美容家小林ひろ美さんに質問！化粧水の効果的なつけ方って？

“これって合っているんだっけ？”と思いながら、お手入れをしていることはありませんか？　そこで、スキンケアからメーク、インナーケア…お悩み、素朴な疑問、不安の数々を、美と健康のスペシャリストたちがまとめて解決します！

春の美肌のポイントは〝タイムラグ〞と〝角質ケア〞

「だんだんと暖かくなり、冬服から春服に衣替えすると、スキンケアも一新したくなるかもしれませんが、それはちょっと待って!」と注意を促しているのは、美肌作りのエキスパート、小林ひろ美さん。「顔はコートも着ずに過酷な冬にさらされてきたので、スキンケアを急に全部春物に替えてしまうと、肌がビックリして風邪をひいてしまいます。洋服の衣替えをして１週間くらいのタイムラグをもってから、まずは化粧水だけ替えてみるなど、肌を少しずつ慣らしていくことが大切です。さらに、冬を過ごした肌は北風に負けないようにと、角質をため込んで鎧よろいを着ている状態。まずは上手に角質ケアをしたりマッサージをしたりして、肌をほぐして潤いを吸収する下準備をしてあげることが先決です。また春は、出会いと別れの季節。ウキウキしたりおセンチな気持ちになったり、花粉などの影響で肌あれしたり。肌も心も特に不安定になりやすい時期です。だからこそ、『肌がきちんと潤っているか』『角質を落とせてキメが整っているか』をしっかりと見極めて、準備万端整えてから春のお手入れに臨みましょう。そうすればきっと、乱気流のような時期も美しく乗り切れるはずです」

美容家　小林ひろ美さん
『美・ファイン研究所』主宰。納得の理論と簡単かつユニークで効果的な美容法は多くの女性の支持を集め、TVや雑誌を中心に活躍中。美容に関する著書も多数。

Q.化粧水の効果的なつけ方って？？（医療事務・29歳）
A.〝¥601づけ〟が最も効果的！
「春の肌はとても乾燥しているので、化粧水はどんどん肌に入ります。500円玉大→100円玉大→1円玉大の順で、３回に分けて手のひらでつけると、本当にしっとり潤います」
1. 500円玉大を内側→外側に向かってON

500円玉大の化粧水を手にとって、顔の内側から外側に向かってまんべんなく顔全体になじませる。
2.100円玉大をタッピングしながらつける

100円玉大の化粧水を手のひらでよくなじませてから、わきとひじをしっかり締めて、上から下へ縦方向にタッピング。リンパの流れもUP！
3.最後に１円玉大を乾きやすい部分にハンドプレス

1円玉大の化粧水を手にとって、両手のひらをこすり合わせて温めてから、まぶたの上や小鼻周りなど、乾燥しやすい部分に押し込むようにON。

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Q.美容オイルってスキンケアのどのタイミングで使うのが正解？？（Webデザイナー・32歳）
A.朝はスキンケアの最初に、夜はクリームにプラスして最後に
「使う量を調節すれば、基本的にはいつ使っても大丈夫。朝は洗顔後すぐ、1～2滴を手のひらで温めてからハンドプレス。血流が上がって化粧水や乳液の浸透も良くなります。夜は１プッシュ（約100円玉大）をクリームに混ぜてから塗布するとベタつかず心地よく保湿できます」

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