都市伝説を信じていない？やりがちヘアケアの真実をジャッジ！
肌はしっかりお手入れしているけれど、ヘアはついつい後回しに･･･。そんな声にお応えして、今さら聞けないヘアケアの素朴な疑問から最新ネタまでを。一気にお届けします！
教えてくれたのはこちらの神7
Q.白髪を抜くと増える？
A.根拠はありませんが可能性は大！
「地肌が傷つき、白髪が増える可能性はあり」（田村さん）。
「成長期の毛を無理に抜くと、毛包細胞を傷つけ、後から生えてくる新毛の成長に悪影響を及ぼすこともありますよ」（仲西さん）
Q.1度髪を剃ると髪質が変わる？
A.変わりません
「髪の質は毛根の状態や働きで変わるので、毛根が変わらない限り、髪を剃っても髪質は変わりません」（齊藤さん）
Q.出産すると髪質が変わる？
A.ホルモンバランスが変わるので、そう感じる人も多い
「女性ホルモンと髪は密接な関係。出産は女性ホルモンのバランスが変化するため、髪質が変わることも」（齊藤さん）。
「ホルモンバランスによる体質の変化でそう感じる人が多いようです」（松井さん）
Q.カラー剤やパーマ液は頭皮から吸収される？
A.バリア機能が守っていますが…
「肌にはバリア機能があるため、皮膚から薬剤が入り込むことはありませんが、現代人は皮膚が乾燥して弱くなってきているため、小さい分子の薬剤は少しずつ経皮吸収されてしまうかも…？」（寺村さん）
Q.夜更かしをすると髪が速く伸びる？
A.根拠はありません
（田村さん）
Q.髪を結んで寝ると髪が速く伸びる？
A.根拠はありません
（田村さん）
Q.分け目をいつも同じにしておくと、そこの髪が薄くなる？
A.紫外線で頭皮が傷むかも
「同じ所で分けていると、そこばかりに紫外線が当たってしまい、分け目部分の頭皮が固くなることも。だからといって髪が薄くなることはないのでは」（林さん）
Q.毎日強く髪を結んでいると、根元が引っ張られて髪が薄くなる？
A.それだけが原因ではありません
「根元が引っ張られて頭皮が刺激されることで、髪にもなんらかの影響があるかもしれませんが、それだけが原因ではないと思います」（林さん）
Q.オイルトリートメントをすると、洗い流すときにキューティクルも剥がれる？
A.吸着力の強いトリートメントは危険
「オイルに限らず、髪に強力に吸着するトリートメントは、髪から剥がれるときに一緒にキューティクルまで剥がしてしまうこともあります」（寺村さん）
Q.羊水がシャンプーの香りになるって本当？
A.解明されていません
「頭皮は経皮吸収されやすい箇所ですが、解明されていません。胎盤は有害物質が入らないようなフィルターの役割もあるので、神経質にならなくても大丈夫」（齊藤さん）
Q.硬水で洗うと髪が傷む？
A.アルカリ性により傷みます
「髪は通常、弱酸性。硬水のpHはアルカリ性なので、髪内部を膨潤させてキューティクルを広げてしまう弊害が。傷みやすく扱いづらい髪になることも考えられます」（寺村さん）
Q.傷んだ髪は死んだ細胞なのでケアしても意味がないって本当？
A.ケアしないと修復できません。あきらめないで!
「死んだ細胞だからこそ、ケアしないとダメージを修復することはできません」（田村さん）
「今までと同じことをしたらまた髪が傷みます。原因を突き止め、ケアして改善しましょう」（寺村さん）
Q.切られた毛先もしばらくは伸びる？
A.毛母細胞がないため伸びない
「髪の毛が伸びるのは、毛根の毛母細胞から毎日新しい髪の毛が作られて押し出されているためです。毛先には毛母細胞がないため、毛先から成長する（伸びる）ということはありません」（田村さん）
Q.海藻類を食べると髪が黒くなるって本当？
A.黒くはなりません
「ただし、海藻類には、髪の成長や白髪予防に効果的なミネラルがバランス良く含まれています。特に女性は積極的に摂取しましょう！」（齊藤さん）
撮影／当瀬真衣（TRIVAL／人物） ヘア＆メーク／林 由香里（ROI） スタイリスト／岡田紗季 モデル／吉田友利恵 イラスト／スギザキメグミ デザイン／GRACE.inc 構成／たんろ
※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
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