メイクアップニュース
2020.2.22

天野佳代子×吉川康雄さん 40代以上こそ「静脈カラー」でエレガントに女らしく【美的GRAND】 

メイクアップアーティストの吉川康雄さんと美的GRAND編集長天野佳代子さんがスペシャルクロストーク!メイクに迷えるグラン読者に新提案してもらいました。大人の女性を“美映え”させる青みがかった「静脈カラー」とは?女性に勇気と希望を与えるトークを要チェック♪

191107-0305

PROFILE

吉川康雄さん メイクアップアーティスト・元CHICCA クリエイター
1995年に渡米後、艶肌メイクで業界を席巻。N.Y.を拠点に『VOGUE』誌などのカバーやセレブのメークを担当。2019年まで10年間、CHICCAのブランドクリエイターも務めた。取材から撮影、執筆までを自身で手掛ける美容情報サイト『unmixlove』が評判。unmixlove.com

天野佳代子  『美的グラン』編集長
「奇跡の62歳!」と『マツコ会議』で評判になって以来、そのエイジレスな美肌と美貌で注目を浴び続ける本誌編集長。『美的』デスク時代CHICCAを担当、吉川さんとは美容に対する視点を分かち合う仲。著書『何歳からでも美肌になれる!』(小社刊)が大ヒット中。

 

似合うメイクがわからなくなるのが、グラン世代

191107-0245

天野 グラン世代になると、肌色や顔のフォルムが変わってきて若い頃使っていた色が似合わなくなった、時代の変化で今まで好きだった色が使えなくなった、などの声を読者の方から聞きますし、私も同じ思いです。吉川さん、そんな迷える40代以上が絶対キレイに見えて、誰もが似合う色ってあるんでしょうか?

吉川 ありますよ! 僕の提案はズバリ、「静脈カラー」です。

天野 「静脈カラー」?? 動脈、静脈のそれですか??

吉川 まさにそう。誰にでも似合う色って肌にある色を探せばいいから、それはつまり“血色”なんだよね。肌から透けて見える血管や頬などの赤み、唇の粘膜など誰にもあるもの。そこで、大人はどの血色を生かすべきかというと、それが静脈。動脈を表わす明度の高い赤もいいけど、元気すぎてかえってイタく見える。逆に青っぽくくすんだ「静脈カラー」が、大人になると肌や唇に現れる“ くすみ” をうまく生かしてくれるんです。

天野 くすみってつい消したくなっちゃうけれど、生かすのが吉川流ですよね。

吉川 みんなくすみをコンプレックスに思いすぎ! その濁り感は生きてきた軌跡だし、完璧じゃない状態こそすごく魅力的だと僕は思います。くすみを消そうとファンデーションでカバーしたり、濃いリップの色膜で隠したりするから厚塗り感が出て老けて見えてしまう。あえてくすみを消さずに、青みで透明感と赤みの紅潮感を足して色っぽく見せる…それが「静脈カラー」なんです。

避けていた青みピンクこそOver40をキレイにする色!

191107-0270
天野 具体的に言うと、「静脈カラー」ってどんな色なんですか?

吉川 くすみベースに青みと赤みがバランスよく入った、青みピンクですね。

天野 大人になってからはピンクを避けていました。若作りしているようで老けて見えたり、顔色が悪くくすんで見えたり…特に青みピンクは大流行した80年代を忘れられない人に思われないか、とか(笑)。血色づけと言えば、赤系のリップばかりつけていました。

吉川 実はCHICCA時代から大人をキレイに見せる色としてずっと打ち出していた色が青みピンク。つけてみて、ホラ!(と天野さんをメイク)

天野 !! ナチュラルになじむのにエレガントで女らしい。華やかでよそ行き感が出ますね…新しい自分を発見しました!  これだからメイクは楽しい!

 

自分のコンプレックスを生かした人から美人になる(吉川さん)

くすみは神様からの贈り物。消さずに整えて輝かせれば宝物のようなベースカラーに

「私の唇はくすんでいるから」なんてみんな嫌がるけれど、くすみこそ大人のチャームポイントだと僕は思います。だからってすっぴんでいいっていうわけではなくて。くすみを整えてキレイにして、影色として利用してあげる。もとからある色だから絶対似合うし、素肌から美しいように見せることができます。

 

『静脈カラー』をつけると大人に儚げな透明感を与えて、“かよわさ”が出ます

大人になると誰しも芯が強くマインドがたくましくなりますよね。そんななか落ち込んで元気のない日は、動脈カラーの赤やオレンジもいいですが、逆に心が元気なときは、静脈カラーで儚げに見せるのもおすすめ。優しく女らしく見えるので、いつもの強いイメージを変えられるかも!?
191107-0301

 

みんなと同じ色じゃなくていい。本当のあなたが透けている色こそ、リアルに美しい

肌色やくすみは十人十色。広告の口紅がかわいいからって同じようにつけても同じように似合うのは奇跡に近いこと。といって地の唇をコンシーラーでつぶして色膜で覆ったら不自然になってしまう。だから、自分のくすみを透かしてそれに似合うよう指などで程よく色づけるのがいちばんキレイになれる方法。

 

『美的GRAND』2020冬号掲載
撮影/菊地泰久(vale. /人物) 構成/中尾のぞみ

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter Pocket

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事