人気H&Mが解説! 顔タイプ別「ブルー」「パープル」「グリーン」を使いこなすポイント
ブルー、パープル、グリーン…カラフルな春コスメが登場する中、「自分には似合わない」「ハデになりそう」と使うのを躊躇していませんか? そこで今回は、人気ヘア&メイクアップアーティストの中山友恵さんにこの3つのカラーの攻略法と使うメリットを解説してもらいました。
この春は、ブルー、パープル、グリーンも豊富です
ブルーは透明感を、パープルは女性らしさを、グリーンは清潔感やフレッシュな印象を、主に引き出せる名カラー。
「今シーズンは春らしいパステルトーンから、グレーみやブラウンみなどシックな色合いを帯びたカラーまで、似合わせたいカラーも幅広くそろっています。予想以上になじみやすく、新しい魅力を引き出してくれるカラーも多いので、使わない手はありません」(中山さん)
(左から)
トム フォード ビューティ アイ カラー クォード 24 ¥9,200
カネボウ化粧品 キッカ メスメリック グラスリップオイル 05 ¥3,200
コーセー ヴィセ アヴァン シングルアイカラー 037 ¥800(編集部調べ)
「ブルー=浮く」ではなく、似合うトーンを選んでいないだけかも!
似合わせたいカラーの中でも敬遠されがちなのが、ブルーのアイカラー。けれども、下のテクスチャーのように、この春は色も質感も種類豊富。
「イエベ肌さんは特に苦手意識が強いかもしれませんが、ブルーはくすみを払拭してくれる色。この春なら似合うトーンも必ず見つかるし、自分らしく取り入れれば美人度もぐっと高まります」(中山さん)
似合わせカラーはピンポイントで効かせるのが、大人っぽく仕上げるコツ
目尻だけ、まぶたの中央だけ、ライン状に入れるだけ…etc.存在感があるからこそ、似合わせたい色は部分的に取り入れるだけでイメチェン効果が得られます。だから、メイク方法も実は簡単♪
「ブルーやグリーンといった似合わせたいカラーは、とてもクリーン。トーンによってはなじみ色よりもきちんと感が生まれ、オフィスメイクにもぴったり。」(中山さん)
似合わせたい色初心者さんは、下まぶたから取り入れるのがおすすめ
ビビッドな色を入れても自然体に見える上、それぞれの色がもつメイク効果もきちんと得られるのが、下まぶたメイクのいい所。色の濃度を多少間違えたとしても、悪目立ちしません。
「一重や二重など、目の形に関係なくメイクしやすいのも初心者さんにおすすめする理由。少しずつのせていくと失敗も減ります」(中山さん)
よりナチュラルに落とし込むなら、なじみ色と組み合わせて
「キレイなベースにキレイな色をのせると、美しく調和しますよね。それと同じで、普段使いしているベージュ系を使ってまぶたのくすみや赤みを事前にカバーしておくと、似合わせたい色がより溶け込むように」(中山さん)
ポイントは、似合わせたい色を主役にすること。メイク感が濃くなる心配もあるので、なじみ色はあくまでベースとしてさらっと塗って。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
トレンドを踏まえたリアルメイクに定評あり。中山さんが手掛けるメイクは、毎月読者投票の人気上位にランクイン。
『美的』4月号掲載
撮影/菊地泰久(vale./人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵(Three PEACE) スタイリスト/小川未久 モデル/有村実樹、千国めぐみ、スミス楓、森 絵梨佳 構成/北川真澄、安井千恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。