【診断シート付】あなたは何タイプ? 似合う“盛りパーツ”はここ!|自分の顔を分析して“盛りどころ”を知ろう
SNSで話題の“盛り耐性”って、知っていますか?要は“盛るポイント”を顔タイプ別に押さえること。今回はトレンドと理論を駆使して、大人も取り入れやすい自分の魅力を最大限に引き出すルールを美のプロのお二人が教えてくれました!自分は何タイプなのか診断シートでチェックしてみてくださいね~♪
自分の顔を分析して、“盛りどころ”がわかるようになろう!
今、メイクで“盛り耐性”がある人とない人がいると話題になっていますが、実際はいかがですか?
小松さん(以下、小松):盛る=目と捕らわれがち。が、顔によって盛れるパーツが変わってくるだけなので、実際には皆、耐性ありなんです。
岡田さん(以下、岡田):ぜひ活用してほしいのが『顔タイプ診断』。各人の顔が持つ雰囲気を分析し、自分に似合う服やメイクが知れるので、盛りどころもわかります。
小松:主に4タイプですよね。
岡田:はい。プロがmm単位で計測する場合は8タイプで提案しますが、メイクを楽しむのが目的なら4タイプで。まず顔の長さや凹凸を見て、子供タイプか大人タイプかを分けます。さらに、目や頬などのパーツに丸み(曲線)があるかないかで、4タイプに絞り込む方法です。
大人曲線タイプ
子供直線タイプ
小松:面白い!メイクはどんな理論になっているのですか?
岡田:メイクは“使う色・質感、描く形・位置”の4つで形成されていると考え、この4つで自分が似合うものを知ることが重要なんです。
色や質感は顔のイメージ、位置やどう形を描くかはパーツのフォルムに合わせると、“似合う!”になるんですね
小松:色って、パーソナルカラーは関係ないのですか?
岡田:肌色をキレイに見せるのはパーソナルですが、さらに似合う幅を広げてくれるのが顔タイプ。例えば、子供タイプはクリア、大人タイプは深みのある色や質感が似合います。その理論を考慮してコスメを選ぶと、似合うものがグッと増えるんです。ちなみに、色・質感・形・位置の半分を合うものにしていれば、ほかは冒険しても失敗することなく、イイ感じにハマりますよ。
小松:わかります。メイクで遊びたい♪ というときは、守備を固めてから飛び出せば、振り幅が広がって攻めも強くなる。トレンドでも塗り方などで、“似合う”に導くことができますよね。
岡田:まさに、それです。守りを大切にしつつ、もっと楽しんでほしいです♪
子供タイプはピュア感、大人タイプはきちんと感を出すと魅力が倍増します
診断シートはこちら!
チェック時は表情を作らず真顔で。前髪は上げて、顔全体が見えるように。自撮りする場合は真正面、真横から撮るのがベター。
Q1 顔の形は?
A 丸顔 or 横長のベース形
B 卵形 or 面長or 縦長のベース形
Q2 あごの長さは?
A 短め
B 長め
Q3 鼻の高さは?(目の間の高さを確認)
A 低い
B 高い
Q4 目の位置間隔は?
A 離れ気味
B 寄り気味
Q5 横から見た顔全体の立体感は?
A 平面的
B 立体的
Q6 顔全体の骨感は?
C 骨を感じない(もしくは丸顔か卵形)
D 骨を感じる(もしくは顔形が逆3角形かベース形)
Q7 頬の肉感は?
C 頬がふんわり丸い
D 頬に丸みがあまりない
Q8 目の形状は?
C 目が丸く、縦幅がある
D 目が切れ長である
Q9 まぶたは?
C 二重幅が広い
D 一重or二重幅が広くない
Q10 鼻の形状は?
C 小鼻に丸みがある
D 鼻筋が通っている
Q11 唇の厚みは?
C 厚め
D 薄め
AとDが多い人
⇒爽やかで親しみやすい
フレッシュタイプ
そよ風が吹いたような“爽やかさ”を放つオーラのもち主。顔は子供×直線と曲線のどちらの要素もあるミックス。パーツは小さめ〜普通。濃い色や陰影を入れると、もち味の清潔感が損なわれてしまうので、軽やかな色やメイクと好相性。盛れるのは、圧倒的にチーク!カラーものが大得意で、アイライナー、マスカラ、アイブロウなど、しゃれ感を出すアイテムがとにかくハマるのが特徴です。
AとCが多い人
⇒かわいくて柔らかそうな
キュートタイプ
ドーリーで柔らかく、“愛らしさたっぷり”の雰囲気が魅力。顔は子供×曲線で、パーツは全体的に丸く、大きさは小さめ〜普通。THE女のコ!という雰囲気を作ると良さを発揮するので、ピンクなどの甘いカラーや、明るくクリアな発色のもの、キラキラしたラメもベストマッチ。盛れるパーツは曲線を生かすまつげと涙袋。チークやリップで、ぷるっとしたツヤを与えるメイクも盛れます。
BとDが多い人
⇒知的でスタイリッシュな
クールタイプ
知的でハンサム、“凜とした佇い”が魅力なタイプ。顔は大人×シュッとした直線的要素が多め。パーツのサイズは大きめ〜普通。深みのある色や、陰影を出すグラデーションがマッチ。盛れるのは、深色のアイライナーやリップ。一目置かれるようなオーラを放ちます。柔らかく見せたいときは、ジュワッと溶け込むチークやパールなどで肌にツヤを与えると、曲線が加わってマイルドに。
BとCが多い人
⇒華やかで色っぽい
フェミニンタイプ
しなやか&色っぽく、“華やかで優美”な空気をまとうのがこのタイプ。顔は大人×曲線で、すべてに丸みがあり、パーツのサイズは大きめ〜普通。深みのあるピンクや赤み色がよく映え、グラデやパールなど派手なものもガッツリ受け入れられるのが特徴。ですが、目・唇・頬と盛り耐性が強い分、派手になりすぎて老け見えすることも…。1〜2点盛りでバランスをとるとグッとあか抜けます。
日本顔タイプ診断協会 代表理事
岡田実子さん
イメージコンサルタント。顔タイプを分析して似合う服やメイクを提案する“顔タイプ診断”の生みの親。著書も多数。インスタグラム(@jitsuko.ok)も人気。
『美的』2023年3月号掲載
撮影/樗木 新(will creative/人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/小松胡桃(ROI) スタイリスト/橘内 茜 イラスト/RYUKO 構成/むらなかさちこ、長島理子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ROI所属。流行に敏感で、最旬のトレンドを押さえたメイクが得意。パーツを最大限に輝かせる、盛りテクニックはピカイチ。今回は美的クラブのメイクも担当。