メイクアップニュース
2023.6.1

【新連載】「彩凪翔さんのリアル愛用コスメは『M・A・Cの所持率が高いです』」【宝塚歌劇OGセルフメイク】

宝塚歌劇で美を培い、退団されてなお美しさを更新し続けている元タカラジェンヌの方々。実際に愛用しているコスメを使った、セルフメイクのテクニックに迫ります。今回は元雪組男役の彩凪翔さんが登場!

彩凪翔さんがいつも使っているコスメを全部見せ!

タカラジェンヌの頃はもちろん、宝塚歌劇団を退団してからも輝きを放ち続けている宝塚歌劇OGの方に、美を彩るあれこれについて教えてもらう連載企画が始まりました!
いつもキレイなあの方が、どんなコスメを使ってどんなメイクをしているのか。ファンだったら知りたいし、できたらマネしてみたいですよね。
そこで、1回目は実際に愛用しているコスメのフルラインアップ、2回目はそのコスメを使ってのセルフメイクテクニックを紹介していただきます。
連載のトップバッターは、元雪組男役の彩凪翔(あやなぎ・しょう)さん。キリッと美形な彩凪さんが愛用するコスメとは?

「普段メイクと舞台メイクで兼用しているものもあるんです」

彩凪さんにとって、メイクとはどんなものか聞いてみました。
「メイクは気持ちを表すもののひとつだと思っています。休日のお出かけ前のメイクはワクワク感が高まり、お稽古前や舞台メイクの場合は『よし、頑張るぞ』とスイッチが入る。特にその時の気持ちが反映されると思うものは、。笑いながらメイクをするとタレ眉になり、『今日の眉はキリッとしすぎたな』と見える場合は気合いを込めすぎた時ですね」
もちろん普段のメイクと舞台メイクの手法はまったく違うけれど、兼用するコスメもあるそうです。
「現役時代、公演のポスター撮りの時はプロのヘア&メイクアップアーティストとして活躍されているOGCHIHARUさんがメイクをしてくださるんです。その時に使ったMACのコスメをくださることがあり、それが普段のメイクでも大活躍。カウンターに行くとカラーバリエーションが豊富で、ちょうどいい絶妙カラーがありますし、発色がいいのもうれしいです」と彩凪さん。
それでは、彩凪さんのコメント付きで愛用コスメを見せていただきましょう!

【ベース】

1.デルファーマ デイプロテクション + [SPF25 PA++]

「肌色タイプの日焼け止めクリームなので、白浮きせずなじみがいいんです。塗った後にサラッとしているのも好き。よれるのが気になるから、ファンデーションはあまり使わずこれに頼ってます」

2.カネボウ化粧品 ミラノコレクション フェースアップパウダー2022

「毎年デザインが変わるミラノコレクション。粉の粒子が細かくて、肌に軽やかに密着する感じ。この大きいタイプはパフが入るので、公演のときも舞台袖に置いてお直しするのに使っていました」

3.クリニーク エアブラシ コンシーラー ウルトラ ライト(生産終了)

「上級生に勧められて購入しましたが、ナチュラルにカバーしてくれるから、いかにもな“塗った”感がないんです。ブラシタイプで、細かなところにも使いやすい」

【目元】

1.&be クリームアイシャドウ ニュートラルブラウン(生産終了)

「薄づきのクリームアイシャドウは、ツヤ感がとても上品。かなり使い込んでいます(笑)」

2.M・A・C コール パワー アイ ペンシル フィーライン

「程よい硬さで描きやすいです。にじみにくいのもうれしい!」

3.M・A・C #228ミニ シェーダー ブラシ(生産終了)

「右のアイシャドウを塗るのに使っています。小さくて平たいので、目のキワなど細かいところも塗りやすいです」

4.M・A・C スモール アイシャドウ テンプティング

「強すぎないけれど、ちゃんとわかるパール感。絶妙なベージュカラーがお気に入りです」

 5.パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ クーリング スティック 003(生産終了)

「クリーミーなクレヨンタイプのアイシャドウです。ちょっと煌めきを足したいときに」

6.シピシピ シークレットキワミライナー R ライトブラウン

「筆がめっちゃ細くて、色もほんのりつく程度。影を仕込むのにちょうどいいんです」

【まつげ】

1.イミュ アイプチ ビューティ フィットカーラー

「おすすめされたので使ってみたら、とてもよかった! プチプラなのもポイント高いです」

2.ランコム グランディオーズ ウォータープルーフ

「マスカラは今、情報を集めていろいろ試している時期。舞台メイクでも使うことが多いので、汗で落ちないようにウォータープルーフは絶対」

3.パナソニック アミューレ まつげカーラー EH2380P

「以前はここぞというときに使っていたのですが、今は普段使いに。1回使うと『こんなに上がるんや!』とびっくりしますよ」

【眉】

1.M・A・C ブロウ デュオ ブルネット(生産終了)

「髪色に合わせ、2色を混ぜて使っています。色が調節できて便利です」

2.M・A・C ヴェラックス ブロウ ライナー ディープブルネット

「描きやすいのもありますが、スクリューブラシも使えるので愛用しています」

3.セザンヌ 超細芯アイブロウ オリーブブラウン

「すごく細いから、毛11本を描くように使っています」

【チーク&ハイライト】

1.ボビイ ブラウン ブロンザー ブラシ

「たっぷりの毛量のブラシはチーク用に。ふわっとつけることができます」

2.M・A・C パウダー ブラッシュ メルバ

「マットな質感のパウダーチーク。これ1色だと結構カジュアルな仕上がりです」

3.パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 001

「細かなパールで艶がキレイ。チーク&ハイライトとして活用しています。右下のブラウンの出番がないのですが、アイシャドウとして使えるそうなので今度取り入れたい!」

4.M・A・C #159S デュオ ファイバー ブラッシュ ブラシ

「サッサッと軽くつけるのにぴったりな形。これでハイライトを入れています」

【リップ】

1.&be クレヨンリップ ナッツブラウン

「パーソナルカラーがウィンターなので、リップはオレンジに寄りすぎない色が合う気がします。このクレヨンタイプはベタつかず、さりげない発色です」

2.M・A・C リップガラス アマンダ ザ スターズ(生産終了)

「唇が艶めいて、ぷるんと見えます。シアーだから、ナチュラルに見せたいときはこれだけ」

次回は、これらのアイテムを使ったセルフメイクテクを詳しく教えていただきます。お楽しみに!

俳優
彩凪 翔

あやなぎ・しょう/6月2日生まれ、大阪府出身。2006年宝塚歌劇団に入団。宙組大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』で初舞台を踏み、その後、男役として雪組に配属。2011年『仮面の男』、2012年『ドン・カルロス』と2度の新人公演主演を経験。2013年バウホール公演『春雷』で単独初主演を果たす。2021年4月『fff-フォルティッシッシモ- 〜歓喜に歌え!〜/シルクロード〜盗賊と宝石〜』にて宝塚歌劇団を卒業。退団後は舞台やコンサートなど、精力的に活動。舞台『HELI-X~〜スパイラル・ラビリンス〜』、時代劇『PRINCESS TOYOTOMI』への出演が決まっている。プライベートを紹介するInstagram@sho_ayanagi_official も人気。

ブラウス¥30,800(フィルム〈ダブルスタンダードクロージング〉) 03-5413-4141
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撮影/風香 ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリング/滝沢真奈 構成・文/淡路裕子

※こちらで紹介したアイテムは本人私物です。ブランドへのお問い合わせはお控えください。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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