メイクHOW TO
2022.4.22

乾燥する時期でもパウダーファンデーションでイケるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“スキンケアとメイク”について。乾燥する時期でもパウダーファンデーションでイケるって…ウソ? ホント? ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんにお答えいただきます。

Q:乾燥する時期でもパウダーファンデーションでイケるってホント?

皮脂崩れしやすい夏場には、軽い付け心地のパウダーファンデーションを使用するという人も少なくないですよね。でも、乾燥する時期でもマットなパウダーファンデーションでイケるというウワサも……。本当なのでしょうか。さっそく、この疑問をヘア&メイクアップアーティストの長井さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:ウソ

「肌に十分なうるおいが保たれていれば、マットなパウダーファンデーションがダメとは言い難いです。けれども、リキッドなどの液状タイプやクリームタイプ、クッションファンデーションなどのゆるいテクスチャーのファンデーションは、肌のうるおいを保持してくれる効果が高いため、乾燥を防ぐという意味では安心です」(長井さん・以下「」内同)

  • 肌のうるおいを保持して、乾燥を防いでくれるファンデーションがおすすめ
  • リキッドなどの液状タイプ
  • クリームタイプ
  • クッションファンデーションなどのゆるいテクスチャーのファンデーション

なぜ、ツヤ肌にする必要があるの?

「肌にツヤやうるおいがないと、実年齢よりも上に見えてしまったり、クールで冷たい印象をもたれてしまうことも…」

ツヤ肌の作り方は?

「ファンデーション後にしっかりフェイスパウダーを重ねてしまうと、せっかく作ったツヤがなくなってしまう可能性があります。フェイスパウダーをのせるのであれば、Tゾーンを中心にして、頬周りはつけないこと。メイク崩れが気になるのなら、パフではなく、ブラシにフェイスパウダーをとり、クルクルと円を描くようにのせましょう」

長井式“美肌ゾーンメゾット”とは?

「頬骨にそって、目頭から頬骨の上までを繋げた箇所を“美肌ゾーン”と呼びます。他人からの視線を集めやすいこのゾーンは、まさに美肌づくりの要。ここがツヤっぽく、なめらかだと、肌全体の印象までもが美しく見えます。

長井式・美肌ゾーンの作り方は、顔全体にファンデーションを薄く塗った後、さらにもう1プッシュファンデーションを手に取り、美肌ゾーンのみにファンデーションを重ねていきます。次に、スポンジで丁寧にタッピングしてファンデーションのムラや溜まりをならせば完成。こうすることで、肌全体のツヤの印象が高まり、美肌に見せてくれます」

  1. 顔全体にファンデーションを薄く塗る
  2. もう1プッシュファンデーションを手に取り、美肌ゾーンのみにファンデーションを重ねる
  3. スポンジで丁寧にタッピングして、ファンデーションのムラや溜まりをならす

美肌ゾーンつくりに向いていないファンデーション

「美肌ゾーンでは、ファンデーションを重ねて肌にツヤと厚みを出すことで肌を盛っていきます。しかし、すべてのファンデーションが肌に厚みを出せるわけではありません。

振って使う二層式のファンデーションや、薄付きのオイルファンデーションは、擦って薄くフィットさせることしかできないため、肌に厚みが出ず、カバーしていくのが難しいです」

長井さんおすすめのファンデーション

「今季は、“フリュイド ファンデーション N21 ドゥ シャネル”がおすすめ。カバー力もありながら、艶やか。誰がつけても自然に美しく仕上げてくれます」


ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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