大高博幸の美的.com通信（324） 今春、花粉対策は〝早めに〟がマスト！

通信（204）以来、久しぶりの〝花粉対策〟です。
今春の スギ・ヒノキ花粉の飛散時期は「例年よりも早くなる見込み。エルニーニョ現象の影響で、東日本以西は暖冬傾向にあるため」との情報が、日本気象協会から出されています。
花粉が飛び始めるのは、九州全域で 2月5日頃、首都圏では 2月10日頃。
飛散量が昨年と比べて多いのは、愛知県、福岡県、宮城県、山梨県の見込みとのコト…。

そこで、花粉症の皆さんには、早めの対策が必要になってきます。鼻がムズムズ & 目がウットウしくなり出す前に 病院へ行くのが一番ですが、以下のアイテム群を味方につければ、ツラい思いを軽減できるコト 請けあいです。
まずはイチオシの2品から御紹介します。

資生堂薬品 イハダ アレルスクリーンジェル（2種あり）3g 希望小売価格 ￥900（1.10より ドラッグストアにて発売中）
鼻と目のまわりに塗るだけで 花粉や PM2.5をブロックし、鼻孔や目の中への侵入を防ぐ専用ジェル。特許取得の〝反発イオン技術〟により、花粉を反発し、吸着を防いでくれます。
ジェルは サラサラ透明で、素肌へはモチロン、メークの上からも使用可（約4時間おきに使用）。
好みで選べる 2種が揃っています。
・甘く爽やかな〝ピュアオレンジ〟の香り。
・すっきりクールな〝ユーカリミント〟の香り。
鼻に使う場合は…、ゴマ粒大程度を指先に取り、鼻孔のまわりを中心に 薄い膜を作るように塗ります。
目元に使う場合は…、ゴマ粒大程度を指先に取り、目を閉じて、上下のまぶたに 薄い膜を作るように塗ります。
詳しくは、03-3573-6673へ。

ユッカ ウォーターヴェール　40ml ￥1,500 （ 2月より バラエティショップ、ドラッグストア等で期間限定発売予定）
花粉対策用のミスト状化粧水。通信（204）で紹介した製品のリニューアル版で、①さらに潤い効果がアップ、②さらに軽く、ベタつきのない使用感に改良、③新たに天然ローズエキス（保湿成分）を配合し、リラックス効果が高められています。
この製品の第1の特徴は、天然由来成分〝花粉キャッチャー〟が花粉を捉えて包み込み、花粉の破裂を防いでアレルゲンを流出させない効果。また、見えないヴェールによって、花粉が肌に直接触れないように処方されています。
さらに、肌のバリア機能に不可欠な表皮中の〝フィラグリン〟を増やす働きを持つと同時に、異常活性した酵素を鎮めるように働きかけ、肌あれの促進をも抑えるので、一石四鳥といったところ。
素肌にもメークの上からも顔全体に使用可。3時間を目安にスプレーするのがオススメです。
詳しくは、0120-089961へ。

以下の2品は〝花粉対策アイテム〟とは言い切れませんが、花粉症に悩む方々に御紹介したいスキンケアと入浴剤です。試す価値は十分にありますので、ぜひチェックしてみてください。

MuKu 潤静（うるしず） 150ml ￥5,980 （1.26 発売予定）
なんと、アレルギーやシックハウスに悩む方のための〝無添加住宅〟を取り扱う〝住宅会社〟が開発した、低刺激・敏感肌用美容液です。
この美容液（高保湿化粧水に近いテクスチャー）の製品化は、重度のアトピー性皮膚炎に悩む御家族の 生の声に耳を傾けたコトから始まっています。
成分は アレルギーケアに こだわった、特許取得の高分子ポリグルタミン酸、レフォルシル、発酵熟成プラセンタ、3種のセラミド、キハダ樹皮（オウバク）エキス、etc。
花粉症や 季節の変わりめの ゆらぎ肌対策に、心強いアイテムとなるでしょう。肌になじんでいく感触が心地良く、顔と全身に使用できます。
詳しくは、http://yokohama-muku.com/urushizu/serum 、または 045-915-5380へ。

亀田利三郎薬舗 青龍ゆ　1個 ￥500（既発売）
一世紀以上の歴史を持つ家庭薬『六神丸』でおなじみの、京都の老舗発の入浴剤です。
全6種中の『青龍ゆ』は、体が弱くなっている時や 季節の変わりめで肌が揺らいでいる時に最適な処方で、花粉症の方に愛用者が少なくないようです。
配合成分は、マイマイカ（バラのつぼみ）、桃の葉、ヨモギ、ローズヒップ。
まるでハーブティに浸かっているかのような 甘酸っぱい香りのする優しいお湯が、穏やかなバスタイムを約束。入浴後の肌は、赤ちゃんのようにスベスベとした みずみずしいタッチ。僕自身は、優しいと同時に 少しビターな香りと、深みのある独得な清々しさが好き。しかも、それが入浴後も長く続くのです。
詳しくは、http://www.kameroku.co.jp 、または 075-462-1640へ。

では、花粉症の皆さん、ツラい時期を 少しでもラクに乗り切りましょう！

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ビューティ エキスパート 大高 博幸 1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ：大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信　https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

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