール」が新しくなって登場! ピーター・フィリップス氏へ、オンラインインタビュー!
歴史、人気、実力ともにNo.1といっても過言ではない。まさにディオールを象徴するリップ「ルージュ ディオール」が、1月15日に新しく生まれ変わりました。
リップメイクを楽しむ機会が減ってしまった今こそ、明るく前を向くために。
私たちには、気持ちを上げてくれるクチュールリップが必要です!
ディオール メイクアップ&クリエイティブ イメージ ディレクター
ピーター・フィリップス
新ルージュ ディオールの開発の秘話はもちろん、コロナ禍におけるメイクについても語ってくれたピーター氏。取材は今どきらしく、オンラインにて行われました。
改めて振り返る「ルージュ ディオール」の歴史
「ルージュ ディオール」が最初に誕生したのは、1953年。ブランドの創始者、クリスチャン・ディオールの『女性のシルエットだけでなく、笑顔までもドレスアップさせたい』という情熱から生まれました。それから約70年、長い歴史の中で、その時代に合わせて幾度となく進化を繰り返し、世界中の女性を笑顔にしてきました。今までに発売されたシェード数はゆうに10,000を超え、まさにディオールのアイコンでもあると同時に、リップスティックの代名詞とも言える究極の存在でもあるのです。
色以外にも多彩な仕上がりを叶えるテクスチャーにも注目。鮮やかな「サテン」、ピグメントを高配合した「マット」、長時間心地よさが続く「ベルベット」、大胆に輝く「メタリック」の4つエフェクトが、色にさらなる表情をプラス。ディオール ルージュ ディオール 全37色(うち数量限定10色、ディオール公式オンラインブティック限定2色)¥4,500
より軽やかに、唇にも地球にも優しく!「ルージュ ディオール」の新たな魅力
ピーター氏が今回目指したのは、「ルージュ ディオール」の真髄でもあるクチュールらしさと今の気分でもあるナチュラリティの融合。
『マスクが当たり前になった今、身近な友人やお客様からいろいろ話を聞くと、リップクリームのように自然な仕上がりのリップを求めていると感じました。そんな声に応えられるように、新しい「ルージュ ディオール」は、“ケアをしながらナチュルに唇を彩る”ことにこだわりました』(ピーター氏)
今までにない塗り心地、つけ心地のよさを実現するのは、ディオール独自のフラワーサイエンスからインスピレーションを得て刷新されたフォーミュラ。レッドピオニーやザクロフラワーなど自然由来のフローラル リップケア成分を贅沢に配合することで、発色を高めると同時に、使うたびに美しくしなやかな唇へと導きます。さらにシルバーのCDロゴが輝くジュエリーのようなパッケージは、なんとレフィラブル仕様。よりクリーンにナチュラルに。世界中で愛されるグローバルブランドとして、メイクアップ製品でできるサスティナビリティを追求します。(※レフィルは9月発売予定)
脈々と受け継がれてきた“クチュールらしさ”と、今の時代にフィットする“ナチュラルティ”。この新たな出会いは、「ルージュ ディオール」の可能性を大きく広げることになりました。
贅沢に配合した自然由来のフローラル リップ ケア成分やシアバターが、潤いを守りながら小じわもカムフラージュ。美しい仕上がりとケア効果を両立。ディオール ルージュ ディオール 999 ¥4,500
今、つけたい! 誰をも美しく見せる多彩なヌードカラー
色とりどりのドレスのように、幅広いカラーバリエーションを誇る新「ルージュ ディオール」は、限定色を含め全37色のラインアップ。アイコニックな赤はもちろん、特に目を引くのが絶妙なヌードカラーたちです。
『マスクがドレスコードとなった今、新たなイットシェードと言えるのがヌードカラー。
今回は色味のニュアンスや濃淡を変えて、いろんなヌードカラーを揃えました。ヌードというと、ベージュを連想するかもしれませんが、10人いたら、10人それぞれの素の唇の色が違うように、ヌードとはベージュに限りません。その人の唇をナチュラルに美しく彩る色こそが、真のヌードカラー。みなさんもぜひ、自分にぴったりなヌードカラーを見つけてください」(ピーター氏)
上から/「ニュールック」のキーカラー“グレージュ”を再解釈したモダンなベージュ。ディオール ルージュ ディオール 100、「レッド スマイル」という色名のごとく、笑顔を輝かせるピュアな赤。同 080、時代を超えて愛される究極の赤。同 999、ナチュラルでありながら程よいメイク感も楽しめる、ピーター氏イチオシのローズウッド ヌード。同 525 各¥4,500
優秀なサブアイテムも味方に。今こそ、もっとリップメイクを楽しもう!
リップと同時に発売されるのが、なめらかな描き心地のリップライナーと、高い保湿効果でプライマーとしても活躍するバーム。
『特にバームは、マスクで荒れがちな唇をしっかりケアできる優れもの。ケアベームとしてはもちろん、プライマーとしてリップメイクの前に使うと、リップの仕上がりのクオリティが格段にアップします。ラスティング力も高まるので、すでに撮影でも欠かせないアイテムになっています。リップメイクのルーティンにぜひ加えてみてください』(ピーター氏)
ピーター氏に直接話を聞ける貴重な機会。最後に、マスク生活でどうしてもメイクが制限されてしまう今、“どうやってメイクに向き合うべきか”、アドバイスを伺いました。
『当たり前が当たり前でなくなった生活は、たくさんのことを気づかせてくれました。リップの色に頼れなくなったことで、アイメイクのもつ力を再確認できたし、口紅を塗って誰かに見せることは、より貴重で尊いことに。リップメイクが自由に楽しめないからこそ、リップメイクを楽しみたい! という人は、今確実に増えています』(ピーター氏)
実際にすぐ実践できる具体的なマスクメイクのコツを伺うと…。
『マスクをするとどうしても崩れやすので、最初からあえてパーフェクトにしないことがポイントです。スモーキーアイのように、指でぼかして塗ってラフに仕上げるのもオススメです。あとは事前に保湿をしっかりすることも大事です』(ピーター氏)
リップを塗る機会が減ってしまった今は、私たちが欲しいのはたくさんのバリエーションより、自分を美しく見せてくれる“とっておきの1本”。
新しくなった「ルージュ ディオール」で、そんな運命の1本を見つけてください。
右/フローラル成分を「ルージュ ディオール」の2倍の濃度で配合。ディオール ルージュ ディオール バーム 全1色 ¥4,500 左/共通のケア成分を配合し、なめらかに描き心地を実現。リップライナー。ディオール ディオール コントゥール 060 全11色 ¥2,900
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。