メイクアップニュース
2022.2.1

「ピンク」を大人っぽく知的、かつヘルシーに使うコツ、教えて!【美的ピンクメイクの真髄】

色っぽ、凜、カジュアル、アンニュイ、リラックス。どんな気分やシーンでも、「美的な私」でいられるメイクルールと実践テクニックを、ALLピンク新色でお届け!この春の進化したピンク、大人こそ絶対に取り入れて!ーーそんな気持ちでお送りします。詳しいお話をヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんに伺いました。

“美的ピンクメイク”の真髄!ピンクを大人っぽく知的、かつヘルシーに使うコツ、教えて!

「大人こそ“メイクはしっかり&肌は抜け抜け”に。このバランス感が今季のピンクメイクを制します」

「この仕事を何年続けていても、ピンクを見るたび使う度、テンションやポジティブなムードが高まります。世の中が暗くなりがちな今こそ、『美的』読者さんにはメイクにピンクを上手に取り入れていただき、周囲をハッピーオーラで包み込んでほしいと思います。過去に失敗した経験からピンクを避けがちな人も、にじみにくい&くすみにくい&浮きにくくなった最新のピンクなら、きっと大丈夫。

使いやすくなったからこそ1か所だけよりも、複数のパーツに散らばせて取り入れた方が大人っぽくヘルシーにまとまるのも、今季のピンクの特徴です。そして、実はべースメイクとのバランスも重要。ピンクがもつ温かくて幸せな波動を信じてあえて肌を薄く作ると、ピンクメイクがより映えるようになりますよ!」

イタくない、ダサくない、子供っぽくならない!「美的ピンクメイク」に落とし込む3大ルールをチェック!

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【ルール1】春新色を買う

一言に“ピンク”といっても、トレンドは毎年変わるし、ピンクコスメの色や質感、輝き、発色、もちの良さ…etc.も日々進化しています。そして、ヘア&メイクさんでさえ多くの人が「新色を使った方が、旬の顔を作ることは簡単」と断言。大人っぽくて知的ヘルシーな“美的ピンクメイク”を手堅く成功させたい人は特に、’22春新色のピンクコスメをチェックすべき。

【ルール2】ピンポイントで効かせない

これまでのピンクメイクが1点集中で効かせることが多かったのは事実。けれども今は、トレンドの面からも大人っぽく上品に使いこなすためにも、複数のピンクコスメを使って“調和させる”ことがポイントに。例えヴィヴィッドピンクでも、よりパワフルな赤とコーディネートするのも今はあり! 保守的になってピンクを控えめに使うと逆に古くさくなるので、注意して。

【ルール3】べースメイクをきちんと作り込みすぎない

「肌には適度な湿度感があった方が、ピンクメイクは知的ヘルシーに。古くさくなるので、肌を粉っぽく作り込みすぎるのは避けて」(岡田さん)。

メイクの肌はすべて、メイク下地→ハイライトでツヤを足してからピンクメイクをし、最後に気になった部分をファンデーションやコンシーラーでカバーしたのみ。肌がヌーディでも疲れて見えず、フレッシュ感がアップします!

ここも押さえると、もっとあか抜け!

Point

トップスは甘さ控えめがべター
トップスまで甘いテイストにすると、トゥーマッチになりがち。フェミニンな要素をファッションにも取り入れるなら、ぜひボトムに!

Point

ネイルカラーはくすみ色や寒色で外す
たかが指先、されど指先。辛口なテイストのカラーをネイルに使うとピンクの甘さが適度にオフされ、大人っぽく。くすんでいればパステルカラーもOK!

Point

眉は茶色、まつげは黒の思い込みを捨てる
ピンクメイクによっては眉やまつげで引き締めすぎると、ケバい印象になることも。眉も含めて今は色の幅が増えたので、これを機にトライしてみるのもあり。

ヘア&メイクアップアーティスト

岡田知子さん

『美的』2022年3月号掲載
撮影/三瓶康友(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリスト/小川未久(人物) 構成/北川真澄

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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