小田切ヒロさんメイク本刊行記念トークショー｜仕事、恋、名声を手に入れる女性の法則を指南

抜群に効く小顔マッサージ、誰もが美人映えするメイクテクニック、身をもって証明する美肌論……発信すること全てが女性の心を捉えてやまない、ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさん。
この度、待望のメイク本『すべてを手に入れた女には３つの顔がある』（小学館刊）の発売を記念し、3月2日(土)に三省堂書店池袋本店にてメイクショーイベントが開催されました。

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ドキッとする表紙と、心ざわつくタイトルに手を伸ばさずにはいられないこの本では、「少女」「母性」「小悪魔」の３つの顔を手に入れるメイク術をご紹介。実際のメイク術も披露されました。

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メイクをする前に小田切さんがまず語ったのは、このタイトルの正体。
「古くからの知り合いに、仕事、恋、名声。欲しいものを驚く程トントン拍子に手に入れていく女性がいました。その方を僕なりに分析したところ、実現力の裏にあったのは、TPPO(タイム・プレイス・パーソン・オケージョン)によって顔を使い分けているという事実。彼女はこれをナチュラルにできる才能の持ち主でしたが、メイクでも可能になるのではないと考えたのが、この本を作るきっかけです」
この本の面白い所は「１点豪華主義」であること。３つの顔それぞれ、１パーツにポイントを絞って強調することで、３つの顔が成立してしまうのです。

ここでは実際披露された「小悪魔顔」メイクをご紹介。強調パーツは「目」。小悪魔と言えばキャットラインなんかを想像してしまいますが、今回目指すは攻めの女ではなく、佇まいに吸引力のある女。そこで実践されたのが囲みアイメークです。
スモーキーブラウンアイシャドウをブラシにとってまぶたにポンポン置いたなら、何もついていないブレンドブラシを使用して目のキワから眉毛の中までぼかし広げていきます。1色使いとは思えない程見る見る美しいグラデーションが完成！
アイラインは上だけでなく、下の粘膜にも引くのがポイント。これが効果てきめんで、その仕上がりを見た瞬間会場にどよめきが起こった程、引き込まれるような魅力がプラスされます。
さらに小悪魔顔には、引き締まったフェースラインも重要とのこと。ここで本ではご紹介していない、小田切さんの小顔テクニックを初出し！まず黒に近いブラウンのリキッドカラーを指で取り、輪郭を大胆に削っていきます。一見大丈夫!?と心配になるビジュアルですが、そこからフェースラインの裏に向けてぼかしこむと、見事自然な影になり顔がギュギュッと縮小！驚きの効果に、とっさにメモを取る方も。

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引き込まれるような目力と、「この女性を深く知りたい」と思わせるようなミステリアスさがあり、まさに小悪魔にふさわしい顔に。

名残惜しくも実演が終了し、最後に小田切さんからメッセージ。
「この本では、僕が大人の女性に必要と考える３つの要素を詰め込みました。大人の可愛げ（少女）、周りを飽きさせない刺激（小悪魔）、そして男性が心で求める愛情（母性）です。全く異なる顔を提案していますが、心に留めて欲しいのが、決して“似合う”を自分だけで判断しないこと。新しいメイクを取り入れた時に見慣れず違和感があったとしても、周りからは意外と良いリアクションが返ってきたり、気づきもあるはず。人生に行き詰まって何か変化を望んでいる時、メイクで顔を変えれば周りのあたなに対する扱い方も必ず変わる。生き方を変えるスパイスとして、この３つの顔を是非実生活に取り入れてみてください！」

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また今回参加した方には豪華なお土産も！
タカミのタカミリップ（現品）は、本にも登場した小田切さんの愛用の品。「下地としても優秀なツヤツヤしすぎないテクスチャーと、潤いのキープ力が抜群！」
NARSのナチュラルラディアントロングウェアファンデーションの8色分のサンプルと、ベルベットマットリップペンシル 2490Nのミニサイズも、もちろん小田切さん一押し。「ファンデーションはまるで美しい素肌のような仕上がり。強めのフューシャピンクリップは、新しい顔を発見して欲しいという願いを込めてセレクトしました」
イベント終盤では小田切さんとのツーショット撮影もあったりと、大充実の内容で幕を閉じました。