肌再生の源にアプローチ!“基底膜ケア”の時代へ
シワ、ハリのなさ、くすみ感…加齢と共に複雑多様化する肌悩み。
やるべきケアがわかっていれば、肌の未来はもっと明るい!
肌が健やかでいるための環境作りが重要

「肌悩みの平均個数は、なんと4.8個」
資生堂グループが、30代〜60代の女性211名に「肌悩みの数」を調査※した結果の平均値。カサつきやシミ…エイジングに関わる肌悩みを複数抱えていることがわかりました。
※資生堂グループ調べ。2023年11月実施 生活調査n=211(35〜69歳女性直近1年以内に全顔用美容液を購入し、使用している方)

年々肌の悩みが増えていくにつれ、乾燥対策にはコレ、シミケアにはコレ…とつけ焼き刃的にケアをしても、思うように改善しないのが現実。こうした増えていくエイジングサインの要因は「基底膜の破壊が大きい」と、次田哲也さん。
【案内してくれるのは】
スキンケア科学者 次田哲也さん

博士(工学)。大手化粧品メーカーで30年以上、皮膚科学に基づく基礎から応用の研究開発に従事。独立後は、肌や化粧品に関する専門的な知識を各誌でわかりやすく伝えている。
「基底膜とは表皮と真皮の境界に存在する極薄膜のことで、皮膚を正常な状態に維持するために欠かせない存在です。ただ、20代後半から加齢や紫外線ダメージなどで基底膜の破壊が始まると、大人肌の悩みはどんどん蓄積されて連鎖し、複雑化してしまうのです。
そんな複雑化した肌悩みに加えて、昨今の夏の、紫外線や高温、発汗、冷房による乾燥・温度差などで肌は過酷なストレスを感じています。加えて、熱帯夜による睡眠不足で肌代謝が落ちて、エイジングが加速することも懸念されます。肌が健やかになる環境作りこそが美肌を手に入れる近道なのです」
美肌を阻害する代表的な肌悩み
下の主な肌悩みのうち、あなたはいくつ思い当たりますか?
乾燥から小ジワが増え、毛穴の開きが目立つようになり…と連鎖していくので、根本的なアプローチが重要なのです。


悩みを感じる度に何かを足すケアよりも、まずは根本的に肌が健やかに働き続けられる環境(土台)を整えることが重要。複雑化した大人の肌だからこそ、根本ケアによって、肌悩みに一気にアプローチすることができるんです。
肌悩みの根本改善には“基底膜”!
表皮と真皮をつなぎ留めている厚さ0.1μm(卵の薄皮の約1/200)の極薄膜。「“肌再生の源”といわれ、加齢や紫外線などで受けたダメージを修復し整えることができるので、今、注目度ナンバーワンのキーワードです」(次田さん)。
【基底膜とは】
皮膚を正常な状態に維持する上で欠かせない役割を果たしている。表皮と真皮をつなぎとめて双方のコミュニケーションを制御する、まさに司令塔的存在。

基底膜の3つの働き
①表皮と真皮をつなぎとめている接着剤のような役割で、肌の正しい形状を維持。
②肌の状態を適切に保つために表皮と真皮との間で物質や栄養素などの移動を制御。
③表皮の細胞のもととなる表皮幹細胞を育み、安定した状態に保つ。

基底膜をたとえるなら「水耕栽培」!

「表皮幹細胞(野菜)が健やかに育つのは、地下(真皮)との間に薄いネット(基底膜)が敷かれていることによって、安定しているから。ネットが破損していると作物のできが悪くなるように、肌状態も悪くなってしまうと考えられます」

次田の結論
紫外線ダメージを受けている夏こそ、基底膜に目を向けて。肌を育てる環境作りが大切なのです!

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