ようやく再販！発売前から各世代で大反響の「ファンケルウェルエイジプレミアム」を深掘り｜ヒットのヒント File.09

ヒットのヒント

話題の“美”アイテムから、キレイの今を読み解きます。プロフェッショナルに直撃する本誌連載「ヒットのヒント」、『美的』2026年1月号では、発売前から各世代で大反響！ようやく再販になった「ファンケルウェルエイジプレミアム」の秘密に迫ります。

EDIT：美的編集部

SOURCE：美的 2026年1月号

File 09｜ファンケルウェルエイジプレミアム

■教えてくれたのは....

ファンケル総合研究所基盤技術研究センター

渡邉知倫さん

加齢により増える細胞に働きかける作用をキンミズヒキに見いだしました

ひと粒で効果を得るため希少な有効成分を凝縮
発売前から問い合わせが相次ぎ、先行予約もすぐ終了する程、注目を集めた『ウェルエイジプレミアム』。ファンケルが今年4月に発売した、加齢の根本的な要因にアプローチするサプリメントです。「商品発表直後には『発売はいつ？』『予約できる？』など、20〜30代の方や男性からも電話があったり、初めてファンケルの店頭に見えたというお客様もいました」とファンケルマーケティング戦略統括オフィス健康食品事業本部の鈴木里佳子さん。 発売1か月で計画比約400％を売り上げ、供給が追いつかず販売を一時中止 しなければならない程に。
　
開発のきっかけは、これまで数多くのサプリメントを手掛けてきたファンケルが脳の認知機能に関する研究を進める中で、約400種類の素材からキンミズヒキに出合ったこと。「老化を進める要因のひとつに細胞老化があります。 キンミズヒキに含まれるポリフェノールの一種、アグリモール類という成分が加齢によって増える細胞に働きかけることを発見しました 」とファンケル総合研究所基盤技術研究センター次長の渡邉知倫さん。研究を進める過程でキンミズヒキには多様な働きが確認されましたが、最終的に全身の健康に及ぼす加齢により増える細胞に舵を切ることに。キンミズヒキとの出合いから製品発売まで実に10年の歳月が流れました。
　
キンミズヒキにはいくつか種類があり、産地や栽培方法などによっても成分のパターンやアグリモール類の含有量が異なります。「そのため指定農家で栽培したものを収穫・選別し、基準をクリアしたキンミズヒキの乾燥葉のみをエキスにしています」と渡邉さん。さらに葉に含まれるアグリモール類はごく少量のため成分を濃縮。ファンケルが30年培ってきた製剤技術を駆使し、1日ひと粒続けることで効果を得られる商品が完成しました。ひと足早く試していた美容コーディネーターの弓気田みずRほさんも「朝すっきり起きられるようになり、肌そのもののコンディションの底支えになっている」とその魅力を話します。
　
販売中止の間も問い合わせが途切れることはなく、ようやくこの9月から再開に。「待ってました」とリピートする人が続出しています。

キンミズヒキ由来アグリモール類を配合し、活気・活力を維持し、日常生活の一時的な疲労感を軽減する機能が確認されたサプリメント。
ファンケルウェルエイジプレミアム［機能性表示食品］30粒￥5,870

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FANCL キンミズヒキが検索のトレンド入り！

キンミズヒキは整腸や消炎作用をもつ生薬として古くから知られ、日本の一部地域でもお茶や天ぷらなどで食されてきた植物。このキンミズヒキの機能成分を安定かつ効率的に抽出するため契約農場で栽培。

美容コーディネーター

弓気田みずほさん

海外製品も含め多くのサプリメントを試していますが、体の中から細胞にアプローチする製品は初めて。1か月程で疲れにくくなったと感じました。ファンケルの確かな技術力のおかげで、続けやすい価格を実現しているのも魅力です。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT：美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』（小学館）の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

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撮影：吉田健一

イラスト：吉岡香織

構成：青山貴子、有田智子

SOURCE：美的 2026年1月号