洗顔しすぎると肌が乾燥するってホント？真相を専門家に直撃！【美容の常識ウソ？ホント？】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“乾燥”について。洗顔しすぎると肌が乾燥するって…ウソ？　ホント？　美容エディターの猪原美奈さんにお答えいただきます。

Ｑ：洗顔しすぎると肌が乾燥するってホント？

毎朝の洗顔、しっかり行うとさっぱりして心地よいけれど、顔がつっぱってしまうという人も少なくないはず。洗顔のしすぎで肌が乾燥してしまっているせいなのでしょうか。さっそく、この疑問を猪原さんにぶつけてみました！　果たして答えは…？

Ａ：ホント

「超オイリー肌の人は、朝も“しっかり洗顔”で過剰な皮脂を落とすことが大事。ですが、それ以外の人は落としすぎはNG。

寝ている間にも皮脂が出るから、朝もきちんと洗ったほうがよいという声もありますが…これは賛否両論。もともと私自身、超がつくほどの乾燥肌だったのですが、朝の洗顔をやめたことで肌のコンディションがすごく上がったのです。今は汗をたくさんかく夏は別ですが、それ以外の季節は水洗いのみが基本。乾燥肌の人は、決して洗いすぎず、必要な潤いは残すようにしてみて。

また気をつけたいのが、お湯の温度。熱いお湯で洗うと、やはり必要な脂分まで奪い取られてしまうので、避けるようにしましょう。水～ぬるま湯がマストですよ」（猪原さん・以下「」内同）

泡で軽くマッサージするだけで汚れは落ちる？

「洗顔は肌をこするようにゴシゴシする必要はありません。むしろ、肌に刺激を与えたくないので、泡をクッション代わりにして、物足りないかな…くらいでOK。ざらつきやゴワつきが気になるときだけ、週に1～2回、その部分にスクラブを投入して。クレイ洗顔もおすすめです。

Tゾーンだけテカるという人は、Tゾーンだけ洗う部分洗顔を取り入れてみては？　カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ（￥2,500）は、モロッコ産クレイと洗浄成分を配合し、余分な皮脂や角質、毛穴汚れを除去。顔全体に使用できるのはもちろん、ざらつきが気になるときは、肌が濡れていない状態で30秒ほどパックする“部分マスク洗顔”としての使用法もあり、おすすめです」

カネボウ｜スクラビング マッド ウォッシュ

洗顔料は、モロッコ溶岩クレイに崩壊性スクラブを配合。重厚感のあるペーストに水を加えると、素早くモコモコに泡立つユニークな使用感。

「また、拭き取り洗顔なら、敏感肌用で刺激もなく、くすみが抜けて晴れたような肌へ仕上げてくれるビオデルマ エイチツーオー ホワイト（250ml・￥2,300）や、ラ ロッシュ ポゼ ミセラークレンジングウォーター（￥2,600）がおすすめ。肌がすごく柔らかくなってキメが整いますよ」

ビオデルマ｜エイチツーオー ホワイト

ラ ロッシュ ポゼ｜ミセラークレンジングウォーター

敏感肌にも使える拭き取りタイプのメーク落とし。フランスにあるラ ロッシュ ポゼ村の天然の湧水“ターマルウォーター”配合で、バリア機能をしっかりサポート。メークオフした直後から、しっとり心地よい感触の肌に。

洗顔後は5分以内に保湿すべき？

「洗顔後の肌は無防備な状態なので、何もしないで放っておくと、どんどん水分が蒸発して、乾燥が進んでしまいます。洗顔後の5分以内保湿はマストです。お風呂上りも慌てて保湿することになってしまうので、私はいつもお風呂の中で湯船に浸かりながら、こってり系のシートマスクで保湿をしています。毎日使用しているのがルルルンプレシャス GREEN（32枚入り・￥1,800）。お風呂の中にシートマスクごと置いておけば、トリートメントの間だけでなく、湯船につかりながらスマホやテレビを見ているときも“ながらお手入れ”ができるのでおすすめ」

グライド・エンタープライズ｜ルルルンプレシャス GREEN　

細胞老化、光老化、炎症老化の3つに着目した、エイジングケアタイプ。揺らぎにくい肌へ整える効果もイン。

美のプロが愛用！超優秀シートマスク

「とても気に入っているのが、アイムのブライトエイジ クリーミープレミアムマスク（4枚入り・￥4,000）。とろとろの濃厚なクリームがた～っぷりしみ込んだマスクが、肌にピタッと密着。何をやっても落ちない、ズレないのでストレスフリーに過ごせるのも嬉しいポイントです。シートマスク後は、肌がこれ以上ない潤い感に…！　いろいろなシートマスクを使ってきましたが、今のところ、これに勝るシートマスクには出合えていません」

アイム｜ブライトエイジ クリーミープレミアムマスク

ハリや美白、保湿の全方位に働きかけるシリーズ共通成分に、ユキノシタエキスや月見草油など集中美容成分をブレンド。マスクの素材や形状にも徹底的にこだわっていて、絶妙な密着感＆引き上げ感をかなえる。リフトアップしたもっちり肌を実感。

＼教えてくれたのは／

美容エディター

猪原 美奈さん

週刊誌、ティーン誌、ファッション誌、トラベル誌などの記者を経て、美容エディターに。美容に特化した編集プロダクション「PRIMADONNA」主宰。『美的』には創刊から携わり、2011年からはエディトリアルディレクターを務める。イタリア留学経験もあり、著書に『南イタリア料理絵本』（主婦と生活社）がある。

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