肌に負担のかけない優しいシェービングでヒゲを剃ろう｜あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.132

「フェイスケア？してないよ」と言っている男性でもシェービング、つまりヒゲ剃りは多くの人が体験しているでしょう。シェービングも立派なフェイスケア。でもそのシェービング、肌に負担がかかってませんか？

というわけで今回はYouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『肌に負担のかけないシェービング』というテーマでお話させていただきます！質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。

肌に負担のかけないシェービング

＼まずはこれだけ！シェービングの基本／

Point

（1）どんなアイテム使ってる？負担の少ないのはどれ？
（2）剃り方のポイント

ヒゲの剃り方ひとつで、肌の状態は随分変わります。毎日剃るという人が60％と言われたりしますので、せっかく日々やるのなら、肌に優しい方法を身につけておきましょう。

（1）どんなアイテム使ってる？負担の少ないのはどれ？

みなさんご存知の通り、大きく分けて電気シェーバーとT字カミソリ（安全カミソリ）の2種類があります。電気シェーバーには、往復式、回転式、ロータリー式などがありますね。ではどのアイテムが最も肌に負担のないものなのでしょうか？最後に詳しくお話しますが、実はどのアイテムも一長一短で、どれが絶対良い！ということはありません。ではそれぞれのアイテムの特徴をみていきましょう。

T字カミソリ

一般的なカミソリですね。安全カミソリといったりもします。特徴としては剃りごこちがよくて、深くしっかり剃れます。使ったことのある方はわかると思いますが、電動のカミソリではなかなか出せないくらいの剃り具合になりますよね。どうしても肌に直接刃が当たるので負担にはなりやすい。刃の枚数が多いほど、肌への負担は少なくなります。ですが、最近では2枚刃よりも多枚刃の方が剃刀負けしやすいという話もあります。結果的にそうなってしまうことの原因には、何度も剃ってしまうことが挙げられます。肌に優しい、というイメージから逆に何度も重ねて剃ってしまうことにより、かえって肌を傷つけてしまうというのです。

往復式電気シェーバー

ヘッドの面積が広く、パワーが強いので早く剃ることができます。ヒゲが濃い人や電気シェーバーでしっかり剃りたい人にはオススメの形。

回転式電気シェーバー

ヘッドの刃の形が特徴的で、遊びのある刃が顔の形に合わせて動き、回転してヒゲを剃る。肌にフィットしやすく優しい反面、エラの付近など、角度のつく箇所は剃りづらいと感じる人もいるかも。また、剃り具合も浅め。敏感肌の方やヒゲが薄い人、肌への負担をできるだけ和らげたいという人におすすめ。

ロータリー式電気シェーバー

往復式と回転式をミックスしたような仕組みになっていて、肌に密着しやすくて深剃りしたい人におすすめ。

どのアイテムも一長一短とは？

T字カミソリのところで話したようにアイテムのイメージから重ねて何度も剃ってしまうということがあります。同じことが電気シェーバーにも言えます。みなさんも経験あるかもしれませんが、電気シェーバーで剃る際に「もっと剃りたい」と思って、グッと押し付けてしまうことがあります。すると肌表面を削ってしまって、やはり肌へのダメージとなってしまうのです。特に顎などは弾力性もありませんので、ダイレクトでガリガリいってしまいます。どんなアイテムでも使い方に注意が必要ということですね。

（2）剃り方のポイント

使い方によってどんなアイテムでの肌の負担になり得るという話をした上で、ではどんな剃り方をしたら肌の負担にならないのでしょうか？あんまり細かくいっても取り入れるのは難しいと思いますので、必ず守ってほしいステップは3つです。

（1）シェービング剤を使う

T字カミソリでも電気シェーバーでも共通ですが、肌へのダメージを抑えるためにシェービング剤は必ず使いましょう。カミソリと肌の間に入って、クッションの役割をしてくれる他、ヒゲを柔らかくして、力を込めずに剃れるようにもしてくれます。T字カミソリ用のシェービング剤を電気シェーバーに使ってしまうと、モーターに負担がかかったり、刃の腐食を進めてしまうことになるのでそれぞれ専用のものを使うようにしてください。

（2）ヒゲの生えている方向に剃る

これを意外と知らない方は多いです。毛には生えている方向というのがあり、それに逆らって剃るのと流れに剃るのでは、抵抗力が当然違います。ですので、まずは必ず毛の流れに沿って剃るようにしてください。そのあとでまだ残っている毛があるようなら逆の向きからその部分だけを剃るようにするとキレイに剃れますよ。ちなみに毛の生えている方向と逆の方向から剃ることを「逆剃り」と言います。（覚えなくても大丈夫ですが。）

（3）保湿する

ここもすごく大事！ヒゲを剃った後というのは肌表面の皮膚が削れて無防備な状態。とてもデリケートになっているので、その状態で放置してしまうと…想像できますよね。当然肌荒れしやすくなってしまいます。ですので、きちんと保湿をするようにしてください。必ず！必ずですよ！

脱毛してしまうのもひとつの手

生まれながらにしてヒゲの生えない男性というのは存在しないかと思いますが、どうしても自分のヒゲ姿を見て「あーヒゲ似合わないなぁ」という人は存在します。僕もあまり似合う方ではありません。そういった方は医療脱毛してしまうのもひとつの手かと思います。行った人の話を聞くと「毛穴が目立たなくなる」といった効果もあるそうです。日々のケアも楽になりますし、検討してみても良いかもしれませんよ。