メイクアップニュース
2011.7.4

自分の中の“女”を昇華させるエネルギッシュで艶やかな色の世界

見た瞬間に「使ってみたい!」と思った、オンブル サンク ルミエール No.20(¥7,980)。華やかなのに、とっても上品。限定色なので、欲しい人は急いで。[オータム ウィンター ルック 2011は、2011年7月22日(金)発売予定]

“ミッドナイトガーデン”というネーミングだけでも、かなり想像力が掻き立てられるイヴ・サンローランの秋冬コレクション。発表会会場に足を踏み入れたとたん、実際に気温が高いわけでもないのに熱気やパワーを感じるくらいのインパクトが!

イメージをあえて言葉で表すなら、真冬における深夜の植物園。外は暗く空気もキーンと冷え切っているのに、植物園の中は色とりどりで艶やかな花々やうっそうと茂るグリーンがあふれるような生命力を放って息づいている……といったような感じ。アイシャドーやリップのカラーも秋冬というよりも「春夏?」と思ってしまうくらい華やかで、なんだか見ているだけで力が湧いてきそう。

個人的に惹かれたのは、鮮やかなパープル、ピンク、ライラック、ライトグリーン、ホワイトがひとつのパレットに収まった「オンブル サンク ルミエール No.20」。5色とも月明かりに照らされたかのような繊細な発色で、静かながらドキッとするような情熱を秘めた目元が完成する。実際に肌にのせてみると、くすみがちなまぶたでもきれいに発色し、気分もぐっと上向きに!
自由自在に幾通りにも使えるけれど、おすすめはライトグリーンをアイホールの目頭側から半分くらいに入れて、目尻側にはライラックを。目の際はパープルで締めて、目の下にピンクを細く入れるというやり方。さらに中央の白を眉下にハイライトとして使えば、より印象的で立体感のある目元に。

もうひとつ「ブラッシュラディアンス」も無視できない存在だ。YSLのロゴが入っただけでなく、今までのものよりもしっとりした感触で、肌への密着感がアップ。発色もより鮮やかになって、チークの効果が際立つように。ピンク系を頬の高い部分を中心にふんわりと入れて、ブラウン系を両方のフェースラインに沿って“3”の形になるように入れれば、華やかになるだけでなく、顔全体が引き締まって見えるというメリットも。横顔もきれいに見えるので、ぜひ試してほしい。

年齢を重ねていくにつれて鮮やかできれいな色を肌にのせることを躊躇してしまうことが増えたけど、やっぱりそれじゃつまらない。大人の肌、そしてアジア人の肌のことまで考慮してつくり出された珠玉のカラーで、今年はメイクの新境地を切り開いて!

■オフィシャルサイト http://www.yslb.jp/

取材:2011年6月1日(水)
東京・表参道にて

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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