面倒なブロー。もっと手軽＆キレイに仕上がる方法【髪のプロが指南！ヘアのお悩み一問一答vol.14】

Q.ブローするのが面倒。もっと手軽にまとまる髪にしたい！

両手にドライヤーとブラシを持ち、髪を小分けにして順番に髪全体をブローするとなると、かなり労力を要するもの。また、人によっては髪にクセがあったり、片側だけブローがやりにくかったりという悩みがあって、一筋縄ではいかないことも。毎日のことだからこそ、もっと手軽にキレイに仕上げるコツを、髪のプロに聞きました。

A.ヘアアイロンを使うと手軽にキレイにできますよ！

「自分でドライヤーとブラシを使って髪全体をブローするのは、難しいですよね。それなら、ストレートアイロンやカールアイロン、ブラシアイロンといったヘアアイロンを使うと便利ですよ。髪全体にヘアアイロンをすると時間がかかるので、髪の表面だけ当てるのがポイントです」（ヘアサロンtricca代表・毛利俊英さん）

ヘアアイロンのタイプ別お手軽ブローテクHow to

ストレートアイロンでブローするには…

①温度はできるだけ低温で！
220a2220 「ストレートアイロンでブローをする場合は、髪表面をゆっくりと滑らせたいので、髪が痛まないようになるべく低温で。理想は60°。温度が低いほうが髪のタンパク変性が起こりにくく、ダメージを防げます」（毛利さん）
※写真で使用しているストレートアイロンは毛利さんの私物です。

②髪の表面をゆっくりと滑らせる
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「髪の表面の毛束をストレートアイロンに挟み、根元から毛先にゆっくりと滑らせていく。ストレートアイロンは、ホールド力が高く、挟む面が大きめなタイプの方が、キレイなストレートに仕上がります」（毛利さん）
※写真で使用しているストレートアイロンは毛利さんの私物です。

使うなら…
約18秒で立ちがり、ヘアサロンの艶ストレートを美しく再現できるストレートアイロン。温度は60°〜210°まで、5°刻みの細やかな温度調節が可能。静電気軽減プロテクトイオンを放出しながら、艶をアップ。テスコム　Nobby by TESCOM プロフェッショナルプロテクトイオンヘアーアイロン NIS3001 ￥10,978(編集部調べ）

カールアイロンでブローするには…

220a2263 「カールアイロンでブローすると、髪の中間から毛先にゆるやかなカールがついて、自然な内巻きになります。この場合も、ストレートアイロンと同様に髪の表面をゆっくりと滑らせたいので、低温で使って。カールアイロンの滑りが悪いと変な跡がついてしまうので、するすると動く程度に挟む力を加減して使って」（毛利さん）

※写真で使用しているカールアイロンは毛利さんの私物です。

使うなら…
60°〜210°まで、5°単位で設定可能。マイナスイオンと遠赤外線でキューティクルの損傷を防ぐ。温度がデジタル表示でわかりやすいのもうれしい。コードはねじれにくい360°回転。
三木電器産業 Onedam デジタル・カールアイロン ACI-260 ￥7,150

ブラシアイロンでブローするには…

220a2334 「ブラシタイプは髪をとかすように使うだけ。ぶきっちょさんにおすすめです。ドライヤー機能も付いている製品が多いので、温度は製品の一番低い設定でOK。裏側から手のひらを添えると、まっすぐな形を作りやすいですよ」（毛利さん）
※写真で使用しているブラシアイロンは毛利さんの私物です。

使うなら…
ドライヤー、ストレートアイロン、カールブラシアイロンがひとつになったブラシアイロン。マイナスイオンを含んだ水分子がキューティクルの隙間から内部に浸透してうるツヤ髪に。ブラシはイオン加工が施されているから静電気が起きにくい。ディーアイスタイラー 3-in-1 プロフェッショナルブラッシュアイロンドライヤー￥16,800