オーガニック都市・シドニーの街歩きで出合ったビューティフード 【キレイになる旅 by ビューティ＆トラベルライター 石原有起 Vol.1】

初めまして。石原有起と申します。今回から、“キレイになる旅”をテーマに、様々な場所を訪れて学んだ“美のあれこれ”をご紹介しながら、美のエッセンスをお伝えしていきます。

…というわけで、第1回目は、オーガニックの考え方が進んでいると言われる、南半球・オーストラリア・シドニーの美容旅をレポートします。

シドニーへは今年の夏前に訪れたのですが（季節が逆のオーストラリアでは、秋が深まった頃でした）、街中を歩いていると、様々な美容スポットがあります。

週末、「ロックスマーケット」で出合えるナチュラルスイーツ

サーキュラー・キーのすぐ西側に広がるエリア「The Rocks（ロックス）」では、週末にマーケットが開かれています。

私はここで、オーガニックドライマンゴーを購入しました。甘味料・着色料などは不使用で、自然のままのジューシーな味。お店のフレンドリーなおじさまいわく、「この一袋に、マンゴーが8個も使われているんだよ」と。なんとも贅沢です！

仕事の合間に食べていましたが、自然な甘さがギュッと詰まっていて、ジューシーでとても美味しかったので、まとめ買いしてくればよかったと少し後悔したほど。

オーガニックハーブティー専門店で、お茶をじっくり選ぼう！

街を歩いていると、日本未上陸のオーガニックアイテムを扱うショップも、よく目にします。

シドニー市内の南東、セレクトショップやカフェが集まるおしゃれなエリア、パディントンにある、オーガニックハーブティー専門店「Ovvio Organics（オッヴィオ・オーガニクス）」に入ると、40種類以上のお茶がずらり！

ファウンダーでオーナーのAnthia Koullourosさんが、自らさまざまなハーブやスパイスなどをブレンドしたオーガニックティーを選んでくれます。彼女はわずか12歳（！）から、両親の書斎の本棚に置いてあった自然療法の書籍に興味を持ち、オーストラリアとニュージーランドの大学で、ナチュロパシー＝自然療法専門知識を深めてきたのだとか。

「シドニーに着いた日に立ち寄ったから、長時間のフライトで疲れ気味で…」と話すと、「No.84 PEAR BLOSSOM ORGANIC TEA」という、グリーンルイボス、エルダーフラワー、バニラビーンなどをブレンドしたお茶を勧めていただきました。免疫力アップの効果も期待できるそうで、フルーティフローラルの香りに包まれながら、温かみのあるお味にほっこり。

次に、「No.23 RUBY HEART BERRY ORGANIC TEA」という、ジュニパーベリーやローズヒップ、ハイビスカスフラワーなどがブレンドされた抗酸化作用のあるお茶を試飲。ちょっぴりツンとしたべリーの酸味に、疲れた身体が緩みます。

可愛いティーカップに、女子力も上がりそう♡ どのお茶もノンカフェインなので、眠りを妨げることもありません。香りだけでなく、味を確認してから購入できるところが、旅行者にも嬉しいですよね。

お茶は、渡す人の性別や年齢を選ばないうえ、軽く日持ちがするので、お土産にもおすすめです。季節や店舗限定のお茶もあるので、色々と飲み比べるのも楽しいですよ。

ハーブの考え方に触れられるクリニックも併設

Anthiaさんは、著書「I am food」でも、私たちの身体は、まさに食べ物からできているということを、美しい写真とともに解説していて、国内のセミナーやメディアで美しく健康になれる食事法やレシピを伝えています。

２Fにはクリニックを併設。クライアントひとりひとりの状況に合わせて、ハーブを調合しています。

オーガニックや自然療法の考え方が広まっている、シドニー。シドニーを訪れたら、気軽な癒しやストレスケアの手段のひとつとして、ぜひオーガニックアイテムが揃うマーケットやショップに立ち寄ってみては？

＜取材協力＞
◆Ovvio Organics＞＞https://store.ovvioorganics.com.au/

◆カンタス航空＞＞www.qantas.com
今回利用したカンタス航空のラウンジは、サラダの種類が多かったことが魅力！ 旅の間はどうしても野菜不足になりがちなので、ありがたいです。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。