メイクHOW TO
2022.10.12

「顔の余白が気になる…」トレンドキーワード“中顔面短縮”メイクで小顔に変身!

「本当に“私”の延長でキレイになれるの?」――顔だちや雰囲気を生かしながら美人度アップするプロのメイクで、“自分史上最高キレイ”を叶える、その一部始終をお届け! 顔の余白が気になる方はぜひチェックして!

パーツの縮小・拡大も、印象操作も自由自在!なりたい自分は100%メイクで作れます!

\教えてイノッチ!/
「YouTubeでバズってる整形メイクってどうなの??」
「メイクでコンプレックス解消したい!」
「もとのパーツを生かしながら、理想の自分になれる!?」

自分に対する思い込みを捨てて軽やかに美人度アップ!

それぞれの個性を生かし、時にはトレンドも適度に盛り込みながら、美人度アップするメイクを教えてくれたのは、イノッチこと猪股真衣子さん。
「憧れの誰かではなく、“自分の延長でキレイになりたい”という人が増えているのは、SNS のいい影響。自己肯定感の高い人、もしくは高めたいという人が増えている表れだと思います」

SNS やYouTubeから広がる美容ブームも今や数多くあり、整形級メイク、コンプレックス解消メイクはまさにその代表ともいえます。
「今回撮影に参加してくれた読者の方の口からも“中顔面短縮”や“人中短縮”などのワードが出ていて、改めてその影響力の大きさを感じました。例えば、頬の余白をカバーする中顔面短縮メイクなども、最近のブームだと思われがちですが、実はプロなら昔からやっているテクニックでもあるんですよ」

色や質感を操り、目の錯覚をうまく利用することで、パーツの形は自在に変えられるし、相手に与える印象の操作も簡単だと語る猪股さん。
「メイクの素晴らしい効果を味方につけられれば、整形級の変身だって夢じゃないですし、コンプレックスだって解消できる。だからもし悩みがあっても、トレンドの変化も激しいのですぐに切ったり貼ったりせず、まずは自分の顔を研究して、メイクの腕を磨いてください! あと大事なのは『とらわれないこと』。新しい色やトレンドも柔軟に取り入れると、新しい自分に出合えて、美人度を軽やかに更新できたりするんです」

BEFORE:<お悩み>顔の余白が気になる…

\中沢絵里香さん(会社員・26歳)が変身!/

目や唇のパーツが小ぶりなので、頬の面積が大きく見える気が…。かといってポイントメイクを頑張ると派手顔に。顔の余白を上手くカバーしてバランスの良い美人になりたい!

AFTER:<解決メイク>下まぶた、ハイライト…etc.パーツメイクを盛って中顔面を短縮!


目の下から唇までの“中顔面”を短縮するようにメイクして、効率良く余白カバー。下まぶたシャドウ、ハイライト、リップを少しずつ盛るのがポイント!

Point

中顔面に当たる頬を小さく見せて自然な小顔に!
・シャドウは下にグラデを作る
・ハイライトを重ねて、広い頬にメリハリを
・上唇をオーバーに描きリフトアップ

\全体でみるとこう!/
メイクの色味は変えず、重心やバランスを変えるだけで、印象が激変! メイクはナチュラルなのに余白は消え、パーツバランスの整った美人顔に。

使用アイテム


A.コーラルブラウン系。
アディクション ザ アイシャドウ パレット 003 ¥6,820

ザ アイシャドウパレットの詳細・購入はこちら


B.赤みブラウン。
エテュセ アイエディション(マスカラ) 02 ¥1,320

アイエディション(マスカラ)の詳細はこちら


C.濡れたようなツヤ感。
セザンヌ化粧品 セザンヌ フェイスグロウカラー 01 ¥660

フェイスグロウカラーの詳細はこちら


D.鮮やかに発色するローズウッド。
ディオール ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド 720 ¥5,170

ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッドの詳細・購入はこちら

メイク方法

目元は“上”より“下”を盛る

(1)まずはしっかりリキッドで引いていた上まぶたのアイラインをオフ。その後、Aの左上のベージュをアイホールに全体に塗る。


(2)目幅を下に拡大するイメージで、Aの右上のブラウンを下まぶた全体に入れる。太さはチップの幅を目安に、目頭から目尻まで。


(3)(2)で入れたシャドウの外側にAの左上をさらに重ねて、下まぶたにグラデを演出。上まぶたにあった重心を下まぶたにシフト。


(4)Bを下まぶたにたっぷり塗る。上はAの左上のシャドウのみ。下まぶたメインにメイクすることで、頬の余白を削る。

 

ハイライトで頬のメリハリを

元々入っていたチークと下まぶたのシャドウをつなげるようにCの左のハイライトをオン。これで頬の上部がコンパクトに。

 

リップは上唇をオーバーに描く

Dはチップの先端を使い、輪郭から塗る。上唇の山から口角にかけてオーバーに描くことで、頬の下部がキュッと縮小!

 

ヘア&メイクアップアーティスト

猪股真衣子さん

 

『美的』2022年11月号掲載
撮影/藤井マルセル(t-cube・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/猪股真衣子(TRON) スタイリスト/東 美穂 構成/杉浦由佳子、長島理子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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