2017年流行った色、質感、仕上がりは? メイクトレンド総まとめ【2017美的ベストコスメ】
ひと塗りでおしゃれに、ブラウンリップに指名殺到
誌面撮影で、メイクさんが高確率で手にとったアイテムがこれ。肌がくすむ、地味になる…そんなイメージから一転、’17年のブラウンリップはほんのり赤みを帯びていて、肌なじみ良し、血色感良し、おしゃれ感もたっぷりと秀逸なものが多々。王道キレイめ派にもトライしやすく、’18年も引き続き注目株です。
’17年11月号 撮影/菊地泰久 (vale.)
’17年6月号 撮影/三宮幹史
なりたい顔は、年齢に応じた美しさを追求した大人っぽキレイにシフト
今支持されるのは、印象的なリップや、意志を感じる眉など、“きちんと施されたメイク”。ひと昔前の“ナチュラルこそ正義”の時代は幕を閉じ、等身大の大人っぽキレイを引き出すメイクへと変化しています。
’17年10月号 撮影/向山裕信(vale.)
もうモード派だけのものじゃない! マットリップはカジュアル使いする時代です
質感はマットなのに、トリートメント成分配合で乾き知らず。そんな機能性の進化と共に、マットリップブームが再燃! どちらかというとモードでとがった印象にとられがちですが、実はふわっと柔らかそうな質感作りが得意。唇に自然に寄り添いながら、ツヤリップとひと味違う洗練ムードをまとえます。
’17年4月号 撮影/熊木 優(io)
’17年2月号 撮影/三宮幹史
ハイライトとシェーディングを忍ばせるコントゥアリングメイクが定番化
小顔メイクといえばフェースラインに影を落とすのが主流でしたが、光の力も駆使しながら、よりリアリティあるメリハリ骨格へと仕上げる手法=コントゥアリングが新たな 定番に。それに伴い、ここ1年でシェーディング&ハイライトは自然な影と光になり、精度がグンとUP! 素人でもクオリティの高い小顔を目指せるようになりました。
’17年9月号 撮影/中島 洸
なじみやすい冒険色が急増! カラーラインがデイリーアイテムに!
一見ビビッドに見えても、発色に透け感があったり肌なじみがきちんと計算されていたり、派手になりすぎないカラフルライナーが多く出そろった、今シーズン。中でも、赤 やグリーン系は定番のブラウンメイクとも好相性。周囲とは違うオフィスメイクを楽しみたい人にウケていました。
’17年6月号 撮影/三宮幹史
’17年9月号 撮影/熊木 優(io)
やっぱりみんな「モテたい」が本音! 男性目線メイクもレパートリーひとつに
’17年の『美的』では、モテやデートをテーマに男性目線を意識したメイク企画が増え、読者にも好評でした。特に、男性アーティストが発信するモテメイクは「ためになる」と支持率も高め! これからは、メイクを含めて恋の駆け引きを上手に楽しむポジティブな女性たちが増える予感!
’17年8月号 撮影/彦坂栄治 (まきうらオフィス)
目元にも、頬にも、唇にも! オレンジメイクが大ブレイク!
カラーは深みのあるものから淡いパステル系まで。発色はクリアからビビッドまでぐーんと広がり、’17年はオレンジの種類が豊富に! 自分に合う色味を見つけやすくなっ たことで人気に火がつき、夏にはアイメイクからリップまで、オレンジ系でまとめるメイクも流行りました。
’17年6月号 撮影/寺田茉布 (LOVABLE)
’17年6月号 撮影/三宮幹史
『美的』2月号掲載
撮影/三瓶康友(モデル)、横山翔平(t.cube・パーツ)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵(Three PEACE) スタイリスト/小川未久 モデル/泉 里香、有村実樹、上西星来、森 絵梨佳 パーツモデル/MARIE、大塚まゆり デザイン/GRACE.inc 構成/北川真澄、野澤早織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。