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2018.11.22

美容賢者56人が神コスメ認定! 気になる総合ランキングTOP5|2018美的賢者ベスコス

皮下組織に働きかけ“究極のハリ”をかなえる美容液、眼輪筋を“修復”する最先端目元クリーム、“にじむように”色づくパウダーリップ…etc. 平成最後という節目に誕生したエポックメイキングなアイテムが続々ランクイン! 美容賢者56名が選んだ2018年ベストコスメ総合ランキングを発表します!

勝つべき者が勝つ、最強ブランドの時代!だからコスメに今、無限の可能性

気づいていただろうか? 今やもう新作エイジングケアに「年齢に抗う」というネガティブ発想の製品は1品もないこと。むしろ自信満々、ある意味年齢など無視して新たな若さをガシガシ構築していくようなプラス発想のものばかり。それも、美容医療ではなくあくまで“本来の医療技術の応用”によって、美容医療と戦おうとする気概が丸見えなのだ。

今年上半期と同様、年間総合も、ベスト5のうち3品が、プチ整形と四つに組んで戦える即効エイジングケア。この所デビューが相次ぐ“公に効果を認められたシワ改善の薬用コスメ”では、コーセーがiPS細胞研究の応用によるシワ改善を発表したが、これなどまさに医療の応用で美容医療と競おうとする1品。クレ・ド・ポー ボーテまでがレーザー治療を意識し、総合的な若さを即効で生み出す美容液を作ったことは、もはや歴史的な変化と言える。ポーラ B.Aのアイゾーンクリームも、従来のアイケアとは次元の違う眼輪筋ケアともいうべきもので、ボトックスなどでは対応できない目元全体のリフトケアで美容医療を超えようとする。ともかく後ろめたさも不自然さもない化粧品のエイジングケアが、美容医療を凌駕する日が来ることを、それらは、はっきりと物語った。

一方、ファンデーションで”欠点のない完全美肌のテクノロジー”が目覚ましく進化したのは、肌整形の台頭に加え、SNSにおける美肌アプリが作る肌を現実にしたいというリアル願望からだが、“今、進化させるのが最も難しい”といわれる王道タイプ、リキッドファンデの仕上がりに今年は目覚ましい進化が見られた。しかも新ブランドのいきなりの快挙に驚いたのは、ファンデ作りの天才といえるRUMIKOさんの新ブランド。ベースメイクは近年、斬新なアイディアによる新形状が主役を張ったが、やはりちょっとしたサジ加減で王道タイプを操る職人芸には勝てないということか。

そして、上半期に続き決定的になったのが“最強ブランドの時代”ということ。上半期と年間、両方に名前が複数上がる、資生堂、ポーラ、シャネルが今の最強。最近は優秀プチプラコスメによる“下克上”もよく話題に上るが、それらも最強ブランドの傘下にあるプチプラだったりして、ますます最強の研究開発力に評価が集中していくことを裏づける。研究力ある所が最先端コスメで勝つのは、そっくり化粧品のレベル向上を意味するから、これは大変に喜ばしい流れ。特に今年は、天下の資生堂の復権が非常に目立ち、無限の可能性を感じさせたのは、なんだか“化粧品黎明期”の希望に満ちあふれたコスメ界を彷彿とさせた。なんだか面白いことが起こりそう。今後も“最強たち”から決して目を離さないで。

文/斎藤 薫
美容ジャーナリスト。美容業界の進化やトレンドを独自の目線で分析した記事に定評あり。数多くの女性誌で執筆中。

2018感嘆のベストコスメ【総合ランキング】

【5位】シャネル ルージュ アリュール リクイッド パウダー

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トレンドとモテを両立するマシュマロリップで洗練顔に。
右から/952・956 ¥4,200

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【4位】コスメデコルテ iP.Shot アドバンスト

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未来のシワまで見据えケアする頼もしさに信頼の声が続々!
医薬部外品] 20g ¥10,000

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【3位】ポーラ B.A アイゾーンクリーム

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目元の“土台”を強化する新発想に期待と賞賛の嵐!
26g ¥18,000

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【2位】Amplitude ロングラスティング リキッドファンデーション

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磨き上げられた“美素肌”の演出に、賢者も熱視線!
SPF22・PA++ 全10色(写真は30) 30ml ¥9,000

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【1位】クレ・ド・ポー ボーテ セラムラフェルミサン S

201901gbc01
シルエットまで整う♪ 美容医療級の効果を体感できるハリアップ美容液が堂々トップに!
[医薬部外品] 40g ¥30,000
(問)資生堂インターナショナル

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【選出方法】
2017年12月~2018年11月に発売された化粧品の中から、美容賢者56人が総合1~3位を選出。1位を3点、2位を2点、3位を1点として集計し、総合ベストコスメを決定。各部門別は、ベストな1品を選出し、合計票数で順位を決定しました。

 

\美容賢者56人が選んだ2018年ベストコスメランキング部門別一覧はこちらからチェック/
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『美的』1月号掲載
撮影/辻郷宗平・新垣隆太(静物) ペーパーアート/菊地七夢(NKcraft) 文/金子由佳、森本恵子、佐野知香、森中奈央 構成/中島麻純・島田七瀬・宍戸沙希(スタッフ・オン)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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