メイクHOW TO
2018.3.25

【ズルいコスメ vol.30】どんな肌でも美肌に変換する今どきカバー力ファンデーションの実力

天野佳代子は知っている! ズルいコスメ vol.26

どんな肌でも美肌に変換する今どきカバー力ファンデーションの実力

塗っていない風ではなく、塗ってキレイな“見栄え肌”を目指そう

「私、ファンデーションは塗っていません」という素肌を自慢する際の常套句があります。本当にすっぴん肌を誇る方がいる一方で、色つき下地やBBクリームなどを塗っておられる方もいらして、それって「ファンデは塗ってない」とは言えないですよと突っ込みたくなります。女ゴコロとしては素肌感にこだわりたいものですが、ファンデがムラなく均一にのった肌にこだわった方がより現実的で近道だと思えます。要はファンデーションで覆われている下の肌はとてつもなくキレイだと想像させる仕上がりを目指すことが大事なのです。では、どんなファンデーションを使えば良いのでしょう。最近は薄づきから厚づきまで多種多様のものが出ていますが、私がおすすめしたいのが話題のカバーファンデです。カバー高めといっても厚く覆うのではなく、肌と一体になりながらのび広がって、薄い疑似皮膚を1枚かけたかのように肌を一気に整えてくれます。塗っていないように見えるファンデよりも塗って美しさが出せるファンデの方が、間違いなく美肌オーラを放てますし、見栄えもいい。美肌見えを目指したいなら、昨今のカバーファンデを利用しない手はありません。

そのズルをかなえるコスメ

右から/カバーファンデにありがちなマットな仕上がりではなく、あくまでもツヤと輝きにこだわった処方。ピンとしたハリ感も得られます。NARS ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーション 全18色 ¥6,100(3月2日発売)/クリームタイプでなめらかなつけ心地。ル ブランらしい保湿効果、美白効果も併せもち、しっとりとしたツヤ感のある仕上がり。シャネル ル ブラン コンパクト クレーム SPF50 PA++ 全6色 ¥7,500/ハイカバーを実現しながらも、キスしても触られても肌色が移らないという画期的処方。ウォーターベースだから軽くてのびもいい。ディオール ディオールスキン フォーエヴァー アンダーカバー 全6色 ¥5,500(3月2日発売)

今月聞かれたコスメ

暑いですか?肌が汗で光ってるし

汗じゃないの、バームで潤っているの

外出先で肌が乾かないようにと朝のスキンケアで保湿を頑張ってはみるものの、やっぱり冬の乾燥にはかなわず、気づけば肌はカピカピ。そうならないためにも、ポーチの中に保湿アイテムを携帯しましょう。私はこのイハダのバームを使ってます。手のひらに薄くのばして、ペタペタと頰や目の周りに薄くつけると、乾燥でこわばった肌が柔らかくなって、見事にツヤ感復活。バーム特有の重さはなく、ソフト&エアリーな処方でメイクくずれも防げます。

資生堂 イハダ 薬用バーム[医薬部外品] 20g ¥1,350

美的2018年4月号掲載
撮影/吉澤康夫(静物) デザイン/GRACE.inc  企画/石山照実(Beautyeditor) 構成/天野佳代子(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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