健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2018.12.9

神崎恵さんが考える冬にモテる“あったかい女”とは?

血色感のあるようなじんわり赤みのある唇、ホワンと上気した頬、ぽかぽかとして見える肌、冷え知らずで温もりのあるボディ…。30代男女に「冬に“いいね!”と思う女性とは?」をリサーチしたところ“あったかそうで近づきたくなる”“いつもイキイキとして明るくて”――そんな、どこかに温かさを感じられる人に、人気が集中! どんなに寒い日でも、メイクで、スキンケアで、インナーケアで、いつでもふわっと温かさを纏って、冬モテ美人目指しませんか? 今回は、絶対温感美人の代表、美容家の神崎恵さんにお話を伺いました。

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あったかさと幸せの不思議な関係

忘れられない女性がいる。20年前に出会ったその人は、何年たっても特別すぎる程に美しい。どれだけ完璧な顔をもつ人に出会っても、感嘆する程の体をもつ人に出会っても、やはりあの美しさには到底かなわなかった。

不思議なのは、その人のそばにいると、美しさに見ほれるだけではなく、恋をしているような心地になること。瞬間瞬間にドキッとして、ときにはそっと抱きしめられているような優しさに包まれる。その、美しさの正体。何がこんなに心焦がすのか。感じたことのないその感覚に、取り憑かれたようにその理由を考えた。正直、目鼻立ちがとびきり整っているわけではなく、モデルのようなバランスをもつわけでもない。全身を解体してみても「特別な形」があるわけではない。けれどひとつ、圧倒的に違ったものがあった。

それは「感触」。肌、瞳、唇、髪、声、その人を作るひとつひとつから、にじみ出ているある質感がこちらの心に触れる心地。それが圧倒的にほかの人とは違っていた。それは「温もり」という感触。例えば肌にはスチームを浴び続けたような湿度を含むツヤがあり。頬には微熱をたたえた血色感。唇は触れたときの体温が想像できてしまうくらいのふくよかさ。肌と肌を重ねたら、どんなに心地よくあったかいだろうと容易に想像させる。そんな感触が全身に練り込まれている。ただ見ているだけなのに、そばにいるだけなのに、包み込んでくれる優しさと体温という色気が、まるで極寒の中熱いスープを飲み込むときのように、こちらの指の先から心の芯までジンジンと染み渡ってくる。

あのときの幸福感。あったかい女は、人を幸せにするのだと思う。だから、それに触れた人たちは皆、心溶かされ、このままこの温かさに浸っていたい、ずっとずっと一緒にいたいと思ってしまうのだと思う。それを確信した日から、私の「美しさの定義」が変わった。

肌を作るにも、アイカラーやリップカラーを選ぶにも、言葉や表情を作るにも、すべてのテーマは「あったかさ」。そうするようになってから、「いつお会いしても幸せそう」「何度会ってもまた会いたくなる」とうれしい言葉をもらえるようになった。「あったかい女」こそ、美しさの最上級。「あったかさ」こそ、誰もを恋に落とす、引力。

こう言いたい。「キレイより、温もりを育てなさい」。そうすれば、心打つ美しさと幸せを手にできるから。

 

美容家 神崎恵
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『美的』1月号掲載
撮影/菊地泰久(vale.) ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/小川未久 モデル/泉 里香 構成/安井千恵

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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