ディオールから顔立ちをデザインして美しさを際立たせる新作アイテムが登場!ピーター・フィリップス氏特別インタビュー&全色紹介
ディオールから、顔立ちをデザインして美しさを際立たせる新作アイテムが登場します。先駆けて5月の南仏カンヌで、メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップス氏へのインタビューが実現!製品の開発背景やおすすめの使い方、美への想いまでたっぷりお話を伺ってきました。全色紹介を含めて、その全貌をお届けします♪
ピーター・フィリップス氏の特別インタビューが実現。製品に込められた想いとは?
ディオールからまた、現代の女性を美しく輝かせる新作メイクアイテムが登場。この製品発表会が5月、南仏カンヌにあるHôtel Barrière Le Majestic Cannesのディオール スイートにて開催されました。ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップス氏自ら語ってくれた製品への想いや開発背景をご紹介。
「ディオールに来てから約10年経ちましたが、初期の頃から復活させたいと思っていた製品がありました。それは私がメイクを始めた90年代末にディオールにあった、スティックファンデーション。それは私が知っているアイテムの中でもとても革新的な製品で、ほんのりツヤがあり、ナチュラルで美しい仕上がりになるものでした。その感動を取り戻したいと思い、現代風にアレンジして作ったのが、ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティックです。
現代風に軽やかに塗りやすく作ることで、“スティックファンデーションは厚塗りになってしまう”というイメージではなく、簡単に自分の顔にそのまま塗れて、ブレンドしやすく、シェーディングにもハイライトにも使えて簡単にメリハリも作ることができる。スティックファンデーションに対して、そんな印象チェンジを持ってもらえたらと願って作りました。アイテムを作るときにいつもイメージしている女性像は「自然の美しさ」。そして女性がアイテムをつけるときの仕草が美しくあるように、いつも考えています。
メイクは楽しいもの。私たちはメイクを無理矢理変えることを提案しているのではなく「べき論」を避けて、何歳になっても新しい自分に挑戦をしてみませんか?というメッセージをメイクを通して伝えていきたいと思っています。やってみて嫌だったらクレンジングで落とせばいい(笑)それがメイクアップのよさだから、味見するようにメイクを楽しんでほしいです」
ピーター・フィリップス氏の想いのつまったスティックファンデーションに加えて、さらに肌を美しく仕上げるためのデュオパレットになった新チーク。さらには大人気のルージュ ディオールからメイクを完成させるための新色やバームとリップ ライナーまで注目のアイテムが続々登場。おすすめの使い方を教えてもらいました。
ディオール フォーエバヴァーから2つの注目アイテムが登場。おすすめの使い方は?
ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック
特徴は、クリームからさらっとしたパウダーに変化するフォーミュラ。そのまま単色で使ってもよいし、色の異なる2色を使ってコントゥワリングを完成させてもOK。リキッドファンデーションだと顔全体に塗布するのが一般的ですが、スティックだと顔をキャンバスに見立てて描くことが可能。絵を書くようにメイクアップをすることで、ブレンドしやすく、ベースメイクのアプローチが変わり、立体的な3D効果が作れます。
ピーター氏は特に日本人におすすめだと言う。
「パウダーに変化する軽やかなフォーミュラと高いロングラスティング効果は、湿度の高い日本の気候にぴったりです。きれいな仕上がりを完成させるためにおすすめなのは、ファンデーションのよれを避けるために事前のスキンケアをできるだけ軽やかにすること。そしてファンデーションも薄く薄く、ミルフィーユのように重ねていくこと。そして質感を肌になじませるために、指先を使ってタップしたり、濡らしたスポンジを使って仕上げるのもよいでしょう」(ピーター氏)
ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ
そして、ベースを整えた肌をさらに美しく輝かせるのが新作のチークだ。
「ツヤや輝きがさらに欲しい場合はこのブラッシュを重ねてほしいです。誰にも使いやすいのが257と287、コントゥアリングにおすすめなのが100。チークカラーで肌に柔らかな血色感を添えたり、ハイライト カラーだけを入れたり、これらの2つをを組み合わせたり、あなただけの仕上がりを楽しんで」
3D効果の高いおすすめの使い方は・・・
1.チークブラシで左のチークカラーを頬の中心に塗布
2.チークの脇に右のハイライトカラーを塗布し輝きを高める
3.中心から外側にかけて馴染ませ、立体と輝きを演出
頬をボリュームアップさせたい場合は、チークブラシで頬の中心からこめかみに向けて左のチークカラーを塗布し、同じブラシで、右のハイライトカラーを頬の中央ボリューム部分に塗布した後外側に向かって馴染ませて輝きを高める方法も。
ピーター氏もこだわりのルージュ ディオールから、ヌードカラーやバーム&リップライナーが登場
ピーター氏も思い入れの深いルージュ ディオールに関して、4年前のリニューアルで再定義をした「ヌード」というカラーについての考えをたっぷり語ってくれました。
「まず大前提、人々はヌード=ベージュと思っていたんです。だけど私はメイクアップをする中で、女性の幅や肌トーンはとても広く、ヌード=ベージュだけではなくて色があってもいいのではないか?という思いがありました。唇に色がない人、もともとピンクの人、ローズ寄りの人・・・もともとの唇の色もみんな違うし、さらには肌の色も違う。新しい“ヌード”を探すために全世界でのリサーチをかけました。
そうすると、答えはベージュ一辺倒ではなかった。ヌード=カラーレスということではなく、”ヌード=自分らしくあること”ということがわかったんです。そこで、誰もが好きなものを見つけることができるヌードシェードの範囲を広げ、色を増やして自分のカラーを見つけられる展開を作ったのが4年前。自分にとってベストなカラーが隣の人には驚きのあるカラーかもしれない。自分の色を見つけて、どう着けるかでも変わるリップをもっと楽しんでほしいと願っています」
そのルージュ ディオールから24年に新しくでる「ヌード タッチ サテン」も肌の色を美しく見せるヌードカラー。さらにはそれ以外にも、リップの下地にも使えるバームや唇の形を補正するリップ ライナーが新発売。ルージュ ディオールをさらに楽しんで。
アイテム全色紹介!
ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック ¥7,370(税込)
ワンストロークで瞬く間に肌悩みをカバーし、どこまでもナチュラルで、美肌フィルターをかけたような美しい肌が24時間続く新スキンフィルター スティック。コントゥアリングも簡単にかないます。日本開発処方で日本人女性の肌色にマッチする全6色で登場。
ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ ¥8,470(税込)
血色感と立体感、コントゥアリング効果を操るチーク&ハイライトのデュオ パレット。透け感のある色と光のレイヤードが肌にやわらかく溶け込むように馴染み、計算された質感のレイヤリングがかないます。
100 ディオリッシモ(左上) : コントゥアリング マットとヌード グロウで、スタイリッシュな立体感へ。
257 ディオリビエラ (右上): ピンク マットとゴールドグロウが、華やかな煌めきをもたらします。
287 ディオラムール(左下) : 日本人女性のために作られた、ピンク マットとライラック グロウのハーモニー。光を反射するブルーパールが肌に透明感をプラスします。
457 ディオレット(右下) : コーラル マットと煌めきに満ちたピンク グロウで、フレッシュな印象を叶えます。
ルージュ ディオール ¥5,940(税込)
ルージュ ディオールから、数量限定のヌードカラーと心地よいうるおいが続く、バームが登場!95%自然由来成分配合で、クリーン処方にアップグレード。唇をうるおいで満たしながらなめらかに整え、色ムラを均一にしてくれます。重ねるカラーリップの発色もより美しく。
200S:ヌード タッチ サテン
バーム 全3色(うち新2色、数量限定1色)、リフィル(新2色)¥4,730(税込)
000(左):ディオールナチュラル バーム
001(中):ディオールミッドナイト バーム
002(右):ディオールグリ バーム ※数量限定
ルージュ ディオール コントゥール ¥4,290(税込)
ひと塗りで唇の形を美しく整えるリップ ライナーが発売。オートクチュール ドレスのように丁寧に作り上げる繊細なリップ メイクをするために、プラスしてみて。
229(左):ローズ スパイス
259(中左):ヌード リボン
310(中右):ベージュ チュール
329(右):ヌード ブラッシュ
進化の止まらないディオールのメイクアップアイテムの魅力と秘密をたっぷり語ってくれたピーター・フィリップス氏。記事に登場した夏の新作アイテム、ぜひチェックを!
DIOR オフィシャルサイト
パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618
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